次男は六年生
小学生生活の最後の夏休み
受験生とはいえ
勉強三昧になってしまっては寂しいと思っていたけれど
結局 夏休みの大半を塾で過ごす・・・という毎日だった
そういえば 一度も海に行かないまま
夏の終わりを迎えてしまったよ
そこで
何か今年の夏の思い出を形に残せることはないかと考えて
ひらめいたのは
初の科学研究に挑戦すること
長男の時も 一度もチャレンジしてみようと思ったこともないことを
それも 夏休み最終日に思いついたのだ
仕事が終わって9時半に帰宅し
ダッシュで次男の部屋にこもり
着々と作り上げていく
ふたりであれこれアイデアを出しながら
深夜12時
やっと出来あがった科学研究
ばんざ~~~い
私にとっては 手抜きだらけの一冊だけど
次男は大満足の笑顔
意外だった・・・
こんなちっぽけなことで
喜んでくれるだなんて・・・
そういえば 私も小学生の時に
母と一緒にがんばった科学研究のこと、
まだ 鮮明に思い出せる
もしかしたら
どこかに出かけたり
ほしいものを買ったりしてやるより
こうやって ふたりだけで肩を並べて
一つのことを作り上げていく、
そんなちっぽけな時間こそが
今 「次男が望んでいる喜び」なのかもしれない