ここのところ、毎日のように夕立があります。
たいていは束の間の土砂降りで、ときに雷を伴うことも。
いきなりの雨音に、人間は大慌てで家じゅうの窓を閉めて回るはめになりますが、日照りに乾く庭には、恵みの雨。
しっとりと濡れた草や木は、目に嬉しい『蒼さ』となります。
雨に洗われて、それぞれの『蒼』を取り戻した下草たち。
いい色だな、と思います。
姫ライラックの葉は、受けた雨粒を雫に変えて、ひっそりと光を集めます。
小一時間降り続いたので、明日の朝の水やりはいらないかな。(助かる〜!)
* * *
リビングのエアコンが、壊れました。
夜のくつろぎ時間に、突然、風の吹き出し口から水が玉となって漏れ出てきて、そこからは途切れることなくポタポタ、ボタボタ。
1階にはこのエアコンしかないので、この猛暑のなか冷房を切るわけにもいかず(動作や冷房の効きに問題はなかったので)、大慌てでありったけのバスタオルを敷くやら、手持ちのたらいを総動員して受けるやらで、もうてんやわんやでした。
13年も使ったエアコンなので、修理は考えず、潔く(?)買い替え!
取り付けまでどれほど待たされるのかしらと戦々恐々でしたが、翌日現地見積りの、その2日後には工事のかたがきてくださって、ふたりがかりで取り付けてくださいました。
ただね…その3日のあいだも、冷房なくしては到底生きていられない気温と湿度だったので、漏れ出る水と闘いながら旧エアコンを動かしていた結果、私が疲弊。
精神的にも身体的にも、出てはならぬ場所から漏れ続ける水に、へとへとになりました。
来てくださった職人さんがほんとうに細やかに親切なかたがたで、疲弊する私に寄り添いつつ、今回水が出た理由を分かりやすく教えてくださいました。
そのうえで、新機では同じことが起こらぬよう、取り付け場所に工夫もほどこしてくださって(新築時に取り付けたときの施工があまりよくなかったみたい)、ほんとうにありがたかったです。
突然の水と出費(笑)にびっくりの連続でしたが、新しいエアコンと朗らかな職人さんたちに、身体と気持ちとを救われました。
あー、ほんまにえらいことやった!(苦笑)