春の到来を寿ぐ花たちがその身を散らすと、今度は春本番を叫ぶ植物たちの声で、庭がてんやわんや。
新しい朝がくるたびに、木々は吹き出すように芽吹き、草花のつぼみは弾けるように開きます。
今年のチューリップ。
乙女な薄桃色や、艶やかな濃紫色などを混ぜて、配色よく植えたつもりだったのに…
早咲き&遅咲き品種との開花の連携がうまくいかなくて、今は赤色ばかりが咲いています。
うーん、暑苦しい(苦笑)
ここは、私の家側の、庭の入り口。
(実家側からのアプローチはまた別にあります)
左の奥に見えている空間が、ゲートのない入り口です。
ちなみに。
早咲き品種が咲いたときには、こんな景色でした。
芽吹いたエゴノキ。
すでにつぼみが見えています*
マユミ。
こちらも極小のつぼみがたくさん*
目覚めたばかりのヤマボウシ。
クレマチス モンタナ エリザベス
母が一目ぼれして連れて帰ってきた(笑)新入りさん。
カスタードクリームのような淡い香りがするんですよ*
青を増したスミレ。
わが家の庭には、庭全体をライトアップできるように、あちらこちらにいろんな形状の間接照明が埋め込まれているのですけれど。
これはそのひとつの足元に、こぼれ種でひとり生えしたエイザンスミレ。
エイザンスミレの向こうには、これまたひとり生えしたヒゴスミレも。
さながらスミレの楽園のようで、私のお気に入りの場所です*
背の高い落葉樹たちの芽吹きが始まると、庭全体が一気に嵩張ってきました。
ついこのあいだまですんなりと通れていた場所にも、いつの間にか枝葉が伸びてきていて、歩くたびに服があちこちに引っかかって引っ張られて、抵抗がすごい(笑)
景色も庭仕事も、てんやわんやだけれど。
元気な植物たちを前にして、毎日しあわせです*