日を追うごとに、秋の深まりと冬の気配を実感する毎日です。
それを最も感じるのが、朝。
3本のイロハモミジの紅葉が進む庭で、蒼(あお)から緋(あか)へとグラデーションに染まる枝葉が、朝日に照らされて輝きます。
小さな前庭では、マユミの実が薄紅に染まり、爆ぜ始めました。
昼間の空には、魚の骨を並べたような(笑)うろこ雲が広がって。
予報どおりに、明日は雨なのね。
* * * * *
この週末、庭に植木屋さんが入ります。
全ておまかせでお願いしてあるので、この紅葉した枝や葉がどこまで残るのかは未知数。
(樹の調子によってはバッサリと剪定されちゃうこともあるだろうし。)
せっかく色づいたり実ったりしたものが見られなくなるのは、ちょっぴり惜しい気もしますけれど。
この9年間で自由きままに育ちすぎた庭の姿が整い、来春の芽吹きが進むようになるのであれば、この秋の楽しみは我慢がまん。
…あ、そうそう。
今回の手入れは、この庭と私の家とを造ってくださったハウスメーカーのカスタマーさんに手配をお願いしたのですが。
見積もりに来てくださった植木屋さんが、なんと、庭を造ってくださった職人さんご本人でした。
庭をご覧になるやいなや、「あれれ? …あ! ここの造園、僕がやりました!」とおっしゃって。
私も家族もHMのカスタマーさんも、みんなでびっくり!(笑)
とてもたくさんの、いろんな業種の職人さんが入ってくださってできた庭なので、残念ながら一人ひとりのお顔までは記憶しておらず…偶然の再会にほっこり*
おまけに、植木の日本四大産地のひとつであるこの市内の職人さんで、安心感も倍増です。
プロフェッショナルなかたが手入れしてくださったあとの庭は、どんな景色になるのでしょう。
とても楽しみです*