少し前ですが書店で手にした白い表紙の雑誌「Stuben」。
綺麗な雪山の写真が目に留まり、思わず衝動買いをしました。
その夜、”雑誌で2000円以上するなんてけっこう強気だなぁ~”なんて思いながら眺めてみると、興味深いコラムが幾つも載っていたり、辻まことの横手越えのスケッチが載っていたりですっかりツボにハマり、即座に読み終えました。
そして”確か辻まことの「山で一泊」に横手越えの文章が載っていたはず!”、と真夜中にもかかわらず本棚の奥から赤い表紙の本を出してきて再読。気取りの無い文章と温かみのある挿画は目にするたび山へ出かけたくなってしまいます。
だからといって私がスキーを履いて横手越えをすることはこの先も無いのかもしれませんが、別の頁「幕岩」に書かれている”ふきのとうのオムレツ”にはすっかり影響を受け、毎年春の到来が待ち遠しくて仕方がありません。
山の愉しみを味わえる白と赤の2冊、いずれもおすすめです。