元日からの…よりにもよって元日からの、胸の詰まるニュースの連続に、お正月気分なんて吹っ飛んだ年明けですが。
松の残るうちに(こちらは関西です)、記録だけでも残しておきたいので、記します。
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今年も、大晦日に母とふたりで台所に立ち、『食べたいものだけおせち』を作りました。
元日から妹家族も帰って来たので、それらを個々に盛り付けて広げたら、実家の大きなダイニングテーブルが狭く感じられるほどに。
こどもたち(9歳の甥と6歳の姪)には、特別メニューの自家製からあげも追加しましたが、田作りや伊達巻きや八幡巻きなどのおせち料理も、好んでよく食べてくれました。
(幼いひとが一心不乱に食べる姿って、ほんとうにかわいくてほほえましくて、つい見惚れてしまいます・笑)
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おせち料理は、母の指揮&指導のもと、実家の台所でふたりで一緒に作りますが、この金柑の甘煮だけは、いつも前日に私が自分のキッチンで作ります。
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今年の金柑は、宮崎産。
びっくりするほど大粒で、それゆえ果肉が豊富。
なので、煮るとトロトロジュ―シーな仕上がりになりました。
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妹家族がやって来て、朝からそれはそれは賑やかで、楽しい元日だったのですけれど。
午後4時過ぎに、震源地から遥か離れたこの地でも、不気味なほど滑らかに円を描くように長く揺れて、とっさに傍らにいた姪を胸に抱え込みました。
戸建てに住む身ではあまり体験したことのないタイプの揺れだったので、怖いというよりは、家族みんなで顔を見合わせて、「なにこれ?どういう地震??」と不安がくちをつくばかりで。
普段は活発過ぎるほどのこどもたちも、おとなの下で身をひそめながら、ずっと不思議そうな顔をしていました。
揺れが緩やかになったので、テレビをつけたら…もう絶句。
そこから今日まで、ずっとずっと胸の塞がる思いが続いています。
1月は、私たち関西勢にとって、阪神淡路大震災のときでもあります。
あの日の体験・経験を思い出すとなお、被災地におられるかたがたのことが気がかりで、胸が締めつけられます。
余震が続く寒さ厳しき折…どうかどうかみなさんがご安全でありますように。