こちらの桜は、三分咲き。
わが家から徒歩2分のところにある桜並木も、まだまだ蕾のほうが多い景色です。
そんな、外に出れば天ばかりを仰いで歩きがちなこの頃ですが。
庭では、足元にこそ、満開の春*
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スミレ (という名のスミレ)
蟻が運んできたであろう種が、庭の敷石の狭間の、土なんてほとんどない場所で発芽。
それを「そんなところでは狭かろう」と掘り上げて、鉢に移して育てて2年目。
こんなにも大きく育ったので、この花が終わったら庭の『スミレゾーン』に移植します。
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ウスベニヒゴスミレ(薄紅肥後菫)
これは園芸品種。
やさしく甘く、爽やかに香ります。
昨夏の酷暑にやられて瀕死になったものを、どうにか再び芽吹かせることができました。
…株の大きさは3分の1になっちゃったけど、生きててくれてよかった。
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タチツボスミレ(立坪菫)
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ニョイスミレ(如意菫)
花の大きさが1センチほどしかない、小さな小さなスミレ。
それでも、花の割には太い茎をしっかりともたげて咲くので、けっこう目立ちます。
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ヒゴスミレ(肥後菫)
こちらも甘く爽やかに香る、園芸品種。
ずいぶん昔に母から贈られて育てていたものの種がこぼれこぼれて命をつなぎ、今も庭のあちらこちらで咲いています。
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シロバナタチツボスミレ(白花立坪菫)
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ここで生まれて1年目の、赤ちゃんスミレたち。
ここまで育つまで、雑草を抜く際に間違えて引き抜かないようにと、それはそれは気を使いました(笑)
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ワイルドストロベリー
勝手にやってきて勝手に育って、勝手に開花して勝手に実る、本物の『ワイルド』さん。
この春も、スミレたちのあいだでモリモリと育っています。
たくましいわ~ (*´艸`*)
さらに、足元以外の場所でも、ゆっくりと迎えつつある花の盛り*
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ウグイスカグラ(鶯神楽)
今年はほんとうによく咲いて、こうして下から眺めると、白い星が降るようです*
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ユキヤナギ(雪柳)
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レンギョウ(連翹)
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――そして。
そんな花咲く庭への常連さん、ヤマバト(山鳩)の姿をついに激写☆
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…ね? ドバトとは違って、きれいな模様の羽でしょう*
首元の青いスカーフも素敵。
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ヤマバトご夫妻のツーショット!
いつもこうして必ず『つがい』でやってきて、仲良く庭を歩き回っています。
身を慎んで自宅に籠る日々ですが、この庭のおかげで退屈もせず、気鬱にもならず、毎日の春の変化を家族とともに楽しめています。
土いじりが好きでよかった!(*´ー`*)