parismaris's days*

『食べたいものだけおせち』と、金柑の甘煮 *2023*

怒涛の年末年始が終わり、地域によっては松が取れようかという今、私はようやく『お正月』らしい時間を過ごしています。


クリスマス明けから、正月へ向けてのスタートダッシュを切ったそのままのスピードで三が日を過ごし、比喩でなく息も絶え絶えになりました…


ゆいいつ休めるはずだった元日も、翌日に帰省してくる妹家族のために料理の追加に勤しみ(ローストビーフと2本目の伊達巻、こどもたちのためのからあげなどなど)、さらには、年賀状に記された甥と姪との「クッキー作りたぁい!!」の叫びに、「は?!正月から?!」と唖然としつつも急遽その下準備に追われて、けっきょく休む時間はまったくありませんでした。


二度に分けての買い出しのあとは、ずっと台所に立っていた気がする…

私も母も若くはないのに、よくやったわ…
あぁ、しんど(苦笑)




その中で準備した元旦のお祝い膳は、今年も『食べたいものだけ』のおせちと、鰤の入ったすまし仕立てのお雑煮(両親の郷仕様)。

実家とわが家、ふたつのキッチンを駆使して、母監督のもと、ふたりで相談しながら作りました。


(記録用に毎年必ず写真を撮るようにしていて、今回載せたのはその一部なのですが、元旦から既に疲れていたことを証明するかのように、お皿がひとつ逆さまです…)




母の大好物の、金柑の甘煮。
これだけは、30日に一人で仕込みました。

鹿児島産のハウス金柑ですが、びっくりするほど大きくて、ぷりっぷり。

生食用だったので、ちょっともったいないかしらとも思ったのですけれど、ゆるゆると甘ぁく煮たら、豊かな果肉がとろとろになって、とても美味でした*


半年ぶりに会った甥と姪は、またひとつ心身ともに成長していて、最高にかわいかったです。


実家のインターフォンが鳴って玄関ドアをあけたら、その向こうには、門扉にしがみつくようにしてその隙間からこちらを凝視する、ふたつの笑顔が。

目が合うと、「ねぇねーー!!ひさしぶりぃぃぃぃぃ!!!」と揃えての大音声で、こんなのもうかわいすぎでしょ(笑)


5歳の姪は、門扉を開けるとすかさず滑り込んできて、「あけおめーーー!!」と叫びながら私の横をスルリと通り過ぎ、おばあちゃん(母)の元へ。

8歳の甥は、しゃがんで視線を合わせた私の前でもじもじしながら、「…あけまして…おめでとう…ございます…」と上目遣いの笑顔。

そしてその後ろには、これまた満面の笑みの妹と義弟。

目の前にあるそんな光景がほんとうにしあわせで、家族が集えるありがたみを改めて感じました。


そのあとどんなに疲れようとも(笑)、『帰って』来てくれるひとたちがいるって、嬉しいことですね*

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