
俺が旅館に泊まる時に一番楽しみにしてるのは朝ごはんだ
もうね、アホかってぐらいに食べる
写真を見てくださいよ
こんなにおかずを用意して頂いたら
そりゃ、モリモリ食べるしかないでしょ!
『おひつ』を空っぽにするのは当たり前
今日もね、あっという間におひつが空になりましたよ
この時すでにお茶碗で大盛りめに3杯ご飯を食べてます
でもね、おかずがまだ残ってる
煮物も、辛子明太子も、漬物も、温泉玉子も。
軽く見積もってもあと2杯は食べないとおかずがなくならない
『どうしようかなぁ』
『おひつ、おかわりしてもらう?』
『でもさぁ…』
『だってにゃびちゃん、朝ごはんを楽しみにして来たんでしょ?食べなよ〜』
『うーん。でも、おかわりって言うの恥ずかしいしなぁ』
朝食会場にはうちの他に
もう一組のお客さんがいらっしゃった
おばあちゃんと、その娘さんかな
コチラを見てる訳ではないけれど
やっぱりなんか恥ずかしい
カミさんはサッと立って厨房の方へ声をかけてくれた
しかし、誰もいない
近くのフロントの方へ行って声を掛けてみると
旦那さんが応対してくれた
『あ…あ、はい。ご飯…ね?』
ソワソワしている
…
前日の猛吹雪でキャンセルになったお客さんがいて
2組しか泊まってないから、そんなにご飯を炊かなかったみたいで
もう、ご飯がないみたいだった
で、先ほどのおばあちゃんと娘さんの所へ宿のご主人が話をすると
『どうぞ、どうぞ、私達たくさんいただきましたから〜』
と、おひつを譲ってくれた
俺は恐縮しちゃって
『うわーすみません(汗)ごめんなさい、まだ育ち盛りなもので』
と言うと
あははは〜と、笑ってくださり
『男の人はいっぱい食べて、これから雪かきしなくちゃですもんね』
と、優しくおっしゃってくださった
…
自分の分のご飯じゃ足りず
他所のお客さんの飯を取り返して食うなんて
まぁ、前代未聞ですよね
でもさ。優しい人達で良かったし
少食の方達で助かった。
コレがさ、大食漢の4人組とかだったら
俺のおひつが危なかった。


結局、頂いたおひつからも食べて
合計5杯も朝から食った
もう満腹すぎる
どうして宿の朝ごはんは美味いんだろう
延々と食ってられるような錯覚に陥る
ラグビー部時代に仲間と競い合って飯を食ってたのを思い出して
なんか、食っちゃうんだよな…
さて、帰る前にもっかい温泉に入って来ようかな
明日からダイエットしよーっと(棒