セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

Wiiウェア『役満Wii 井出洋介の健康麻将』 ファーストインプレッション

2008年07月05日 20時15分25秒 | 【旧】購入・レビュー話



役満Wii 井出洋介の健康麻将
対応ハード : Wii(Wiiウェア)
配信開始日 : 2008/05/20
価格 : 1000Wiiポイント(1,000円)
ジャンル : 麻雀
プレイ人数 : 1人(Wi-Fi対戦時は1~4人)
通信機能 : ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
備考 : クラシックコントローラー対応


○誰でも楽しく麻雀ソフト
任天堂の麻雀ゲームシリーズ『役満』の最新作です。
今作は、地域ごとにけっこうバラバラである麻雀のルールを「健康麻将(けんこうマージャン)」と呼ばれる共通ルールにし、かつ初心者でも楽しめるためのシステムやサポートが充実しています。


○対局時の操作
Wiiリモコンの通常の持ち方でプレイします。ポインティングは使用しません。

十字ボタン…牌の選択・項目の選択
Aボタン…捨てる牌の決定・項目の決定

Bボタン…メニューを開く

・代打ち
CPUが代わりに打ってくれます。
もう一度メニューを開いて「代打ち」を選択すると、解除されます。

・アガリ役一覧表
アガリ役の名前と、その条件の一覧を見ることが出来ます。

・健康麻将ルール
「健康麻将」で採用されているルールを見ることが出来ます。

・オプション
牌を打つ速度やBGM・効果音・ボイスのON/OFF、牌や卓(テーブル」の色を変えるなどができます。

・対局終了
対局を途中で終了します。

ちなみに、ニンテンドーWi-Fiコネクションによる通信対局の場合、メニューで選択できるのは「代打ち」だけです。

+ボタン…サポートシステムのON/OFF
捨て牌として最もふさわしいと思うものを教えてくれたり、ポンやチー、リーチができるときに「やるべきかどうか?」、あるいは状況を見てどう対応していくべきか?などのサポートをしてくれます。
捨て牌に関しては、あくまで教えてくれるわけであって自動で捨てるわけではありません。

-ボタン…鳴き無しのON/OFF
鳴き無しの状態にしていると、ポンやチー、カンができる状態であっても自動でスルーします。

1ボタン…安全牌の予測
自分が今持っている牌や、相手の捨て牌などから、安全牌の予測を見ることが出来ます。

2ボタン…現在の得点を確認


なお、クラシックコントローラーでもプレイできますが、個人的にはWiiリモコンのほうが片手でプレイできるので、お手軽に感じました。


○モードをご紹介
◆フリー対局
CPUキャラを3体選んで、自由に対局できます。キャラの選択は、「おまかせ」とか「弱い相手で」、「男性限定で」などで自動選択もできたりします。


◆通信対局
ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続して、同じく接続している他のプレイヤーと対局を楽しむことが出来ます。従来どおり、誰とでも楽しめますし、フレンド対局もできます。大体1分くらい待っても4人が揃わない場合は、足りない分をCPUで補完して対局がスタートします。

尚、フリー対局と違う点は、メニューで選択できる内容と、捨て牌の選択に制限時間があることです。あと、いくつかのボタンの機能が使用できなかった…と記憶しています。

対局終了後、「ステータス」のモードで分身を公開する範囲を「全体」にしているプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーのデータがCPUとして新しく追加されます。


◆健康麻将ルール
「健康麻将」で採用されているルールの一覧を見れます。…が、専門用語満載なので、初心者は別に見なくてもいいと思います。
ちなみに、対局中に見れるものは同内容のものです。


◆アガリ役一覧表
アガリ役の名前と、その役の作り方の一覧が見れます。
ちなみに、対局中に見れるものは同内容のものです。


◆井出名人問題
「Wiiコネクト24」を使用している場合、このモードに定期的に新しい問題が届きます。
問題の内容は、「この状況の場合、捨て牌としてふさわしいものを選択する」というものです。が…、まだ最初のほうはまだマシですが、中級とかになると何か…もうよく分からん(笑)
麻雀おイロハをそこそこ知っている人なら楽しめるモードだと思います。


◆ステータス
今までの対局のデータや、アガったことのある役とその回数などを見ることが出来ます。そこそこ細かいものまで見れて、ちょっと面白いです。
また、Miiや名前の変更、対局時のセリフ設定、分身を公開する範囲の設定なども、このモードでできます。分身を公開する範囲は「フレンドのみ公開」「全体に公開」とあり、デフォルトは「フレンドのみ公開」となっています。


◆オプション
牌を打つ速度やBGM・効果音・ボイスのON/OFF、牌や卓(テーブル」の色を変えるなどができます。スタッフロールもここから見れるみたいです。
ちなみに、対局中に見れるものは同内容のものですが、スタッフロールは見ることが出来ません。


●テンポがよく、モードも充分な充実ぶり
私はかつて『Wi-Fi対応 役満DS』を買ってプレイしたことがありますが、あの時がバカバカしく感じるほどの出来です(笑)

サポート機能があるおかげで、捨て牌の選択が素早く行え、対人戦でもかなり快適なスピードでプレイできます。(一局で大体3~4分)
あと、やはり片手でプレイできるというのも大きいですね。本来、据え置きのゲームが携帯のゲームより手軽になることはあまり考えられないわけですが、「携帯機にはマネできない手軽さ」ということで非常に好感がもてます。
データなんかも細かく残ったりして、何かたまに見ると面白いですね。ああいうのは。

あえて。あえて言うとしたら…今回は、Wi-Fiで対戦した相手のデータを「分身」としてCPUに登録することができると紹介しましたが、分身を公開する範囲が「フレンドにのみ公開」がデフォルトとなっており、おそらくほとんどの人は気づかないままプレイしているでしょう。
現に、今私は何回かWi-Fiでフリー対局をしましたが、1つもCPUに登録できていません。あと、データを新規作成するときはMiiの選択だけで終了し、特にこの分身の公開については何も説明がありません。例えば「みんなのニンテンドーチャンネル」とかでは、初回起動時にいわゆる情報の送信および公開についてまず設定させていましたが、それもありません。なので、むしろこのシステムを知っている人がそれだけいるのかも怪しいです。
有効活用すればCPUがガンガン増えて、1人で対局するときも楽しめる機能なのに、結果的にあまり有効活用できていないのがちょこっと残念です。…まあ、大抵の人は通信対局しかしないとは思いますけどね。


とはいえ、そんなのは些細なことであって、その他については不満なし。対局自体は初心者でもサクサク楽しめ、上級者には問題を解いたりなどのモードもあるので、麻雀ゲームとしては充分に充実した内容になっています。
これで1,000円ですからね…ホント何やってるんだ、と(笑)

ちなみに…スタッフロールを見てみると、開発者が約30名くらいで、意外に多いなと思ったり。開発期間は分かりませんが、少なくともこれだけの開発者がいる時点で、いわゆるパッケージ販売のゲームのレベルなんですけどね。…ホントに儲かっているんでしょうかね?


最後に、私のフレンドコードを公開します。
私のフレンドコードは、(上から)257845 980924です。


よろしければ、登録してやってください。その際は、そちらのフレンドコードもお願いしますね。
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