久しぶりの更新となってしまいました。
ひどい風邪をもらってしまって、この一週間あまり文字通り枕から頭が上がらず、連日連夜発熱にうなされておりました…
ほんとうにタチの悪い風邪で、昼間はずるずると微熱、夕方から夜にかけては高熱と躰が落ち着く暇がなく、それに伴って食欲はなくなるし、無理に食べても味がわからず、何を食べても砂かゴムでも噛んでいるかのよう。
痰の絡んだ止まらない咳と鼻水鼻づまり、それにひどい頭痛も重なって、体力も気力もみるみるうちになくなり、もうどうにもこうにも…(絶句)
おまけに、風邪をもらった場所へ同行していた母も私と同じように倒れてしまって(滅多なことでは風邪なんてひかない人なのに…!)、隣り合ったそれぞれの家でおのおの熱にうなされるという悲劇。
いやもうほんとに一時はどうなることかと…
こんなにも強力で凶悪なウィルスに躰を乗っ取られたのは久しぶりで、心身ともに疲労困憊でした。
まだ体力は戻っておらず本調子ではありませんが、どうにか通常の生活に戻れて心底ほっとしています。
…などと、私の魂がこの身から半分抜け出ているあいだにも季節は進み、太陽はギラギラ、気温も急上昇!
それに合わせて庭の目覚めも進んで、すっかり新緑色になりました。
アプローチより。
ようこそ、わが家の庭へ*
『雑木の庭』なのでやや色気には欠けますが(笑)、緑が貴重な都会での、小さな癒しスポットとなっております*
遅咲きのチューリップが咲き始めて、やっとかわいらしい色合いになってきました。
手前のギザギザの花びらを持つものが『ハウステンボス』、真ん中のユリ咲きの赤紫ピンクが『バラード』。
特に『ハウステンボス』はお気に入りで、毎年必ず植えているんですよ*
飛び石の傍らには、アジュガ。
今年は花が少ないけれど、これぐらいが暑苦しくなくてちょうどいいかも。
左右から迫りくる、イロハモミジ。
空が狭くなってきた!(笑)
モミジの花も咲いていて。
大小さまざまな蜂が飛び回り、それはそれは忙しく蜜を集めています。
ヤマボウシも枝を伸ばして、気持ちよさそう!
…でもね、どうしたことか、今年は花が異常なまでに少ないんです。
それはヤマボウシだけじゃなくて、実家側のシンボルツリーである白花ハナミズキも例年の1割以下の花付き。
ハナミズキがうちに来て30年ほどですが、こんなにも花がないのは初めてです。
おまけにそれはわが家に限ったことではないようで。
ご近所のハナミズキたちや、近隣市町村の街道に植えられたハナミズキも、その多くがひと目でそれと分かるほどに花がありません。
昨年の夏の、異常なまでの暑さのせい?
それとも、昨秋襲った猛烈な台風のせい?
思い当たる大きな原因はこれらしかないのですけれど…
「何か」が見えない場所で起こっていることは間違いないようで、ハナミズキやヤマボウシを仰ぎ見るたびに不安な気持ちになってしまう今日この頃です。