parismaris's days*

布マスク

連日、感染症の話題でもちきりなところに、何なのですが。

…今年はヒノキ花粉のアレルギーが強烈で。

私はスギとヒノキの両方の花粉症もちなのですが、スギで効いていた薬(毎年飲んでいるもの)がなぜだか効かず、ただいま目と鼻と喉が大騒動です。


それにに加えて、花粉飛散のピーク(まさに今!)になると額やまぶた、頬や唇が腫れてきて、肌も赤く荒れてヒリヒリ。

室内(自宅)外(庭)を問わず花粉除けのためのマスク着用が必須なのに、とうとうそれすらも辛くなってきました。


…なので、作ってみました、『布マスク』。
感染症うんぬんはさておき、今のわが身の辛さを和らげるためのマスクです。




甥のスタイを作ったり、姪のサマーワンピースを縫ったりしたダブルガーゼのはぎれが山とあるので、それを内側に。

表になるほうは肌触りを考えずともよいので、これまたはぎれBOX内にあったコットンで。 (確か…ベレー帽の裏に使った残りだった気が)
顔映りを重視して(でもかなりテキトーに)選びました。



*正面から* (どうなの、この写真😅

型紙は、『OHARICO』さんの『立体マスク』()をお借りしました。
大・中・小の3サイズの型紙がPDFで公開されていて、とても親切。(ありがとうございます*)

レシピも画像で詳しく説明されているので、お裁縫初心者さんでもわかりやすいかと思います。
(私はミシンで縫いましたが、当然手縫いでも作れます)

実際、私もマスクを作るのは初めてしたが、このレシピのおかげでとてもスムーズに作業できました*



*ナナメから*

くちばし状の立体設計なので、顔にフィットしつつも、呼吸がしやすい。

そしてなによりも、やっぱり布は不織布(使い捨てマスク)とは違って、肌あたりがすごくやわらかい!
荒れ気味の頬に触れてもヒリつかず、嬉しーい*


ただ、作るにあたって、いくつか自分なりに工夫したこともあって。
そのうちのひとつが、内側のダブルガーゼを二重にしたこと。

すべてのパーツを裁断した段階で顔にあててみたのですが、「ダブルガーゼ(裏)+普通の布(表)」だけでは空気の通りがどうにもよすぎて、マスクとして頼りない。

そこで内布をもう一枚足して二重(表地を入れると三重)にしてみたところ、空気が通りすぎず籠りすぎず、いい感じに*

少し分厚くなったぶん縫製はややしづらくなりましたが、それでも手間を惜しまず丁寧に作業すれば、きれいに作れます。
(顔周りにくるものなので、こぎれいに作られたもののほうがいいですものね*)



*真横から*

耳にかける部分は…パンストです(笑)

マスクひもなんて持ってなくて、買おうにも売り切れ続出で、これから発注しても手元に来るのは数週間後。
それならばとりあえず髪ゴムを代用品にしようかと思っていたところ、ネットで話題になっているこれを見つけて、チャレンジ。

いただいたは良いけれど色が合わず、開封すらしていなかったものを引っ張り出してきて、切って引っ張って。
…おお、ほんとにゴムひもになった! 考えた人えらい!


ご覧のように、そこだけ見ればパンスト感ありありですが(苦笑)
耳にかけてしまえば肌の色に溶け込んで目立たず、むしろナチュラルでいい感じ!

そしてすごいのは、一日中着けていても耳が少しも痛くならないこと!!
私は皮膚が薄くて弱いほうなのですが、それでもまったく擦れないし、痛くないし、違和感もない。

着用感もすごくソフトで、一般のマスクひもより太めに作ったおかげか、布製マスクゆえの重さも軽減してくれる気がします。


花粉の飛散終了まで、あと数週間。
この布マスクのおかげで、なんとかこれ以上肌を痛めずに残りの日々を過ごせそうです。



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