「脳までもノーマ・ジーンのするようにせよ？」

Ｗｈｅｎ　淫弄夢，ｄｏ　ａｓ　ｔｈｅ　浪漫ｓ　ｄｏ．
「郷に入れば郷に従え」の英語版、だなんて中学の英語の教諭に教わったものである。
それはともかくも、故マリリン・モンロウは精神を病む家系の女性が生んだ私生児だった。
ノーマ＝ジーン・モーテンセン（洗礼時は母の当時の姓ベイカー）、が本名である。
ヴィゴ・モーテンセンと繋がりがあるかどうかは知らない。
♪あんたがぁ～た、どぉ～こさ、ヴィ～ゴさ♪
阿蘇山を越えて北欧までふたりのルーツをたどってけば、
もしかしたら酪農の国デンマークあたりに、
モー点線で繋がってるかもしれない。モンロウは母の生家の姓である。
親戚じゅうや孤児院をタライマワシにされ、少女期に性的虐待を受けたそうである。
一説に、モンロウは虐待されつづけてきた頃の「ノーマ・ジーン」という少女と、
女優「マリリン」とが入れ替わる多重人格だった、という荒唐無稽なものがある。
いずれにしても、モンロウは、悲惨で孤独な幼年期を送った者に典型的な、
「動物を溺愛する」ヒトだったらしい。モンロウ「晩年」の愛犬は、
ニューヨークでまだ故アーサー・ミラーと暮らしてたときに、
女優の故ナタリー・ウッド（「ウェスト・サイド・ストーリー」のヒロイン役で有名。
モンロウの死の後年、やはり不可解な水死を遂げる）の母親がブリーダーをしてたのであるが、
そこから故フランク・シナトラが買ってモンロウに贈った白のマルチーズである。
ププッピドゥ！　そして、ミラーと別れてハリウッドに引っ越したときには、
ミラーへの意趣返しに、その犬をミラーからプレゼントされた高価な白のビーヴァーの
コウトのうえに寝かしつけてたのである（そこにおしっこしてしまうから）。
ときに、モンロウはその犬を「マフ（Ｍａｆ）・ハニー」と名づけてたのである。
Ｍａｆ（ｉａ）の故ジアンカーナと関わり深いシナトラからもらった犬だからである。
犬を飼ってたモンロウであるが、我が国の昭和７年に起きた
「５．１５事件」時の故犬飼首相と故山岸中尉のやりとり、
「話せばわかる！」「モンロウ無用！　撃て！」を想起する。
夫婦も結婚７年も経つと、「カンヴァセイション・ノーリターン」だそうである。
「七年目の浮気」では、トム・イーウェルがラフマニノフの「２番ｐｆ協」を弾いて
モンロウの気を惹こうとするのであるが、まったく興味をもたれなかった。
そのラフマニノフの「２番ｐｆ協」の主章には、
「○タタ・タタタ」というｐｆの６拍律動が、
「ターター・ターター」というオケの４拍に被せられてる箇所が出てくるのである。
まるで、７つの耳で聴いてるような感じであるが、きちんと合うのである。
これを我々エセ音響研究者は「ダ・セヴン・イヤー・一致」と呼んでる。
いずれにせよ、チャイコフスキーを踏襲したラフマニノフの「２と３」「３と２」である。
さて、例の「康煕王朝」であるが、録画しといたのを観てるのだが、この前は、
蒙古のガルダンの部隊が北京から引き揚げてくとき、
「チンギス・ハーンもこの道を通って北京に入った」
というデタラメを言ってた。入ってきたのは第５代のフビライ・ハーンのときである。
偉大なる２代めオゴタイ・ハーンが築いたカラコルムが都である時期が、
第４代モンケ・ハーンの代まで続いたのである。我が国の在原業平も、旅情豊かな
シルクロードの町カラコルムを、そこに咲く花カキツバタを折り込んで歌に詠んでる。
「ニセ物語」（「昔、お供ありけり」で始まるアレである）から引用する。
　カラコルム、来つつなれ西、ツアーしあれば、はるばる絹る、足袋をしぞ思ふ。
ちなみに、満州女真族も初代ヌルハチ時代（後金）は山海関を越えてはおらず、
北京に入城したのは、叔父ドルゴンに率いられた３代めの幼帝フリンちゃんのときである。
世に「二キ三スケ」という言葉があった。満州国の経営を担ってた５人の実力者のことである。
二キ　：東條英「機」、 星野直「樹」
三スケ：鮎川義「介」、 岸信「介」、 松岡洋「右」（この３名は長州閥）
ときに、日本が中国にこれまで施したＯＤＡの総額は、有償・無償・技術提供併せて、
３兆円。これは彼らお得意の「上乗せ勘定」ではなく正味の金額である。
この金のモトは日本国民が日本政府に収めた税金である。
その中国は自国民には日本から莫大な経済援助を施されてる事実はいっさい伏せといて、
周辺の国に「その金」で経済援助を行ってる、のである。そればかりか、中国は
武器の輸出国である。が、日本の左翼思想のお歴々はそんなことには目をつぶる。
ところで、マリリン・モンロウは左利きだった。
故東條英機元首相も左利きであった。女優杉田かおるも左利きである。
ちなみに、故鮎川義介は日産の創設者であり、杉田かおると結婚した純太の祖父である。
さて、ここでトウジョウねがった人物であるが、その父親英教は、
陸軍大学校第一期生首席という超秀才だったそうである。が、
南部家盛岡藩士だったため、主流の長州閥に疎んぜられて一線からは退けられてたとか。
その倅英機も陸軍大学校を出たが、それからほどなくスイスとドイツで研修後、
母校の教官になった。そのときの講義のひとつに、「マルヌの会戦」があったそうである。
マルヌとはパリの東約５０ｋｍあたりの河畔である。その近郊には、
ブリ・ドゥ・モーという白カビ・チーズの産地がある。
そこで育成されてる乳牛がモーと鳴くのである。それはともかく、
一次大戦初期（１９１４年９月）、パリに侵攻しようとする西部戦線の独軍を
仏軍がここを破られたらモーお終いだとぼやきながらかろうじて守った戦闘である。
が、東條はこの地名「ｍｅａｕｘ（モー）」をなぜか「ミャックス」「ミャックス」
と言ってたのだそうである。そこで、
生徒からは「ミャックス」というあだ名で呼ばれてた由。
昭和２３年１２月２３日未明、当時の皇太子殿下のお誕生日であらせられるなか、
東條は他の６名とともに、現在はサンシャイン６０となってる巣鴨プリズンで
絞首刑にされた。死骸は横浜の保土ヶ谷の近く、久保山斎場で火葬にされたが、
遺骨は遺族には渡されず、ＧＨＱが接収してったのである。
それから１３年と８箇月がスギタころ、
モンロウのもとを訪れたのは３マギのひとりバルタザルではなく、
麻酔薬バルビタル座薬であった。第５代大統領のモンロウは
中南米諸国の内政に「干渉」しないという宣言をしてスペインを牽制したが、
女優のモンロウは何者かの手によって「潅腸」されたのである。
トルーマン・カポーティはゲイだがモンロウが憧れの女性だった。
「ティファニーで朝食を」の主役もモンロウを想定して書いたとか。その役が
ヘッバーンに決まったとき、カポーティはガッカリしてこう思ったにちがいない。
（「ローマの休日」でなくても、ノーマのようにせよ）と。