偶然に偶然が重なる縁があり、先日、『WABARA(わばら)』で有名な Rose Farm KEIJI さんの『おへやで育てるばら』を迎えました。
これは、その名のとおりに、室内で花を見るための苗。
土ではなく、ロックウールという鉱石由来のスポンジのようなもので育つ苗です。
つまり、「水耕栽培のバラ」と言ったところでしょうか。
初夏にたまたまのご縁で予約することができて、その到着を楽しみにしていたのですが、想定を上回る今夏の猛暑で輸送ダメージが頻発したらしく、この秋まで発送が延期となっていました。
その間にもメールやライブ動画の配信などで細やかな配慮があったので、買い物そのものには不安はなかったのですけれど、はてさてどんな苗が届くことやら…と多少の憂慮はありました(苦笑)
…が! 届いた苗を見て、そんな懸念はなくなりました。
まだごく幼い苗ではありますけれど、しっかりと自立している健やかな苗です。
てっぺんには、小さな小さな蕾もひとつ*
これを咲かせて『おへやで』鑑賞するのですね、なるほど。
この新入りさんは、ややベージュがかった丸く黄色い花にわずかなピンク色の斑(ふ)が入る、『風月』という品種。
ピンクの斑は季節(気温)によって入る割合が変わるそうなので、楽しみ*
香りもほのかにあるそうなので、そちらも楽しみです。
この蕾が無事に花開き、『おへやで』存分に楽しんだあとは、そうっと土に植えてやろうと思います。
ロックウールのままでは、たぶん私は管理しきれないので (^_^;)
生まれた琵琶湖畔の環境とはまた違う(…あ、でも、今回はなぜか奈良の平群から送られてきたんですよ。平群もバラの栽培で名のある地だけれど…不思議)わが家の環境に慣れて健やかに生長し、私のささやかなバラ庭の一員となってくれるといいな、と思っています。