志賀高原、ところどころ

Here, there and everywhere

芳ヶ平湿原

2012-09-14 | 志賀歩き

昨日は渋峠から白根火山まで芳ヶ平湿原コースを歩いてきました。

今は山道の両脇のリンドウが満開で、自然のお花畑に癒されます~。

ここで見られる殆どがオヤマリンドウですが、ところどころにエゾリンドウも咲いているので、違いを見比べながら歩くのも楽しいですよ。

そんななか、お弁当タイムにしようかと思っていた場所で、ひと株だけ、普通(?)のリンドウを発見しました。

 

普段、私たちが山で目にするリンドウ(オヤマ・エゾ)は、花の上部がやや窄まった形をしているのですが、このリンドウは花弁がクルンっと外巻き気味になっています。

なんだか可愛らしいので思わずパチリ、と撮ってみました!!

が、ひょっとするとこのブログをご覧頂いている方は、写真のりんどうの方が御馴染みなのかもしれませんね。

 

紅葉を愉しむには、少し早かったのですが、ナナカマドがほんのり赤くなり始めていました。

9月下旬を目途に歩かれると、常緑樹と紅葉のコントラストがキレイかなと思います。


願いごとのトンネル

2012-07-08 | 志賀歩き

先週、7月3日(火)に、高天ヶ原やなぎらんの会主催の「大人の林間学校」が行われました。

例年は高天ヶ原湿原を拠点に、ミニトレッキングを行ったり、ワークショップを開いているのですが、今年は初の試みとして、信州大学志賀自然教育園に場所を移し、ユネスコエコパーク志賀高原を体感していただきました。

自然教育園の周辺を歩くと、”高層湿原” ”池” "原生林” ”溶岩台地”を肌で感じることができます。とくに”まが玉の丘コース”は、どの季節に何度歩いてもいろいろな発見があり、本当に面白いコースです。

原生林の中を歩きますので、夏でもちょっと薄暗くてミステリアスな感じがするのですが、それゆえに様々な茸類や光合成を必要としない植物たちの宝庫だったりもします。風穴やヒカリゴケも見ることができ、お土産話が盛りだくさんです。

写真は「くぐり岩」。「願いごとのトンネル」と呼ばれています。

ここを通るときに、心の中で願いを唱えると叶うとか!

但し、短いトンネルなので、時間切れになりませんように。

 

「大人の林間学校」当日の様子はこちらをご覧ください http://blog.goo.ne.jp/hiougiayame2006

 

 

 

 


白樺苑路の見晴らし台で

2012-07-04 | 志賀歩き

今日は、志賀高原の女将さんたちと奥志賀高原の白樺苑路コースを歩いてきました。

ここは、志賀高原に5つある森林セラピーコースのひとつです。

ガイド組合の湯本勝子さんにご一緒頂き、道中は花や木だけでなく、虫、鳥、魚、水源のことなどいろいろなことを教えてもらいました。

これまでも幾度かご一緒頂いたことがあるのですが、湯本さんはいつも、図鑑からだけでは得る事ができない、ワクワクするようなお話をたくさんしてくださります。それは、ご自身のお話だったり、昔からの言い伝えだったり、地元ならではのローカル•ルール(?)だったり、聞いていて思わずクスッと笑ってしまうような、温かい気持ちになるようなエピソードばかりなのです。

私も、そんな風に心温まるご案内ができたら…と思うのですが、まだまだですね。

 

写真は見晴し台のブナです。

今日はこのブナと目が合いましたので、勝手にマイブナと決め、暫くギュギュッとして癒されてきました。

とっても素敵なコースなので、晩夏や秋にも訪れて、また違った魅力を発見したいと思います。