パソコン&アート倶楽部カフェ

訪問ありがとうございます。シニアに優しいICT教室を新しく始める事になり、記録を兼ねブログを開設しました。9年目!

睡蓮

2016年04月11日 | 日記
先日、大原美術館のコレクション展に行ってきました。
最終盤だったせいか、これまでになく、国立新美術館が空いていました。
オリエントから現代まで見応えのある展覧会でした。
空いていて、じっくり堪能できたせいも多分にあると思います。


印象に残ったのは、大原美術館の初期のコレクターだった児島虎次郎、セガンティーニ、
藤田嗣治、そしてモネの睡蓮です。




昔々、初めてモネの睡蓮を見たとき、私の知っている睡蓮とは違う気がしました。
睡蓮って、こんなに小さなお花だったかしら?
私が初めて本物の睡蓮を見たのは、幼稚園の時だと思います。
前回のブログでも少し触れましたが、鶴丸城跡のお堀の睡蓮です。
その隣の敷地に以前は鹿児島大学付属病院がありました。
私はそこに定期的に通っていました。母に連れられて。
先天的な心臓病で、「この子はこのままでは大人になるまで生きられない。」
と言われました。
今では嘘のようですが、心臓に穴が開いていて、手術が必要でした。
その手術も「心臓の盲腸手術」と言われるくらい簡単になったと聞きます。

でも、その時の母のショックはいかばかりだったか、今では簡単に想像出来ます。
私は小さくて実感も不安も全くなかったのですが、
母の気持ちが少しは伝わっていたのか、
私の最初の睡蓮の印象は少々暗いイメージがあります。


絵画は、描かれた時代、季節、天気や光線の具合、そして描いた人の心情などが
投影され、世界でその人だけの1枚の絵になるといいます。
モネの睡蓮のおかげで、私の睡蓮に対する印象はかなり変わりました。

最後に宣伝です。
世界に1枚だけの絵を描いてみたくありませんか?
私のように絵画を学んだ事がない方でも、写真を加工して本格的な絵が描ける!!
「コピックアート」をまた再開したいと考え、準備に取り掛かります。

詳しくは後日ホームページ上でご案内予定です。
そのホームページもただ今、作成準備中でございます。
気長にもう少しお待ち下さい。


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