真夜中1時に目が覚めた
しかも
『う~ん…ムニャムニャ…オシッコ出るぅぅ』
じゃなく
『目ぇ、パチィィィィッ!!!…えぇぇっ!なんでよ~~~』
の方。
…
一昨日の夜は眠れない夜で
完全に寝不足太郎。
今夜こそは確実に寝てやると思って
YouTubeで眠くなる周波数の音楽を聴きながら寝たんだよね(そういうのがあるんですよ、奥さん!!
寝不足と、その音楽が相まってストンと眠りに落ちたんだけど…
あんな風に目が覚めるなんて…。
んで、再び周波数のやつで寝ようと思ったんだけど
これが全然眠れない。
【超熟睡】寝落ち確定528Hz…とかなんとか書いてるやつを聴いてるのに
結局、そのままおはようございますっ☆
にゃびちゃんですっ☆
俺は寝てる最中にパンツを脱いじゃうクセがあるんです(時々発動
きっと、そういう時って眠れてる気がする
勿論、俺調べですけども。
んで、眠れない時は自らパンツを脱いでみる
そうすると眠れてる時の記憶が眠れてない俺に錯覚を起こさせて
…眠る話をしている時に『起こさせる』って言ったらダメだな
まぁ、そんな感じで眠れてる時の俺の記憶に引っ張られて上手いこと眠れるかなぁと
期待を込めてパンツを脱いだんだけど
結果的に、ノーパンでケツ丸出しのオヤジが朝まで布団の上で
寝返り地獄を繰り返していただけです。
悲しいったらありゃしない。
…さて、本題に行く。
本題よりも前置きの方にチカラを入れてると思われるから
真剣に本題の方を書く。
昨日のこと。
『にゃびさ~ん!!集金に行って来て~!!待ってるって言ってるからスグに行って来て~』
…
先日のお客さんだった
そう言えば先日、お邪魔した時に
『それでは失礼いたします』と言ったら
その家の主70歳ぐらいの爺さんが
『俺のこと、○○スーパーまで乗せてってけろ!』
…いやいやいや
ウチはそう言う業務じゃないのです。勘弁して頂けませんk
『はいっ!』
アンガス~~~~~~~!!!!何、返事しとんねん!!
…って事があったんです
随分と図々しいジジイだなと思ったんだよね。
カバンに、領収証を入れてその方のご自宅へ行くと
すでに玄関の前に立っている。
支払う気満々で待ってんじゃん!!すまん!!待たせたのぉ!!!
って思ったのもつかの間
俺が運転してきた軽自動車の助手席に乗り込んで来て
『郵便局』
えええええええええっ!?!?!?!?!?
…
…
えええええええええっ!?!?!?!?!?(リフレイン
『郵便局でお金を下ろしてから払うから。』
えええええええええっ!?!?!?!?!?
松任谷由実じゃない俺でもリフレインが叫ぶわボケ
とにかく支払ってもらうのが第一だ
見た所、移動手段の車や自転車も無いようだし…しょうがない。
俺はジジイを乗せて郵便局へ向かった
しかし、このジジイがとにかくタバコ臭い。
手首の内側につけたヤニを耳の裏にでも塗ってるの?ってぐらいに臭い。
俺は鼻が悪いのに分かるぐらい臭いんだコレが
もうさ、あのさ、勘弁して頂けませんk
『そこのファミマに寄って。タバコ買うから。』
えええええええええっ!?!?!?!?!?
あんまり年寄りには言いたくないけど死ねよジジイ
無料タクシーじゃねぇんだよ
この後、第二の職場に行く仕事があるんだってば
ファミマの駐車場に停めて
『この後の仕事もあるので急いでお願いします』
ジジイはゆっくり歩いてファミマの中に消えて行った
…
何だよ…何なんだよ…何なんなんなんだよ(イライライライライラ
きっとさ、気を使ってさ
冷たいコーヒーでも買って
『何だかごめんね~』とか言うんだろうけどさ
俺はね、あのね、それぐらいじゃ許さないぞ絶対に。
絶対の絶対にそれぐらいじゃ許さないぞ。
あ、戻って来た
戻って来たよ
うん。車に乗ったよ。
扉を閉めたよ。
なかなかコーヒーを出さないよ。うん。
『んじゃ、郵便局』
えええええええええっ!?!?!?!?!?
死ねよ~~~~!!!(言うな言うな
郵便局の駐車場に到着
…
いやさ、この前ね、お金を下ろそうと思ってカードを入れてさ。あの機械のやつに。
暗証番号を入れろって言うから、押したんだけどよ、番号が違うって言うんだよ
何回やっても全然ダメでよ。おっかしいなぁ~なんでだべなぁ~ってよ
郵便局の人にも出て来てもらったけどダメでよ
そして別の日に行ってまたやってみたらその日は大丈夫で下ろせたんだよな
アレ、一体何だったべなぁ…
…
…
…
遠い目をするな!!早く逝けYO!!!
ジジイはゆっくりと歩いて郵便局へ入って行った
あのね、俺ね、このあとね、
早めに昼飯を食べてね
第二の職場にね、行かなくちゃね、いけないのね。
スローリーなジジイに付き合ってる暇はね、ないの。
…
封筒を持ってジジイが出てきた
俺は怒りの頂点ですよ
こめかみから湯気がポッポ~ですよ
『んじゃ、数えてください』
お金が入った封筒を俺に渡す
『え?ここで支払いですか?領収書とか書かなきゃなので…』
『いや、ここで数えてここで書いて。』
ヨボヨボの爺さんを助手席に乗せて
運転席のいかつい大男が現金を数えてる
車外から見たらこの光景は、どう見えるだろう
…
…
おわかりいただけただろうか
老人を騙して金をふんだくる詐欺グループの男に見えないだろうか
しかもきっと郵便局の駐車場なんて
どこかに防犯カメラが付いていて
絶対あやしい感じに写っているはずなのだ
…
お金を受け取って
領収書を書いて
その内容を説明した
『んじゃ、次は岩手銀行』
えええええええええっ!?!?!?!?!?
2回死にかけて3回目で死ねよテメェよ
俺、そういう仕事の人じゃねぇんだよ
白タクじゃねぇんだよ
『いやぁ…本当に次に仕事があるので…』
『岩手銀行の前で降ろすだけでいいから。すぐそこだから。』
…
お客様は神様だと誰かが言っていた
やかましいわ
こんな神様があってたまるかボケ
岩手銀行の前でジジイを降ろした
『どうも』
…
…
ありがとうございましたまで言えよジジイよ!!!!
…
無事に集金は出来たけれど
なんだろうか、この振り回され感
そして強烈なタバコ臭い残り香
…
しかし、本当に色んな客がいるなぁ…(トホホ