チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「ジェニファー・ラヴ・ヒューイットのムーン・リヴァー/The Audrey Hepburn Story(2000 TV)」

2013年02月21日 23時54分46秒 | toneナリノ曲ハヨク歌曲ウ歌謡曲ダ
2月21日は、
米国の女優・歌手である
Jennifer Love Hewitt(ジェニファー・ラヴ・ヒューイット、1979-)
の誕生日だそうである。米TVドラマ
"Party of Five(邦題=サンフランシスコの空の下)"
で観て以来、米国人の女優としては好きな女優さんである。
映画では(邦題)「ラスト・サマー」のような
B級ホラーに主演したが、その前にチョイ役で
(邦題)「天使にラブソングを2」にも出てたのをあとで知った。
単発TVドラマ"The Audrey Hepburn Story"では、
主役のオードリー・ヘプバーンを演じた。そこで、
ヘプバーンが「ティファニーで朝食を」に出演したときに、
「ムーン・リヴァー」を自分が実際に歌いたいと
監督のブレイク・エドワーズ(ブルース・ディンスモー演じる)に直訴して
歌う場面が好きである。
オードリー・ヘプバーンのチェインスモウキングでダミった声とヘタクソな歌唱を
演じるのだが、ヒューイット女史は本当は歌が巧いのだが、
このスィーンでは演技として下手に歌う。とはいえ、
それでも聴きごたえのある歌唱をみせる。
ささやくような声で、がしかし、
じつにしみじみとした情感を込めて歌うのである。そして、
歌い終わると、エドワーズ監督に、
「アー・ユー・シュア・ユー・ウォント・ミー・トゥ・スィング?」
と訊くのである。あんな顔で言われたら、
エドワーズでなくても、小田和正でなくても、もちろん、
「オフ・コース!」
と二つ返事をしてしまう。

「ムーン・リヴァー(ヘンリー・マンシーニ作曲)」を
"ハーモニガ重奏曲"にアレンジしてみました
(弦はピッツィカートの伴奏だけですが)。それを
http://twitsound.jp/musics/tscn8Ah1s
にアップしておきました。

ちなみに、
♪ムーーン・リヴァー♪
という歌いだしの箇所
(♪ソーーーー│<レー>ドーーー♪)は、
X-JAPANが「Forever Love」を歌ってるわけではない。

"Party of Five(邦題=サンフランシスコの空の下)"で
ヒューイット女史はSarahという役名だった。最後は
この番組から生まれたスピン・オフの
"Time of Your Life"に主演するために
本作は降板してった。その時期に、
"The Audrey Hepburn Story"も撮られた。ところで、
サラといえばいま旬なのは、女子スキー・ジャンプの
高梨沙羅嬢である。来年のソヂ輪に向けて
マスコミが騒ぎはじめてしまってる。が……。昨日、
NHK-BSで21時から
「オリンピックで飛びたい! スキージャンプ 女子選手たちの闘い」
という邦題で、昨年に米国で制作されたドキュメンタリを放送してた。

初の世界選手権覇者となった米国の
Lindsey Van(リンズィー・ヴァン、1984-)選手を中心とした、
女子をはねつけてきた五輪委員会への挑戦を描いたものである。
同選手は骨髄移植のドナー登録をしてて、実際、適合者がいて、
ワールド・カップの試合のときにもいつ呼び戻されるかわからない、
という状況だった。結局、競技後、サン・フランシスコの
UCSF附属病院に呼ばれて移植を行った。
競技者として相当に不利で危険なことなのに、
白血病患者を救うためにはそんなことはいとわない。
一時の売名とか
臨時・ヴァンの偽善とかではない。
ウソでコリかためた離島占領厚顔民族とは対極の、
じつに立派な人である。こんな人格者とその
同僚選手たち(サラ・ヘンドリクスン選手も含まれる)の尽力で
五輪で飛べるまでにこぎつけたのだから、
自国の後輩選手や、競技開催に何も貢献してない
ポッと出の日本人がやってきてトンビが油揚を
サラってくようなことはあってはならない気がしてしまった。
リンズィー・ヴァン選手こそソヂ輪の金メダルにふさわしい。
"You, Dream Maker!"
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