こうなりゃ、暑さと、人間と、どちらが勝つか・・・
という勝負事みたいになってきましたね~。
ヘタしたら、死にますぜ・・・こりゃ・・・。
週末に、「グリム童話の世界」 高橋義人 著
という本を読みました。
グリム童話が子供の頃から好きで、
どういうものかなあ・・・と思って読んだのですが、
その中に、グリム童話というのは、
当時の農民たちの農耕リズムに合わせた集団意識なのだ、
という箇所があり、へー・・・そうなんだ・・・?と
思いました。
なんでも、昔は、って今もでしょうが、
長く厳しい冬を追い払い、
作物の実る、夏を待ち望んでいたということで、
これを、
「冬追い、夏招き」と言い、
行事がたくさん残っているそうです。
その農耕リズム、
冬に作物が死に絶え、
夏にまた作物が生まれる、
死と再生のリズムがこの童話の源流にはあるそうです。
この童話のリズムは、
たとえば、シンデレラなら、
最初は裕福で幸せな生活があり(生)、
それが母親が死んで、下女へ降格となり(死)、
更にまた、王子様との結婚という事になり(生)・・・
とこの死と再生のリズムで成り立っているのだそうです。
なるほど~・・・
なーんて思いました。
こうしてみると、四季のある日本とあまり変わらないですね。
自然と私たちもこのリズムの中で生きているので、
こうした童話も受け入れやすいのでしょうね。
ただ、私は、もう少し、個々のお話についての言及が
ほしかったかなあ~なんても思いましたが・・・。
まあ、お話の受け止め方は人それぞれなんでしょうね。
やっぱり童話は面白いです。
☆それでは今日もよい一日を。
あ、だから、夏もいいもんですね~・・・と言いたかったのですが・・・。
でも暑い・・・。