昨日から、
邦題「42 世界を変えた男」が日本でも封切られてる。
黒人として初のメイジャーリーガーとなった
ジャッキー・ロビンソンを描いた映画らしい。現在、
MLBのすべての球団でそのユニフォーム・ナンバー「42」が
リタイアド・ナンバー(永久欠番)とされてずいぶんと持ち上げられてる。が、
その苦難と美談はともかくも、実際の同人は
選手としては並以下の取るに足らない選手である。ときに、
今スィーズンのMLBはボストンがワールド・チャンピオンとなったが、
映画「フィールド・オヴ・ドリームズ」でケヴィン・コスナーはフェンウェイパークで観戦中に
"Go the distance(ゴウ・ダ・ディスタンス)"という声を聞いた。一般的に
「最後までやりぬけ」という意味であるが、
「完投しろ」という意味で野球でも使われた言葉である。ただし、
今年初めて負けても完投しろ、4点取られても完投しろ、
とマー君に言ってるわけではない。ともあれ、
そのときにケヴィン・コスナーの目に映ったのが
"Doc Moonlight Graham"
という名だった。そして、この映画で、
ハンチング帽をかぶった白髪・白髭の老人、
MLB出場1試合守備のみで、のちに医師となったムーンライト・グレアム役こそ、
バート・ランカスターである。今の若い世代になじみは薄いだろうが、
この映画でわずかに知ってる人はいるかもしれない。
本日は、米国の俳優だった
Burt Lancaster(バート・ランカスター、1913-1994)の
生誕100年にあたる日だった。
バート・ランカスターが出演した映画の中で私が一番印象に残ってるのは、
"Birdman of Alcatraz
(バードマン・オヴ・アルカトラズ=アルカトラズ刑務所の鳥類研究者)"、
(邦題=「終身犯」)(1962年製作、同年公開)である。
18歳のときに愛人だった36歳の売春婦を殴った男を殺し、
収監されてた刑務所で看守を殺し、絞首刑を言い渡されたものの、
母親の嘆願が叶って終身刑に減刑され、一生をムショ暮らしで終えた
Robert Stroud(ロバート・ストラウド、1890-1963)という
実在の人物の実話の映画化である。
中庭散歩の時間に嵐で巣ごと地べたに落ちてしまってるスズメのヒナを
ストラウドは拾いあげて独房の中に持ち込む。そして、
それを育て、飼い慣らす。ちなみに、
のちの「刑事コジャック」、テリー・サヴァラスが隣監房の囚人役で出てた。
サヴァラスはアカデミー賞助演男優賞にノミネイトされ、
ランカスターも主演男優賞にノミネイトされた。ともあれ、
やがて、鳥は増え、刑事事件で服役してるストラウドの
監獄(cage)の中が鳥かご(cage)でいっぱい、
という状態にまでなる。が、
一羽の鳥が病気になる。ストラウドは取り寄せた専門誌で調べるが、
治すのは難しいと書かれてる。それでも、
ストラウドは監房に薬品を取り寄せ、
自ら調合して特効薬を作り出してしまう。そして、
研究内容を論文にして投稿すると掲載された。そうして、
ストラウドはその道の"権威"にまでなってしまったのである。
映画は実際のストラウドの体が弱って、アルカトラズから
待遇のいいイリノイ州の刑務所内の病院に移動となった頃に作られた。
伝記作者役のエドモンド・オブライエンが移送途中のストラウドに会う場面があるが、
それはおそらくフィクションであろう。
ランカスターはストラウドの26歳から死の前年の72歳までを2時間半で演じた。
アラスカからカンザスに移送された直後に、母親の写真をいじられたことで
同房の囚人にキレたが、その"友人"がムショのボスだった。
そのボスが"おだやか"にストラウドに和解を求めたものの、
「母親の写真ごときで」と言われてまたキレたとき、
洗濯物を入れる籠で殴りつける場面の殴りかたが、
腰の回転と手首のスナップを利かせたリアルなものである。
その母親がはるばるアラスカからカンザズで面会に来たのを
意地悪く拒否した看守に文句を言ったとき警棒で殴られて
逆に殺してしまう。が、鳥類学の世界的権威となって
年老いたときにムショ内で暴動が起きたが、そのときにはもう
キレるストラウドではなく、"人格者"のような学者となってた。
キリスト教の精神に基づいた死刑制度反対・廃止や
凶悪犯罪者の更生の可能性に関して、
ジム・カヴィーゼルとバート・ランカスターの顔を判別することさえときに間違う、
宗教を信じてない拙脳なる私には一概には是非は判じれない。が、
この前の月曜日(10月28日)に帰宅したときに点けたTVが
「プレッシャーSTUDY2013羽鳥慎一率いる早稲田軍団vs
石原良純率いる慶應軍団世界の中の日本スペシャル」
の番組終わりに近い、
「世界の米生産高が日本(13番め)より多い国を答えよ」
という場面だった。
元NHK記者で前高知県知事にして鳩山由紀夫のオトモダチである橋本大二郎と
船酔いして武士にあるまじき醜態を晒した勝海舟の玄孫だという高山みな子は、
間違えるにことかいて、それぞれ、
ロシア、カナダ、と出放題に誤答した。おそらくは、
国土全体の面積が広いから短絡的に思いついたのだろう。
コメが北緯50度以北で育つか?
北海道の稲作だって日本人の知恵と努力で可能になったものである。
非常識にもほどがある。オメデタイ連中である。
無学歴かつ犯罪者のストラウドの爪の
ゴキブリの垢でも煎じて飲ませたほうがオツムによほどいい。
てめえの仕事だけに飽きたらず、ミノほどをわきまえず、
常識と教養を問われるTV番組に出るなど欲張りにもほどがある。
アルカトラズというよりはアブハチトラズというものである。
邦題「42 世界を変えた男」が日本でも封切られてる。
黒人として初のメイジャーリーガーとなった
ジャッキー・ロビンソンを描いた映画らしい。現在、
MLBのすべての球団でそのユニフォーム・ナンバー「42」が
リタイアド・ナンバー(永久欠番)とされてずいぶんと持ち上げられてる。が、
その苦難と美談はともかくも、実際の同人は
選手としては並以下の取るに足らない選手である。ときに、
今スィーズンのMLBはボストンがワールド・チャンピオンとなったが、
映画「フィールド・オヴ・ドリームズ」でケヴィン・コスナーはフェンウェイパークで観戦中に
"Go the distance(ゴウ・ダ・ディスタンス)"という声を聞いた。一般的に
「最後までやりぬけ」という意味であるが、
「完投しろ」という意味で野球でも使われた言葉である。ただし、
今年初めて負けても完投しろ、4点取られても完投しろ、
とマー君に言ってるわけではない。ともあれ、
そのときにケヴィン・コスナーの目に映ったのが
"Doc Moonlight Graham"
という名だった。そして、この映画で、
ハンチング帽をかぶった白髪・白髭の老人、
MLB出場1試合守備のみで、のちに医師となったムーンライト・グレアム役こそ、
バート・ランカスターである。今の若い世代になじみは薄いだろうが、
この映画でわずかに知ってる人はいるかもしれない。
本日は、米国の俳優だった
Burt Lancaster(バート・ランカスター、1913-1994)の
生誕100年にあたる日だった。
バート・ランカスターが出演した映画の中で私が一番印象に残ってるのは、
"Birdman of Alcatraz
(バードマン・オヴ・アルカトラズ=アルカトラズ刑務所の鳥類研究者)"、
(邦題=「終身犯」)(1962年製作、同年公開)である。
18歳のときに愛人だった36歳の売春婦を殴った男を殺し、
収監されてた刑務所で看守を殺し、絞首刑を言い渡されたものの、
母親の嘆願が叶って終身刑に減刑され、一生をムショ暮らしで終えた
Robert Stroud(ロバート・ストラウド、1890-1963)という
実在の人物の実話の映画化である。
中庭散歩の時間に嵐で巣ごと地べたに落ちてしまってるスズメのヒナを
ストラウドは拾いあげて独房の中に持ち込む。そして、
それを育て、飼い慣らす。ちなみに、
のちの「刑事コジャック」、テリー・サヴァラスが隣監房の囚人役で出てた。
サヴァラスはアカデミー賞助演男優賞にノミネイトされ、
ランカスターも主演男優賞にノミネイトされた。ともあれ、
やがて、鳥は増え、刑事事件で服役してるストラウドの
監獄(cage)の中が鳥かご(cage)でいっぱい、
という状態にまでなる。が、
一羽の鳥が病気になる。ストラウドは取り寄せた専門誌で調べるが、
治すのは難しいと書かれてる。それでも、
ストラウドは監房に薬品を取り寄せ、
自ら調合して特効薬を作り出してしまう。そして、
研究内容を論文にして投稿すると掲載された。そうして、
ストラウドはその道の"権威"にまでなってしまったのである。
映画は実際のストラウドの体が弱って、アルカトラズから
待遇のいいイリノイ州の刑務所内の病院に移動となった頃に作られた。
伝記作者役のエドモンド・オブライエンが移送途中のストラウドに会う場面があるが、
それはおそらくフィクションであろう。
ランカスターはストラウドの26歳から死の前年の72歳までを2時間半で演じた。
アラスカからカンザスに移送された直後に、母親の写真をいじられたことで
同房の囚人にキレたが、その"友人"がムショのボスだった。
そのボスが"おだやか"にストラウドに和解を求めたものの、
「母親の写真ごときで」と言われてまたキレたとき、
洗濯物を入れる籠で殴りつける場面の殴りかたが、
腰の回転と手首のスナップを利かせたリアルなものである。
その母親がはるばるアラスカからカンザズで面会に来たのを
意地悪く拒否した看守に文句を言ったとき警棒で殴られて
逆に殺してしまう。が、鳥類学の世界的権威となって
年老いたときにムショ内で暴動が起きたが、そのときにはもう
キレるストラウドではなく、"人格者"のような学者となってた。
キリスト教の精神に基づいた死刑制度反対・廃止や
凶悪犯罪者の更生の可能性に関して、
ジム・カヴィーゼルとバート・ランカスターの顔を判別することさえときに間違う、
宗教を信じてない拙脳なる私には一概には是非は判じれない。が、
この前の月曜日(10月28日)に帰宅したときに点けたTVが
「プレッシャーSTUDY2013羽鳥慎一率いる早稲田軍団vs
石原良純率いる慶應軍団世界の中の日本スペシャル」
の番組終わりに近い、
「世界の米生産高が日本(13番め)より多い国を答えよ」
という場面だった。
元NHK記者で前高知県知事にして鳩山由紀夫のオトモダチである橋本大二郎と
船酔いして武士にあるまじき醜態を晒した勝海舟の玄孫だという高山みな子は、
間違えるにことかいて、それぞれ、
ロシア、カナダ、と出放題に誤答した。おそらくは、
国土全体の面積が広いから短絡的に思いついたのだろう。
コメが北緯50度以北で育つか?
北海道の稲作だって日本人の知恵と努力で可能になったものである。
非常識にもほどがある。オメデタイ連中である。
無学歴かつ犯罪者のストラウドの爪の
ゴキブリの垢でも煎じて飲ませたほうがオツムによほどいい。
てめえの仕事だけに飽きたらず、ミノほどをわきまえず、
常識と教養を問われるTV番組に出るなど欲張りにもほどがある。
アルカトラズというよりはアブハチトラズというものである。
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