先日見つけた、手のひらサイズのチューリップの、花芽つき球根。
その花のまぁるいかたちと、ポップな色合いに心が躍り、迷わず入手しました。
そんなカラフルな、ひと足早い春の景色を今、室内で満喫しています*
…ね? おとなカラフルな、かわいいチューリップでしょう*
その名は『フレミングベビー』。
『ベビー』の名に違わず小さくて、コロコロまぁるい愛らしさ❤
八重咲のチューリップで、5つとも色が異なりますが、いずれも同じ品種です。
個体によって黄色からオレンジ色、そして赤色と、定まらぬ差が出るのが特徴なのだそうで、それもまたとってもおもしろい*
花芽つき球根は、容器に入れた浅い水だけでも充分に花を咲かせるのですが、私はお気に入りのうつわといっしょに眺めていたかったので、今回もミズゴケに植えました。
これは、つい先日まで、20年以上愛用していた大きなマグカップ。
デザインも使い勝手も最高に私好みで、とても大事にしていたのですが…洗おうとしたら突然持ち手がぽろりと取れてしまいました。
経年劣化だとわかってはいるのですが、本当に本当に気に入っていて、そして今ではもう手に入らないものでもあるので、捨てるに捨てられず。
古びた本体に残った持ち手の一部をやすりで削って整えたうえで、未練たらしくキッチンに飾って眺めていました。
それを今回、水耕用の植木鉢として再利用。
好きな花とうつわとを同時に眺めていられて、しあわせです*
…あ、ちなみに。
1枚目画像のうつわは、フランスの『ショワジー・ル・ロワ』窯のソーシエール。
栗色でちいさく描かれている小鳥が、シックで愛らしい、お気に入りのアンティークです。
そしてこちらは、上のチューリップのおまけとして入れてくださっていた、ミニアイリスの『キャサリンホジキン』。
今春2回目のキャサリンホジキンですが、こうして1輪で見るとまた、この植物の持つエキゾチックさと凛々しさとが際立って、素敵です。
うつわは、雑多なものが集まる骨董市で見つけた、ファンシーチャイナのデッドストック品カップ。
実用的ではないけれど(笑)、このレトロな絵柄と形とに惚れ込んで、大切にしています。
この冬から春にかけては、いろんな花芽付つき球根をお取り寄せしては、いろんなうつわに仮植えして楽しみました*
(愛でるあまり写真を取り損ねて、ブログに載せていないものも多々…)
いずれの球根も、花を終えたあとも元気でいるので、もう少し暖かくなって気温が安定してきたら、庭の片隅に植えつけます。