室内のあちらこちらに、小さく花を飾るのが好きです。
動かした視線の先に花や植物がある暮らしが好きで、朝食後にすべての小さな花器を回収してきて、花を活け替えたり水を替えたりするのが日課になっています。
花は基本的に、庭から採取。
なので私が育てるものは、『切り花として使えるかどうか』が常に基準となっていたりもします。
今日はスミレを*
白と紫のタチツボスミレです。
春先から、さまざまな種類のスミレが順々に咲きつないできましたが、そろそろおしまい。
庭では足元のごくごく低い場所で咲いているので、おわりの花は目線でとくと楽しみたいなと思い、活けてみました。
花器にしたのは、エジプシャンガラスの香水瓶。
昔の上司から旅のおみやげとしていただいた、思い出の品です。
日本の野で咲く花を、異国の繊細なガラスに。
思いつくまま適当に挿しただけですが、思いのほか馴染んで目にも楽しく、家籠りが続く一日のよい花あそびとなりました。