ミロコマチコ展に行って来れた。
地元に住んでいて、実は毎日、彼女の家の前を通って仕事に行くのに、肝心の絵を見た事がなかった。
もちろん、絵本になっているのは見た事があるが、実際に生の絵を見た事がなかった。
この春、鹿児島で展覧会をやっていたが、見に行けず、チャンスがないかと思われたが、地元で開催すると言うことで、しかも無料と言うので、ぜひに見に行かねば…と思いつつ、
本日、やっと見に行けた。
六体のオブジェで構成され、一つ一つに物語があった。
東北のお年寄りから聞いた話をモチーフに、その裏話として、その出来事に遭遇した動物達の視点からも描くというもの。
物の見方は、立場が違うと、全く異なる物語になるという、どこか超越した視点からのアプローチだった。
面白いなぁ〜…、透徹してるなぁ〜と思った。
実は、私、この方に会った事があるのです。
たまたま、知人に連れられて、突撃訪問してしまったのです。
迷惑ですよね…。
反省…。
でも、突然家に来た、見知らぬ訪問者にも快くアトリエに上げて、話をしてくださいました。
その時に感じた印象が、やはり、厳しい中にも、物事の本質を見抜くような鋭い目をしているなぁ…というもの。
ただものではない雰囲気がありました。
単なる美人とか賢いとかいう事ではなく、どこか勘が冴える、第六感で生きているような、そんな感じがしていました。
だからこそ、あんな作品が作れるのでしょうね。
その迫力に圧倒されました。
いやあ〜、やはりいいですよね。
本物に出会うと、と思いました。
なかなかこちらでは、芸術作品に触れるという事がなかったので、とてもいい刺激を受けました。
自分も気を抜いたらいかんなぁ〜と思いました。
手を抜いたらあかん!
自分の全身全霊をかけて物語を作らねば、自分の実力以上の力を発揮して、取り掛からねば…と改めて思いました。
ありがとう。
ミロコさん。
私も後に続きます。
☆それでは今日も良い一日を。
感謝します。
すべては上手くいっている。