Papier rosé ~ 紙のばら~
世界で初めて折り紙理論で博士号取得した川崎敏和氏(現阿南工業高等専門学校教授)によって考案された川崎ローズと呼ばれる折り紙のばらを基にした作品。富士市民の花が「ばら」である事、また富士市が紙の街である事から、この折りばらを大勢の人に知ってもらい、折れるようになってもらいたいと考えました。
川崎氏より「自分の名前(KAWASAKI)を冠した名称ではなく、活動するのにふさわしい名称をつけて」とのお言葉を頂き、2004年「パピエ ロゼ」と名付けました。美しく仕上げる為に紙の質(少し厚手のタント紙を使用)や折り方を工夫、富士市内のまちづくりセンター等にて折り方の講習会を催してきました。
2016年の富士市政50周年記念行事「富士ばら祭り」、2017年の「広見さくら祭り2017」にて皆さまにお付け頂きましたコサージュも、パピエ ロゼで製作しました。
折り紙は人から人へ伝える日本伝統の遊びです。この折り紙のばら「パピエ ロゼ」がその伝統の一翼を担う存在になればと考えています。
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