parismaris's days*

藪椿

藪椿が咲きました。






この樹があるのは、庭ではなくて、敷地の端っこ。

わが家の裏手で、木戸の役目をしています。


家が建ったばかりのころは枝数も少なくて高さもなくて、こんなのが裏木戸代わりだなんて、簡単に飛び越えられちゃうなぁ…なんて頼りなく思っていたのですけれど。

6年が経ってみると、その背丈は2.5メートルを超え、枝数も数倍に増やして、今や見事に「通せんぼ」をしてくれています(笑)







椿は品種の多い植物ですが、私はこの野生種に近い藪椿がいちばん好き。

艶やかさでは他に負けますけれど、シンプルで潔いこの形、奥深いこの色、つややかで濃い葉色、そのすべてに惹かれます。




昨年に引き続き、今年もたくさんの蕾がつきました。

開花はまだ始まったばかり。

もう少し数が咲いたら、手折って亡き家族に届けましょう。

コメント一覧

ぱりまり
chiiさんへ*
こんにちは*
コメントをありがとうございます♪

そうですよね、生け花ではポピュラーな花材でも、フラワーアレンジメントで椿を使うことはほぼないですもの。

藪椿は、椿のなかでもおそらく最も身近な品種なんじゃないかな、と思います。
里山や古いお寺なんかには、フツーに生えていますもの(笑)
こぼれ種でどんどん増えちゃうくらいに野性的です。

ほんとうにそうですね、色彩の三原色みたいな単純な配色なのに、こんなにも印象的で。
シンプルな美しさってこういうものを言うのかな、なんて思ってしまいます。
人としてもこんなふうに生きられたらいいのにな。
chii
綺麗な赤
おはようございます(^^♪

椿の種類には疎いので、藪椿という名前も初めて耳にしました
綺麗な赤色ですね(*^^*)
絵葉書に描かれている椿は、こんな花姿の椿が多いように思います

赤、緑、黄色、白とそれぞれ強い色なのにバランスがとれていて、お花って自分の美しい姿を知っているのかと思ってしまいます☆彡
ぱりまり
けいさんへ*
うふふ* 凛々しいでしょう?
濃い緑色×赤×黄という組み合わせが、シンプルなのに鮮烈で、新しい花が咲くたびに見惚れてしまいます。
花びらを散らさずにぽとりと落ちるさまも、潔くていいですよね*
(掃除も簡単だし・笑)

2.5メートルの樹とはいえ、しょせんは植物なので、無理を通して枝をなぎ払えば通れちゃうのでしょうけれど。
そういう強引さを阻む気高さが、藪椿にはあるように思います。

椿って、花の形状としてはシンプルなのですけれど、絵に描くとなると花弁としべのバランスが難しいですよね。
どうしてなんだろう、しべが茶筅のように集まっていて、大きいからかしら。
けい
あぁ
なんて潔い姿なのでしょう。
この花が2.5メートルもの高さに広がっているさまを想像してみました。
絶対入ってこようとは思いませんね。見ているだけで圧倒されると思いますよ。泥棒も花の美しさに負けてすごすご帰っていくでしょう。第一2.5メートルも越えるのは無理です(笑)。
母が椿を描いて、何度も「失敗だ、これはだめだ」と話していましたが、なんだかこの椿が一番描きたかった椿のように思えます♪
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最新の画像もっと見る

最近の「暮らし 【ガーデニング】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事