もっと!なんかすいてた

岩手発グダグダ日記

色々あった一日

2013年10月25日 20時27分41秒 | 日記
今日も仕事はヒマでした

倉庫の前に椅子を並べてタバコを吸いながら

雨が降るのを見ていました
 

 
ちゃんとお給料が発生している時間であります

心配ござらぬ
 
 

 
あまりにもヒマ過ぎて危なく仕事をしそうになるところを我慢して
 
とにかくずっと座って、31歳と33歳の先輩と新入社員の43歳が三人並んでいます
 
『コーラの一気飲み大会しよっか!』

33歳の彼が言いだし

俺は乗り気じゃないんだけれど、そう言うのに参加することで

距離が縮まったりするんだろうな…と分かっているので

『いいですね~負けませんよ』と切り出した

早速、500mlのコーラを3本買ってきて

一気飲み大会が開催されました



よーいスタート!で、飲み始めて

飲み終えたら空のペットボトルを机に置いて

『ハイ!!!』と手を挙げて申告するというルール
 
では、いくよ!

『よ~~~い、スタート!!!』

グビグビグビ…
 
コント赤信号のリーダーよろしく片手を挙げて飲み始めた俺
 
一気飲みのポイントは

喉をゴクンゴクンと言わせないで、す~~~っと流し込むよう
 
…!!ゲホゲホゲホ!!!!!

一番最初に噴き出したのは俺でした

思ったよりも炭酸が胃の中で物凄い爆発を起こし

喉まで泡が上がってきて、咳き込んでしまったんです

すると33歳の彼が笑ってしまって

ブ~~~~~~~~ッ!!!

それを見て31歳が

ブ~~~~~~~~ッ!!!

倉庫の床に噴き出しちゃって

それでも飲み続ける二人

俺はゲホンゲホンむせちゃって無理
 
またまた33歳の彼が

ブブ~~~~~~~~~ッ!!!

31歳の彼はアホらしくなって、やめてしまい

俺は続きを飲もうと思ったけれど

胃が受け付けないのでした
 


33歳の彼が飲みほして

涙と鼻水を垂らしながらヨレヨレになり

空のペットボトルをトン!と置いて

『ふぁい!!』
 
 
 

 
 
…半分近く床に噴き出した人間が

勝ち誇ったように勝ち名乗りを挙げている姿が爆笑

普段は絶対に見せないメチャメチャな顔がまた爆笑

三人で大笑いしました
 
大笑いしながらも俺は、これで少し距離が縮まったのかな…

なんて思っているのでした

 
 
 
 
そして最後は三人で床掃除

次回は牛乳でやろうと俺が提案すると

ラーメンがいいという意見が出て

飲み物無しでラスクもいいかもしれないというアイデアも。

とにかくそんな風にして年齢という壁も

初対面で話しにくい部分も少しずつ溶け合って行けばいいな…
 
仕事では先輩だけれど
 
年齢では可愛い奴らという感じ



新しい職場に少しずつ慣れて行っておりまする

ご心配くださっている皆様…こんな感じでございます 
 
 
 

 
 
 
仕事が終わり、俺は美容院へ…

その途中の出来事です

向こうからいい感じのお姉さんが歩いてくる

俺が大好物のコスプレ『OLさん』の格好をしている

美人さんのオーラがバリバリ漂っていて

俺はちょっと目を奪われかけた

…ん??

向こうのお姉さんも俺を見ている

小首を傾げて『ん?』って感じ
 
俺も『ん??』とやり返した
 
するとお姉さんが

『○○ちゃん!!!』と大きな声で俺の名前を呼んだ

…説明すると○○の部分には俺の下の名前が入ります

俺が山田太郎という名前だとすると

『太郎ちゃん!!』って呼ばれた感じ…

高校時代の同級生の女の子は俺をそう呼ぶんですよね

とっても恥ずかしいんだけどさ…

そうです。彼女は高校時代の同級生の女の子でした

…この呼ばれ方、43歳になってもまだそんな風に呼ばれるんだよと

先日さくらもちさんに話したばかりでしたが早速きましたよ(ち~ん

周りのお客さんが俺を見ている

『あの人が「ちゃん付け」で呼ばれてる!!』みたいな。

俺は慌てて自分の口に指を立てて『し~~っ』って

『○○ちゃんってのやめて…』って言うと
 
『ごめん…ごめんね~でも超久しぶりだよ~○○ちゃんに会えるの~~~!!』

『お姉さん…また言ってますが…』(ご~~~ん

あだ名みたいな感じなので、もうクセになっててそうしか呼べないよね…

分かるけどさ…分かってるけどさ…
 
 
 
 
 
高校時代から全く変わらず彼女は可愛い感じで

別に恋心を抱いていた訳では無かったけれど

一気に気持ちが高校時代に戻ったようで胸がズキンとした

…この話を書くと長くなるから割愛するんだけれど

後日、ネタが無い時にでも書きますね

ちょっと彼女とは思い出がある仲なんです(恋愛とかじゃなくね
 
 

 
 
 
一緒に飲みたいなぁと言うと

飲もう飲もう!!ってなって

じゃあさ、アドレス教えて!!って言ったら

『携帯、車に置いてるからわかんない~』

やんわり断られてる事なんでしょうかね

きょうび、携帯を車に置きっぱってやるかね

…『あは、あはは…』しか対処法が無い所ですが

『これから美容院行くんだけど○○にアド聞いてもいい?』

同級生の女友達が店長していて彼女も共通の友達なのである

『うん♪聞いて教えてもらって♪』

音符のマークが語尾に見えた気がしたので、本当に教えてもらって良さそうだ
 
軽く会釈をして別れた
 
 
 
 
 
 
美容院に到着

特別に指名しなくても俺の髪をやるのは店長だ

超人見知りの俺は店長以外は緊張しちゃうから嫌なのです

店長レベルになると洗髪をしないで、見習いの子に任せたりするんだけれど

それも勘弁してくれと俺から言っていて

全ての工程を店長がしてくれるのだ
 
 
 

 
『さっき、○○さんにバッタリ会ってさ~』って話から盛り上がり

『お前からアドレス聞いていいって言われたから教えて』と言うと

『んじゃ、後で教えるから~』

髪を切ってもらいながら雑談

雑談をしているんだけれども、どうもアドレスの件が気にかかる

社交辞令で俺にアドレスを教えてもいいと言ってくれただけで

本当は迷惑だと思っていないか…と考えだしたら悪いイメージしか浮かばなくなり

店長に俺はこう言った

『お前から○○さんに一回メールして、本当に教えてもいいのかって確認してくれ』

『え~なんで?教えてもらえって言われたんでしょ?いいじゃんそれで』

『いや、そういうワケにいかないよ。社交辞令かもしれないし。迷惑だって思われてたら嫌だし』

『あのさ、アンタさ…本当に小心者っていうか乙女過ぎるっていうかさ…モテないよ?それじゃ』

『何だよ~モテないって何だよ!俺は一応、お前からも確認してもらってだな…』

『そのさ、男っぽくない所が女の子ちゃんなんだよ~』

『いやいやいや…』

『いやいや…じゃなくてさ。少し強引だな?ってアンタが思うぐらいが普通なんだから』

『…』

『別に昔の友達に連絡するためのアドレス聞くだけなのにビクビクしてさ~』

『…』

『ガラスのハートの持ち主だもんな…アンタ』

『…』

『…はいはい、メールしますよ』

ブツブツ言いながら店長はメールを打ち始めた

数分後、返事が来た

『教えていいよ~だって』

『おう!教えてくれい!』


 
 
 
 
俺の事を乙女だと思っている人は俺が思っているより多いらしい

その美容院にくるお客さんの中に

俺と、店長の共通した知り合いのオバサンがいる

俺はそのオバサンと仕事で何度か会ったことがあるが

俺の性格を熟知されるぐらいの会話をした事も無い…

が、そのオバサンも店長に

『○○君、ホント中身が女の子みたいだもんねぇ~だから男みたいな店長さんと合うんだよ』

って言っていたらしい…俺にも店長にも失礼だなオイ

そう言われて俺は何て言えばいいんだろう
 
 
 
 

 
その後は店長の俺いじりが始まり

俺の異様なまでの撫で肩の話

俺の昔の失敗談
 
女の子ちゃんだという話を再び

とにかく俺をいじるのです…

… 
 
俺はこの美容院では注文を一切しない

毎回、おまかせである

でも今日は夕方の時間だったから『切るだけ頼む』と注文した

短めにしろとか、パーマをかけたいとか

一度も言った事が無い

その代りに『にゃびちゃん価格』でやってもらっている

カットだけだと1500円

カラーまでするとプラス1000円

パーマをしても3000円ぐらいだ

どこの誰に聞いてもそんなに激安でやってくれる美容院は無いと言うが

俺はさんざんイジメられてのこの価格だ

 
 
 
 
 
で、今日はカットだけのつもりだったのに

いきなりカラーの準備を始めて

気付くと髪にベタベタ塗っていた…

カットだけって言ったのに(ち~ん
 
髪が染まるまでの間もずっと俺の性格に対してのダメだしが続き

ただ友達のアドレスを教えてもらうだけだったのに

女の子ちゃんだ、乙女だと罵られ

今日のアタシのブログに載せると言って勝手に写真を撮られ

…ま、ぼろくそですよね
 
 

 
 


実際、このブログを読んでいる皆さんは

俺が乙女と言われているの『やはりな…』って思ってるんですかねぇ

男らしいとは思わないまでも。(自分で布石を打つな

 
 
 

…そういうワケで本日のカット&カラーの代金2500円

『二度と来るかこのクソ店!!』

『あははは~~またね~○○ちゃん!!』

『うるせぇ!!』



髪もサッパリしましたし

カラーもしましたし(白髪染めではござらぬ

ちょっと気持ちがいいハズなんだけれどもな…(ち~ん



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あたし髪を切ります

2013年10月25日 07時38分06秒 | 日記
高校時代に俺は片思いをしていた

幼馴染の女の子の事がずっと好きだった

小学校2年生の頃から好きで

中学、高校も一緒になった事で

片思いがずっと続いていたのだった
 
ずっと好きだったなんて真っ直ぐな人なんだね

なんて友達には言われたけれど

今にして思えば10年以上も片思いしてるなんて馬鹿だなと思う

純粋だったんだかイカレていたのか分からないけれど

安っぽい青春ドラマみたいな俺でした
 
 

 
 
高校のラグビー部の仲間にとても仲のいい奴がいて

彼もまた片思いをしているのだった

相手はマネージャー

よく二人で片思い談議をしたものだった

部活が終わった後に誰もいなくなったグランドのベンチに座り

この切なさは一体どういう訳だ…どうすりゃいいんだ…ってな話をしていた


 
ラグビー部の図体のデカい二人が

夕焼けに染まるグランドのベンチに座ってヒソヒソと話している姿は

想像するだけで気色が悪い
 
でも当時は青春のど真ん中だったのでしょうよ…恥ずかしいけれど
 
 

 

 
この切なさが自分らしさをおかしくしている!
 
俺はこんな人間じゃなかったはずだ!

いつまでもウジウジしてるわけにいかない!



で、二人とも同じぐらいの時期に告白をしに行って玉砕ですよね

『友達のままがいいよ』って断られたフレーズまで同じだった
 
 
 
 

 
そんなある日、部活終わりの彼は思い詰めた顔で俺に

『俺、けじめつける為に坊主頭にする!』

と、決意表明しまして

まぁ彼のリーゼントったらビシッとしたカッチョイイ物だったので

余程の思いだと言うのが伝わりました

『お前がするなら俺もするよ!』

『分かった!じゃあ、明日な!!』

なんて言って帰りました…

俺が家に着くとスグに奴からの電話がありました

『…やっぱり坊主やめようと思う。だからお前も坊主にすんなよ』

『え??』

『そういう事だから』

って電話が切れた


 
…でも俺の決意は揺らがなかった

スグに電話を切った後、床屋に行って

『やい!ババア!俺を坊主頭にしやがれ!』

って、一思いに頭を丸めてもらいました

俺の髪型は高校時代から今も変わらずの

ただ伸ばして真ん中で分けているようなテケトーな髪です

床屋のばばあがバリカンを入れる直前に

『ばばあ、それ貸せ!』と言ってバリカンを奪い

自分で真ん中で分けている部分に真っ直ぐバリカンを入れたのも

今、こうして書いていて思い出しました…
 
 

 
 
翌日、学校へ行くと

彼は坊主頭で学校に来ていた

そして俺を見るなり

『なんだよ!何やってんだよ!!』って怒りやがって

彼としては坊主頭にする事に俺を道連れにしたら申し訳ないと思ったらしく
 
電話を掛けてきたらしいのだが

『うるせぇ!俺も坊主にしたかったらしただけだ!関係ねぇし!』ってね

そして、二人で笑って

韓国のC級青春ドラマ以下ですわ
 


で、坊主頭になった二人はまたベンチに座って

完全に引きずっているトークをしばらく続けたのでありました(ち~ん
 

 

 
 

…という訳ではないけれど

今日の夕方、髪を切りに行く事にしました

日曜日に友達の結婚式に行くからね

こんなボサボサ頭じゃ…ねぇ

 
 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サプリメント

2013年10月24日 23時20分42秒 | 日記
俺のは小さい

何が?とか野暮な質問するやつぁ出て行ってくれぃ
 
テクニックもなければ

我慢強くもなくスグ果てる
 
 
 
 
 
 
別にいかがわしいサイトではなかったけれど

以前サイズをUPさせるサプリメントの広告を見かけた

手術して大きくしたりするのと違って

内からあふれ出る不思議なチカラみたいな感じで

そういうサプリでサイズがUPするならいいかもと思い

心の片隅にマッキー極細の黄色で書いていた(見づらい
 


ある日友達とそんなサイズの話になり

俺は小さいことをコンプレックスに思っているという事を話し

実はそういうサイズUPでインチUPのサプリメントだかブリヂストンがあって

気になっているんだよなぁってカミングアウト
 
初めのうちは友達も乗り気で

俺も飲んでみようかなとかジョークを言っていたんだけれど

彼は何かに気づいたようにこう言った

『例えばよ?左手の小指だけ太く長くできるサプリメントがあったとするじゃん』

『…うん』

『本当に左手の小指だけピンポイントで大きくできると思う?』

『いや…無理だべ』
 
『んじゃ、そのサプリメントもダメだと思わないか?』

稲妻が俺の体を駆け抜けるこの衝撃は何!!

何、何、何ぃぃぃ!!!
 
そうだよね

そんな都合よく俺が望む場所を大きくさせる魔法のクスリがあるわけがない

 

 
 
 
その会話をしてから

別の友達と下ネタ的な話になった時に

わざと話をそっちのサプリ的な方向へ持っていき

一度その友達に納得させ

『いや待てよ』と言って

以前、友達から言われた稲妻衝撃発言のアレを浴びせるのが俺のツボだ

が、しかしまだ一度も炸裂させてないのが残念でならない

 
 

 
それにしてもどうして男性はこうもサイズを気にするのだろうか

デカい方が女性に喜ばれると思い込んでいるから…なのだろう

かくいう私もその一人ではあるのだけれど

何かの本でずっと前に読んだ偽情報によると

サイズって女性はあんまり気にしていないという事だった

そもそも子供を出産するときの器官でもあるのだから

これは5センチ、これは10センチなどと分かるほど敏感だと

子供なんて痛くて産めないと偽情報として載っていた

俺はその情報だけを心の糧に生きて来たのだけれど

サプリメントとかインチUPとかカタカナ横文字で来られると揺らぐ

全くつまらない男である俺は
 
 

 
 
でも結局最後は何が女性にモテる基準かといえば

きっと包容力とか優しさとか男らしさとか

そういうアレなんじゃないかと思って

自分を元気づけようと思ってみたのだが

その全てが欠落していることにも俺は気づいているので

もう死ぬしかないのだと思っています(明日死んでくれ
 
 
 
 
俺には無い心の強さや優しさ男らしさをUPしてくれる

そんな魔法のサプリメントがあれば

マツキヨで購入したいものだ
 


何だか結末が自分で書いていて情けなく悲しくなると思わなかったな…(ご~~~~~ん
 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コワイ…その2

2013年10月24日 21時40分12秒 | 日記
これ、大昔の話です

誰も信じてくれないんだけれど実話なんですよ

俺は嘘をつきません!!(嘘←それやめろ
 
 

 
 
免許を取ったばかりの頃の話

友達が兄貴から車を借りて来たというのでドライブへ…

 
 
 
 
目的地のないドライブでした

彼女が欲しいなぁとか、多分そんなくだらない話をしながらだったと思います

友達が運転して
 
俺が助手席で

『こっち行ってみる?』

『あっちの方は?』

思い付きで右折したり左折したり

俺たちの間では

一人で迷うのは怖いけど

二人でドライブしてて迷うのは何だかワクワクする

っていう感覚がありまして

どうやったら道に迷うかみたいなのを楽しみにしていました
 
 
 
 

今は花巻市という市とくっつきましたが

東和町という町がありまして、いつの間にやらそちらの方へ車は向かっていた様子

相変わらず適当に運転して

とうとう山道に差し掛かりました
 
 
 

山の中の砂利道

もう夕方…

ちょっと薄暗くなりかけていた頃でした

さっきまで無かった霧が一気に車を包みました

『え??何これ??』二人で焦りましたが

怖いやらワクワクするやら

『いいから行け行け!』のムード

しばらく霧の砂利道を進むと右手が少しだけ開けて

そこに大きな石碑とお堂のようなものがありました

『うわぁ…雰囲気あるねぇ』

完全にビビり入ってます
 
それでも怖いなんて言わずにじゃんじゃん進む我ら探検隊
 


間もなく古い橋が霧の中に見えてきました

もう本当にボロボロです

よく見ると木で作られている橋のようでした

そろりそろりと速度を落として橋に向かっていく途中

俺は気づきました…

道に看板が出ていて

『戻れ!』だの

『これ以上進むな!』だの

『危険!』などと書いているんです

…(書いていて思い出し、全身に鳥肌が立っています俺
 
『おい!あの看板気持ち悪くね?』

『そうだな…マズイな…』

木でできた橋を少しだけ渡りかけたんだけれど

ただならぬ気色悪さにバックして戻ることにしました…

ずっとバックして…バックして…
 
とにかくUターンさせる場所がないんです
 
ゆっくり下がって行って

さっきの石碑とお堂の場所まで来たようでした

『そこでUターンしちゃえ』

少し開けていた場所に車を後ろから入れた時に

本当にびっくりしました

石碑とお堂に無数のロウソクが灯されているんです

ちゃんと火がついているのに誰もいない

っていうかこの暗い霧の山道で誰が火をつけに来るの!!

『うわ~~~っ!!』っつって

もうどこをどう走って帰ったのやら…

 
 
 

 
 
何人かに話したけれど誰も信じてくれず

誰か近所の人がロウソクに火を付けたんだと言われましたが

…いやいやいや

そういう量じゃないんだってば
 
 
 
 
 
何年かしてからこの話を思い出して

もう一回だけ行ってみようという話になりました

明るいうちに行けば平気だと

そういって東和町の山道を何ヶ所か入ってみたのだけれど

どうしてもその場所にはたどり着きませんでした…
 
 
 
 
 
 

山にまつわる怖い話がもう一つだけ…

昔昔のブログにも書いたので

古い読者さんは『何度も同じ話を書くなよデブ!』と思われるかも知れませんが(自虐的エッセンス混入

新しい読者さんもいらっしゃるので…
 

 
 
二十歳ぐらいの頃の話です

東京で2年近く働いて

岩手に帰ってきた頃



東京で出来た友達が岩手に行ってみたいと連絡をくれて

おいでおいで~と言うと

女の子の友達が3人ほど遊びに来てくれました

駅まで迎えに行き実家まで乗せて来たんだけれど

『なんだよ~思ってたより田舎じゃないじゃん!』と言われました

日本むかし話みたいな、山と川と田んぼだらけの村みたいなものを想像していたらしい…

東京生まれ東京育ちの彼女たちはかなり強く田舎らしさを求めていた様子でした
 
 
 

 
その日は実家で飲んで、泊まって

…翌日、俺はとびっきりの山の中に連れて行こうと決めて出発

その場所は、山の中にある池でした

池と言っても本当は川だった場所に山から流れて来た木が橋に引っ掛かり

そこにまた枝などが引っ掛かり

結果、せき止められて池のようになっちゃったみたいな

そういう場所でした

農業用のため池のようにも見えたけれど、きっとそういう感じだと思われます

この場所は高校時代によく友達と来て

泳いだり、キャンプもどきをしたり、タバコを吸ったり…

誰も来ないのをいいことに好き勝手やって遊んでいた場所です

人工物はこの橋ぐらいで、あとは山の中の池という

田舎臭さというか、大自然というか

これは喜んでいただけるんじゃないかと、その場所へ連れて行きました

 

 
 
 
山道をずっと進んで、奥の奥

高校時代の記憶を頼りに向かいました



おお~ここだ!!懐かしい!!

何だかちょっと雰囲気が変わった気がするけれど間違いありません

せき止められてる水の量が増えて池が大きくなったような感じでした
 
友達を車から降ろすと喜んで河原を歩いたりして

連れて来た甲斐があったなぁ…と。

この大自然をバックに写真を撮ろう!ってことになり

当時、みんなが普通に使っていた使い捨てカメラで

5~6枚の写真を撮りました
 
 
 

 
 
…彼女たちが東京へ帰って数日後

我が家に電話がありました

『あの山の中で撮った写真がスゴイ事になってる!!!』

『どういう事?』

『なんて言っていいか分からない…とにかく気持ち悪いんだよ!』

『見たいから送って!』
 
岩手に遊びに来た間に撮った写真すべてを焼き増しして送ってもらうことに…
 

 
 
 
そして写真が届きました

我が家でみんなで飲んでいるところ

酔っぱらってバカな顔をしている写真

それが何枚か続いた後に

白っぽい煙のような写真が数枚続きました…

『ん?』

これがその山で撮影した写真のようです

画面全体が小さな白いうずまきで埋め尽くされていて

その小さなうずまき自体も離して見れば大きな一つのうずまきに見える

その中心に薄っすらとぼんやりと我々が映っているような…映っていないような…
 
それが数枚続いて、また我が家で撮った写真や駅で撮影した普通の写真になりました

この時も物凄い鳥肌が全身に出たような強烈なものを感じましたね



そうなんですよ

山で撮った写真のすべてが白いうずまきだらけの写真になってるんです

ってことは…フィルムが悪いわけではない

あの場所に何かがあるんですよね多分
 





あの写真はもうどこに行ったのやら分かりません

とにかくヤバイなっていうのだけは伝わる写真でした…
 

 
 

 

 
…あれ?

何だか本気モードで怖い話を書いちゃいました…


 
メンゴです(可愛く言っても無駄だ!
 
 


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コワイ…

2013年10月24日 17時44分24秒 | 日記
ドラッグストアでちょっとお買いものをして

車に一旦戻った…

あ、でもトイレも借りて来よう

もう一度ドラッグストアへ…
 
 
 

 
店の入り口でおばさんとすれ違う

50代ぐらいだ

髪はバサバサで白髪交じり

魔女の普段着みたいな感じの、どんなだよ!って言われそうな服を着て

とぼとぼ歩いて店を出ようとしてる所だった

十分に異様な雰囲気を感じる風貌だったけれど

俺がギョッとしたのはそのおばさんが小さい赤ちゃんを抱いている

ん…?

いや…赤ちゃんの人形だ

それを大事そうに抱っこしている

赤ちゃんの髪もバサバサで

俺からは赤ちゃんの後ろ姿しか見えないんだけれど

気色悪い赤ちゃんなんですよコレが

俺は急いでトイレに行きたかったのに

足がピタリと止まってしまった

…そう言えば今朝、さくらもちさんと怖い映画の話を少々して

『チャイルドプレイ』の話をしたばかりだった

だから余計にそんな人形を抱いている光景が気持ち悪く見えた

足が止まって、おばさんの抱いた人形をどうしても凝視してしまう

怖いから見たくないんだけれど目が釘付けになってる状態ってのかな…

その視線に気づいたおばさん

ぶっ飛んだ目で俺をキッと見た(失禁…
 
…いえいえ、盗りませんよそんな気色悪い物を

あなたのお子さんじゃないですか…ぼかぁ興味がございませんよ…

ただ、今朝、チャッキーの話題が出たからですね

…あ、だからそんなに睨まないで頂きとうございます

ぼかぁ、トイレの方でお小水の方をいたしたいだけでございますゆえ…

アイコンタクトでおばさんに赤ちゃんを奪わない事を告げてトイレへ
 
 

 
 


そしてまたトイレが怖かった
 
床一面にオシッコの跡

そして大便器の周りが、ウン○チでいっぱい汚れておるのです(伏字なのかそれは
 
あのね、わざとやってる感が満載なんですよ…

それを避けて、オシッコを済ませて出てきた…ふぅ
 

 
…!!!!!!!!!!!

あの赤ちゃん抱っこおばさんが俺を待って見ている!!!

やめてぇぇ…それ要らないからやめてぇぇぇ…

欲しいって一瞬も思ってないから、思い切り窪んだ眼で俺を見ないでぇぇ



大事なものを守ろうとする目ともまた違う

警戒心と、怒りと、無関心が混ざったような眼と言うんでしょうか
 
 
 
 

俺は小雨の中を小走りで逃げて自分の車へ…

おばさんは俺を追う様にとぼとぼと駐車場に来たから

また怖くなったけれど

俺の停めてるすぐそばの車に乗って


 
まだ俺を見ていた…

 
 

 
あの赤ちゃんの首が180度回って俺を見て

口から血の泡を吹きながらパクパク何かを話してたらもっと怖かったけども

更には何か刃物を持って追いかけてきたらまさにチャッキーだったけれど

あの赤ん坊は命の無い人形のようでした…
 
 

にしても
 
肌身離さず抱っこしたいのなら

もっと可愛らしく髪を整えてあげるとか

もっと生きている赤ちゃんを抱っこしてるっぽいリアルさを出すとか

何とかあるだろうに…
 
 
 

え?

オチ?

ねぇよ!!マジ話だよ!!(こらこらこら
 




コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする