今朝、レイキをかけ終え、散歩していたら、
私と夫は「卒業」したのだと思いました。
夫とは本当に気が合って、とても楽しく過ごさせても貰ったのですが、
別れる、二、三年前からはどうして波動が合わなくなり、
気持ちがどんどん離れていってしまいました。
かと言って、何か夫に非があるわけでもなく、
ただ気が合わなくなり、話が通じなくなったという
だけのことでは、こちらが理解をしたり、
合わせてあげなくてはならないと思っていました。
けれど、一年半前のあの夏の日。
私はこの人と一緒にいても、これから楽しい事など何一つも起こらない。
つまらない。
これが私の望んでいた幸せなのか・・・!?
これでいいのか?これで私の人生は終わるのか・・・?
などと心の奥底からそんな思いが沸き起こってきて、
離婚したい、と思ってしまいました。
それは単なるその時の一瞬の思いでしたが、
その後、田舎へ帰り、
あの方と出会い、
「私にも、こんな人ともう一度、人生をやり直すことだって、出来るのではないか?」
とふっと思い、別れる決意をしました。
(別にこの人と一緒になれる、と思った訳ではないのです。
けれど、もう衝動としかいいようがない熱いものが私の胸を貫いて、
そうしようと決意したのです)
よく考えると、夫とは、話しも合っていたし、
学生時代から一緒なので、共通の話題や友達との
関係もあり、それはもうなじんだ毛布みたいなものですが、
それでも、手放さなければならない時がきたのだと思います。
それは、どちらかが悪いということではなく、
「卒業」ということだったんだ、と思いました。
そうして、この言葉が、自分たちにはぴったりな言葉だと感じました。
別れるのが寂しいし、悲しいし、辛いのですが、
(なので感極まって、また散歩中にも泣いてしまいました)
それでも、前を向いて、それぞれの道を歩いていかなければならないのでしょうね。
そう思いました。
そして、それを旅立つ前に、元夫にも話そうと思いました。
夫はおそらく、私に捨てられたと思っているのだと思います。
なので、生きる気力を失っているのでしょう。
すべてを私に丸投げしてきた夫だったので、
梯子を外された気持ちで、どうしていいのか分からないのだと思います。
けれど、それでは駄目です。
彼の人生はこれからも続くのです。
そうして、私だけではなく、
他にも自分に合う人がいるんだ、
ということに気が付いてい欲しいのです。
これまで、ずっと、29年間、私がお世話をしてきたので、
それが当たり前になり、自分の足で歩いてこなかった夫ですが、
これからは自分の足で歩き、自分に合うパートナーを見つけて、
幸せにならなければなりません。
それが彼の生きる意味です。
彼には彼の合う人が必ずいるのです。それを探してほしいと思います。
なので、離婚は、私達の卒業式だったんだと思いました。
卒業式の日は、さみしいし、別れが辛いけれど、
でも、新しい道が待っており、新しい出会いもあり、
そこでも、今までのように、
幸せになることが出来るんだと思います。
なので、最後に笑って分かれられるように、
田舎へ帰る前に、夫とはきちんと話をしようと思いました。
エールを贈ってきます。
私達の旅立ちですもの。
ぐちゃぐちゃに泣いてはダメですね。
泣きそうだけど・・・。
私が夫のことを好きなのは、
今でも変わりません。
本当に二人で、困難な道を歩んできました。
彼にも無理をさせてしまいました。
私達はそういう意味では、
お互い、「同志」だったのだと思います。
これで終わりではないのだと、
死ぬまで二人は「同志」なのだと、
だから、困ったときには、いつでも助け合おうと
言う事を伝えたいと思います。
あ~あ・・・長かった離婚劇は、ようやく終わりを迎えようとしています。
これからは私も泣かずに、笑って人生を歩んでいきたいと思います。
あの人は私の大好きな人ですもの。
その人がしょぼくれていたら、嫌なのです。
そして、あの人の思いも胸に、これからも生き続けたいと思います。
☆それでは今日もよい一日を。