チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「チャイコフスキーのpf曲『ヴァルス・サンティマンタル(感傷的ワルツ)』」

2010年02月17日 01時10分58秒 | チャイコ全般(6つの目のチャイコロジー
親が小金持ちだったので、私自身は稼ぎがないのに、
某カード黒っぽいプレミアムカードを所持してる。
「ワインまたは地酒1杯ウェルカムドリンク」
と出てたので、さっそく行ってみた。
ミッドタウンの外苑東通りを挟んで向かいにある、
鉄板焼きとしゃぶしゃぶの店である。
私は気に入った。ムニェ・ヌラーヴィツァ、である。

女優の新垣ゆい女史が「十六茶」のTVCMで、かつて
松本伊代女史が"キャプテン付き"で歌ってた歌謡曲
「センチメンタル・ジャーニー」を、"振り付き"で歌ってる。
♪伊、代、は、ま、だっ、、16だーからーーー♪
だから「十六茶」、という相変わらずに
ベタなオヤジギャグ好き"Mad-Men"な広告業界である。

ところで、
ヴァンクーヴァー五輪のフィギュア・スケイティングのペアで、
ロスィア人のカヴァグチиスミルノフ組のフリー演技の前半に使われてる曲は、
チャイコフスキーが1882年に作曲したpf曲「6つの作品(op51)」の第6曲、
"Valse sentimentale"だった。ちなみに、
この「6つの作品」のうち、半数の3曲がvalseである。その中の、
第4曲「ナタ・ヴァルス」は、4年前に作ったワルツの改作である。ともあれ、
同ペアはこの"センチメンタル・ワルツ"で
完勝を狙ったようだが、ミスを重ねて4位に沈んだ。

[テンポ・ディ・ヴァルス、3/4拍子、4♭(ヘ短調)]
****♪●●●●・ドーーー・ーー>シー│>ラー<ドー・<♯レー<ミー・<ドーーー│
   ーー>シー・>ラー>ソー・>ファーー>ミ│ミーーー・ーーーー・>レーーー│
   【●●●●・<ファーーー・ーー>♭シー│♭シーーー・ーーーー・>ラーーー】│
   ●●●●・<ミーーー・ーー>ラー│ラーーー・ーーーー・>♯ソーーー│ーーーー♪
というのが主要ワルツ(主題)である。
5、6小節の変則【ナーポリの6】が感傷に輪をかける。

ウクライナ系ソ連人超絶技巧トランペット奏者の
チマフィェーィ・ダクシーツェル(チモフェイ・ドクシツェル)が
これをトランペットで吹いたものは、もちろん巧いが、
さらに感傷的である。
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