春です。 春が来ました、全速力で。
挙句には、速力が過ぎて春を通り越し、気温が初夏。
…暑い! 日差しが目に痛い! 着るものがない!
そんな大騒動な季節のもとで、わが家の庭の植物たちも一気に目覚め、爆ぜるような勢いで芽吹き、花を咲かせはじめました。
クリスマスローズ(品種名不明)
庭を造ったときに植えられていたもの。
(一部の草木をリクエストした以外は細かな指定をせず、自宅建築士さんと外構設計士さんにほぼおまかせで造ってもらった庭なもので…w)
…が、これがものすごく私好みなクリスマスローズで。
昔ながらの、このスポット(斑点)がしっかり入ったシングルの花に、ほれぼれしています。
これが親株。
そしてその周辺には、こぼれ種で増えたこどもたちが、たくさん生えています。
あと数年もすれば、ここは一面のクリスマスローズの花壇となるでしょう*
うふふ、楽しみ!
クリスマスローズ(品種名不明)
祖父の形見の花から種を採り、それを叔父が育てたもの。
形見分けのときにプレゼントしてくれました。
とてもおじいちゃんらしくて、叔父さんらしい花。
大切にします。
今春は、すべてのクリスマスローズが、ほんとうによく咲いて。
いい景色!
スミレ『ゆうぎり』
スミレが好きで好きで、庭の一部に『スミレゾーン』まで作ってしまった私に、この春、母が選んでくれたもの。
とりあえずは鉢に植えたので、種ができたらスミレゾーンにバラ蒔きます。
スミレ『フレックス』
ずっとほしかった、吹き付け模様のスミレ。
自宅から徒歩圏内にある山野草店で先日たまたま見つけて、大興奮で連れて帰ってきました。
スミレ『スミレ』
毎春、いちばんに咲くのがこの『スミレ』。
ずいぶん昔に庭にひとり生えしたもので、それを保護して、スミレゾーンで育て続けています。
アセビ
白花と赤花の2種類が植わっているのですが、うちのアセビはどうしたことか、この赤花(正確には薄桃色の花)ばかりが元気です。
白花の木は、このさき消えてしまいそう。
澄んだ甘い香りが、やさしく漂っています。
ガマズミのつぼみ
冬芽がほどけて、つぶつぶの蕾たちが顔を出しました。
この夏も、たくさん咲きそう!
ビオラ
乱張り石のテラスの上は、ビオラたちで色とりどり!
イングリッシュデイジー
風に揺れる姿が気に入って、この冬たくさん植えました。
それがいま、満開です*
庭の主役であるイロハモミジやエゴノキ、ヤマボウシなどの高木の芽吹きは、まだもう少し先のこと。
それでも、目線から下の草木が茂りはじめたことで、『雑木の庭』ならではの風情が戻ってきました。
さぁ、しあわせの季節の到来です。
春を、花々を、満喫するぞ!(ひどい花粉症だけど!)