それは、我が家の新築をお願いしたハウスメーカーの建築士さん。
小さいながらもフルオーダーのこの家の設計とデザインをすべてしてくださった直後、
起工を待たずふたりめの設計士さんにバトンタッチして海外へ転勤されました。
ある日突然新築することになった我が家。
自分の家でありながらも、私はその理想形すら描けずにいました。
そんな不安で真っ白な状態の私を前向きにしてくれたのは、彼の作品集ファイル。
どれも個性的なのに住みやすそうで、釘づけになりました。
ひとつひとつの家にエピソードがあり、それを伺うとそれぞれの家の個性にも納得。
こういう家にしたいという希望すら思い描けなかった私を
他の担当者さんがたと共に力強く導いてくださいました。
あれから丸2年。
突然、驚くほど突然に、先日我が家の前に立っておられました。
連日の雨の晴れ間を縫って、家の裏手で花の植え替えをしていたとき。
隣に住む実家の母が外で誰かと談笑している声が聞こえてきました。
宅配便業者のかたとでも話しているのかな、と思いつつ手を休めずにいると
・・・あれ? この声知ってる。
聞き覚えのある声につられて泥だらけの手のまま庭に回ってみると
そこにはにっこり笑う建築士さんが!
休暇で帰国されていて、家と庭の外観だけでも、と見に来てくださったとのこと。
たまたま母が外にいたので、声をかけてくださったそうです。
ふたりとも外出せずにいてよかった!
家の中も庭もたっぷり見ていただき、たくさん写真も撮っておられました。
あの素敵なファイルの中に我が家も入るのかな。
そうだといいな*
転勤先のお話をたくさんしてくださり、担当者さんたちの近況も伺えてとても楽しい時間でした。
彼のファンである母も、ずっと嬉しそうだったし(笑)
この家は、私のいちばんの宝物です。
ほんとうに動線がよくて住みやすいし、設備類の使い勝手もよく内装も外観も眺めていて飽きない。
私のわがままがたくさん詰まっているから当たり前といえばそうなんだけれど。
でもそれを形にして快適な家にしてくださったのはハウスメーカーの皆さん。
そして、私にこの家をくれた家族。
ほんとうに感謝しています。
素敵な家をありがとう***
※ 写真はキッチンの照明。
これを勧めてくださったのはふたりめの設計士さん。
灯しても灯さなくても素敵なこれは、我が家に来た友人たちの目を必ず惹きつけ大好評*
家族も私もとても気に入っているひと品です
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