parismaris's days*

花色に煙る

彼岸の終わりに、里山に眠る家族に会いに行って来ました*




開花宣言が出たばかりの桜は、山桜をはじめとしたいずれの種類も、まだ数輪ほどしか咲いてはいなかったけれど。
(でも、谷間の散策路沿いに見つけたこの大木だけは、淡い桃色に染まっていました*)




散策路を少し外れた人知れぬ場所にある、大きな大きな山茱萸(サンシュユ)の木は、今年も見事なカナリア色。




このカナリア色の世界がほんとうに心地よくて、木の下の切り株に腰掛けて、空と花とを見上げながら、暫しのあいだのんびりお喋り*








アセビ(馬酔木)も…




ハクモクレン(白木蓮)も、満開。


風の強い日だったのですが、これら花々の香りなのか、風が甘い!
言葉にするならば…清涼感のあるハチミツのような香り。

下界では必須のマスクを外して、(スギとヒノキの花粉症持ちだけどそれも無視して)、何度も何度も深呼吸。


花色に煙る里山の景色と風は、目にも鼻にも肌にも心地よくて、ほんとうにいい気分転換になりました*



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