こんにちは
今週末はサイパン特集をしたいと思います。
こちらの記事は以前の僕のホームページ(GOOブログではありません。)
の日記から写したものです。
「衣料産業のからくり」
日本人のイメージだとサイパンの産業は観光業と答える方がほとんどだと思います。
実際サイパンに占める観光業の割合は多いです。しかし、サイパンにはもう1つの大きな産業があります。
それは衣料産業です。といっても、14年ぐらい前の話なので今は改善されているかもしれませんが今回はこの衣料産業の実態についてお話ししたいと思います。
私がサイパンへ渡った当時、サイパンではTシャツなのど衣料産業が躍進していました。
その主な理由として中国や、その他のアジアの国々からの沢山の出稼ぎ労働者の受け入れ。
(当時、衣料産業には最低賃金以下の給料の支払いが法律で許されていました。)
そんな理由もあり、安い労働力で沢山の品物をつくり、それをアメリカ本土や日本などに輸出していました。
さらに、ここに1つのカラクリがあります。
なんと、サイパンで品物を作っているのにもかかわらず、Tシャツなどのタグには メイド イン USA の文字が刻まれているということです。
しかし、これはサイパンのおかれている立場上、まちがった表示の仕方ではなかったのです。
なぜなら、サイパンはアメリカの管理下にあるということ。
実際サイパン原住民のパスポートはアメリカのパスポートです。(アメリカの市民権があるということです。)
ただし、ここで複雑なのがサイパンは独自に北マリアナ連邦という組織に属していることです。
んーーーここで説明するのがややこしいですが、簡単にいうとアメリカの市民権はさしあげますよ。
そのサイパンという場所はアメリカの自治領なんですよ。これはみとめてくださいね。
そのかわり、労働契約(最低賃金や、労働時間など)の取り決めはサイパン政府で独自に法律つくっていいですよ。 みたいな感じです。
そんなわけで、実際アメリカの自治領でありながらアメリカの法律が適用しない(全部が適用しないわけじゃないです。一部の両国との話し合いできまったこと。)何とも変わった所なのです。
まーこんな流れもあり、サイパン政府は安い労働力を確保する為、沢山の労働者を受け入れ続けました。
そうして現地の住民が3万人ぐらいに対し、外国人出稼ぎ労働者の数がなんと5万人ぐらいにまで膨れ上がったのです。
この結果、現地の人の失業率が12%以上を超えてしまい。いろいろな問題も数多くでてくるようになりました。
私が、日本へ帰国する2年前には、アメリカ政府から、外国人労働者に対する、労働条件の改善や、入国制限(外国人労働者の数の削減)を求める、圧力がかかっていたらしく、法律が見直されてきていました。
さらには、アメリカ本土の衣料産業からもサイパンの工場で作った衣料のタグ(メイド イン USA)の撤廃を求める圧力もあったみたいです。(これは友人から聞いた話なので確かではありません。)
今は、メイド イン サイパンになってるかも??
サイパン旅行に行かれた方教えてくださいね。
といったところで、今日はこの辺で さようなら!!
次回はサイパン特集④です。
おたのしみに!
ネット友達の皆様、また以前に僕のホームページを訪れた方、内容が同じですが総集編ということでお付き合いくださいませ。
本年度(4月1日からの累計)
ジョギング 累計走行距離 133.7キロ
自転車 累計走行距離 1548.0キロ
カラオケ屋に行った累計回数 27回(約64時間)
ダム友、うたスキで僕の歌ったカラオケを公開しています。
聞きたい方はこちらからどうぞ↓
(試聴には無料登録が必要です。)
うたスキ動画(サイパンダ)
ダム友
今週末はサイパン特集をしたいと思います。
こちらの記事は以前の僕のホームページ(GOOブログではありません。)
の日記から写したものです。
「衣料産業のからくり」
日本人のイメージだとサイパンの産業は観光業と答える方がほとんどだと思います。
実際サイパンに占める観光業の割合は多いです。しかし、サイパンにはもう1つの大きな産業があります。
それは衣料産業です。といっても、14年ぐらい前の話なので今は改善されているかもしれませんが今回はこの衣料産業の実態についてお話ししたいと思います。
私がサイパンへ渡った当時、サイパンではTシャツなのど衣料産業が躍進していました。
その主な理由として中国や、その他のアジアの国々からの沢山の出稼ぎ労働者の受け入れ。
(当時、衣料産業には最低賃金以下の給料の支払いが法律で許されていました。)
そんな理由もあり、安い労働力で沢山の品物をつくり、それをアメリカ本土や日本などに輸出していました。
さらに、ここに1つのカラクリがあります。
なんと、サイパンで品物を作っているのにもかかわらず、Tシャツなどのタグには メイド イン USA の文字が刻まれているということです。
しかし、これはサイパンのおかれている立場上、まちがった表示の仕方ではなかったのです。
なぜなら、サイパンはアメリカの管理下にあるということ。
実際サイパン原住民のパスポートはアメリカのパスポートです。(アメリカの市民権があるということです。)
ただし、ここで複雑なのがサイパンは独自に北マリアナ連邦という組織に属していることです。
んーーーここで説明するのがややこしいですが、簡単にいうとアメリカの市民権はさしあげますよ。
そのサイパンという場所はアメリカの自治領なんですよ。これはみとめてくださいね。
そのかわり、労働契約(最低賃金や、労働時間など)の取り決めはサイパン政府で独自に法律つくっていいですよ。 みたいな感じです。
そんなわけで、実際アメリカの自治領でありながらアメリカの法律が適用しない(全部が適用しないわけじゃないです。一部の両国との話し合いできまったこと。)何とも変わった所なのです。
まーこんな流れもあり、サイパン政府は安い労働力を確保する為、沢山の労働者を受け入れ続けました。
そうして現地の住民が3万人ぐらいに対し、外国人出稼ぎ労働者の数がなんと5万人ぐらいにまで膨れ上がったのです。
この結果、現地の人の失業率が12%以上を超えてしまい。いろいろな問題も数多くでてくるようになりました。
私が、日本へ帰国する2年前には、アメリカ政府から、外国人労働者に対する、労働条件の改善や、入国制限(外国人労働者の数の削減)を求める、圧力がかかっていたらしく、法律が見直されてきていました。
さらには、アメリカ本土の衣料産業からもサイパンの工場で作った衣料のタグ(メイド イン USA)の撤廃を求める圧力もあったみたいです。(これは友人から聞いた話なので確かではありません。)
今は、メイド イン サイパンになってるかも??
サイパン旅行に行かれた方教えてくださいね。
といったところで、今日はこの辺で さようなら!!
次回はサイパン特集④です。
おたのしみに!
ネット友達の皆様、また以前に僕のホームページを訪れた方、内容が同じですが総集編ということでお付き合いくださいませ。
本年度(4月1日からの累計)
ジョギング 累計走行距離 133.7キロ
自転車 累計走行距離 1548.0キロ
カラオケ屋に行った累計回数 27回(約64時間)
ダム友、うたスキで僕の歌ったカラオケを公開しています。
聞きたい方はこちらからどうぞ↓
(試聴には無料登録が必要です。)
うたスキ動画(サイパンダ)
ダム友