桜が満開になりました。
生活に必要な最低限の外出のほかは庭にしか出ず、割と本気で身を慎む日々ですが。
空っぽになった冷蔵庫を満たすために、買い物へ。
近場のスーパーはすべて桜並木を抜けた先にあるので、その往復の道すがら、お花見散歩をしてきました。
老いた樹が多いのですが、今年も見事に咲きました。
このさくら色のトンネルを歩くのも、こうして花に触れるのも、今年はきっとこれが最初で最後。
小さな川にかかるこの橋を渡れば、そこがスーパーマーケット。
来た道をゆっくりと帰ります。
(両手が荷物でいっぱいで、復路の写真はほんの少し・笑)
平日だというのに、桜が映る学び舎の窓に、人影はなし。
春なのに…なんとも物悲しいことですね。
いくつもの桜のトンネルを抜けると、わが家はもうすぐそこ。
この地で生きて数十年になりますが、この桜並木に背を向けて歩くことを、初めて「さびしい」と思いました。
桜は変わらず、来年も咲くでしょう。
いろいろと思うところも、感じることも、考えさせられることもありますが。
今はとにかく、来年再びこのトンネルの下を歩くためにも、健やかでいたいと思います。