よく晴れた週末。
植木屋さんが庭の手入れに来てくださいました*
実家隣の敷地に私の家を建てるにあたって、もともとあった実家の庭と私の敷地の半分とを合体させて、新たに造ったのが現在の庭です。
それから9年。
ここにプロの手が入るのは、造園時以来のこと。
植物好きな家族が気取りなく憩える、小さな小さな森林公園のような雑木(ざつぼく)の庭をコンセプトに、素人でも手入れのしやすい樹木を中心としたデザイン&植栽で造っていただいたおかげで、ずっと家族だけで楽しく手入れをしてきました。
それでも年月が経つにつれて、知識も道具も技術も半端にしか持たぬ身では、手に余ることが増え。
新しい季節を迎えるごとに枝葉を増やし、のびのびすくすくと育っていく木々を見上げては、「どうすんだ、これ…」と呆然としてしまうようになりました。
それで今秋、思い切って素人手入れを一度ギブアップして(笑)、プロフェッショナルなかたにお任せすることにした次第です。
こまめなだけが取り柄の素人手入れで、ワサワサと茂りこそすれど姿はさほど乱していないと思っていた木々も、プロの手にかかればこの通り。
なんとスッキリ!
なんとバランスのよい枝ぶりに!
それのみならず、庭全体がぐんと明るく風通しよくなり、整然と爽快な景色にも。
まるでモデルガーデンみたい!
余分な枝や葉がみごとに払われて、空がいちだんと高く、庭もいっそう広く感じられます*
特にお願いしたわけではないのに、色づいた葉や稔った実のほとんどを残して剪定してくださいました。
植木屋さんを発注した時点で、今年の庭での紅葉狩りは無理かな…と諦めていたので、想定外の喜び!
ありがとうございます、職人さん*
やわらかな秋の陽射しに満遍なく照らされるようになった庭では、イロハモミジたち以外の紅葉も進みはじめています。
剪定をしてくださった職人さんも、下草の整理をしてくださった職人さんも、どちらも本当に丁寧で濃やかなお仕事ぶりで、庭に出るたびにほれぼれしています。
やっぱりプロは違いますね。
尊敬!