家族の眠る地元の里山に、行ってきました*
こどもの足でも登れるほどの低い山ですが(私も幼いころから幾度となく家族でハイキングをしたものです ^^)、下界との気温差は少しばかりあるようで、木々の芽吹きは今まさに始まったばかり。
そんな里山の中で、樹齢100年だという、ひときわ大きなヤマザクラが、満開でした*
こちらはオオシマザクラ。
幼いころから、この場所にあるこのオオシマが好きで、季節が来るたびに眺め続けています。
両手をゆったりと広げるように枝を伸ばす大きな木なのですが、老いたのか、はたまた別の理由からか、ここ数年はあまり元気がないような。
それでも、白い花が陽の光を受けて、まぶしく咲いていました。
ここ数年、寿命を迎えたソメイヨシノが次々と切り倒されて、若木に植え替えられています。
今はまだ、元の景色には及ばぬ少々淋しい風景ではありますが、私の次の世代がおとなになるころには、この花のもとに人々が集えるようになることでしょう。
それもまた、楽しみなことですね*
芽吹いたばかりの若葉が、目にやわらか。
サンシュユの大木は、すでに見ごろを過ぎていました。
今年の春は、ほんとうにせっかちだこと。
ヤブツバキは今が盛り*
庭にも大小2本のヤブツバキの木がありますが、こうして山で見るたびに、この花は山で見る姿がいちばんふさわしくて美しい、と思います。
*
今朝の庭に、近所の桜並木から、2枚のはなびらが届いていました。
それは満開の合図。
この駆け足な春が通り過ぎてしまう前に、桜のトンネルを歩いてきましょうか*