この事件の真相。
「養う」と言う事がキーワードなんだ。
養う、養われる、と言う歪な関係がそこにはあるんだ。
そしてこれは、どんな家庭にも起こりうる危険な思想。
養っている人が偉い、
この場合は大抵、男性側、
父親側。
その父親が、家庭の中で、妻や子供に、暴力を振るった事が原因なんだ。
おそらくこの勇一郎被告の父親だろう。
実際に暴力を振るったのか、それとも言葉による物なのか、無言の圧力なのか、それは分からない。
でも、ほぼ全部ではないか。
そこで無力な母親は言うなりにしかならない。
暴力を振るわれたのは、母親か、息子の方か、あるいは両方なのか…?
それもわからない。
けれど、よくありがちなこの母と息子は、非常に密着して育っている。
典型的なよく聞く家庭の話だ。
一昔前にはよくあった家庭の話。
それが、まるで亡霊の様に蘇ったと言う事か。
養う、養われる…。
この、一点だけが、家庭の中で父親の地位を上げる物だとしたら、なんて哀れな事なんだろう。
実はこの養われると言う問題。
私の家庭にも出てきた問題だった。
最後の方では、元夫はお金の事ばかり言うようになり、私を圧迫していった。
私の考えや夢など認めようとはしなかった。
だから、私は家を出たのだ。
色々な事があったけれど、一番許せなかったのは、お金の事で私を責めた事。
苦しめた事だ。
お前は働いていない、
それだけで私の価値を決めつけ、弾劾した。責められた。
だから、もう家を出たのだ。
そして、自分で生きようと思ったのだ。
子供も大人だし、私も解放されたいと思ったのだ。
身勝手な元夫の言い分に。
男たちよ。
誰が養うとか、養われるとか、そんなみみっちい事を言うんじゃないよ!
あなた方は養って当然なんだ。
私たちは養われて当然なんだ。
それが家庭という物なんだ。
それで回っているんだよ。
それが分からずにどうする。
女は家庭で、あなた方の子を生み、育てているんだよ。
それをあなた方が守らずにどうする。
金を稼いで、女房、子供を養うのが、
あなた方の務めだ。
それに文句を言うのは間違っている。
当たり前の義務を果たせよ。
それが男の役割だろ。
四の五の言わずに、とっとと働いてこーい!
と思った。
もっと言いたい事はあるけれど、この事件の真相が分かってホッとした。
分かれば対処の、仕方もあるというものだもの。
☆それでは今日も良い一日を。
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