チャイコフスキーのいわゆる「マンフレッド交響曲」は
4つの楽章から成る。その【第3楽章】は、
<Pastrale. Vie simple, libre et paisible des montagnards>
(パストラル。ヴィ・サンプル、リーブル・エ・ペズィーブル・デ・モンタニャル)
「(拙大意)牧歌。素朴な生活、山人の自由で平穏な」
と題されてる。
死に場所を求めて彷徨ったあげく
崖から飛び降りて死のうとするマンフレッドだったが、
チロリアン・ハットの房飾り素材用の
シャモワ(カモシカの仲間)を撃つ狩人に助けられてしまう。
彼らの(学問や教養はないが)素朴な生活こそが救いかと思うものの、
城主で博学なマンフレッドには所詮そうした生活になじめなかった。
音楽は、素材で並べると、
[アンダーンテ・コン・モート、付点四分音符=48、6/8拍子、1♯(ト長調)]
a)第01小節め=主主題(オーボエ):♪ソーーーーー・ラーー>ソ>ファー│>ミーーーーー・>レーーー>ドー♪
[ポーコ・ピウ・アニマート、付点四分音符=60]
b)第20小節め(弦群):♪ソー・<ラーー、<シ<ミー│>ドーーー、<ソー・>ファーーー、<ソー│>ミーー、>レ>ドー・<レーーーーー、│>ソーーー♪
c)第37小節め(フレンチ・ホルン):♪ドー・ドーー>シ>ラーー│<シーーー<ドー・>ラーーーーー│ーーーー♪
[テンポ・プリーモ]
a))第47小節め(木管群)
d)第64小節め(クラリネット):♪ソ>ミ>ド(3連符)<レー、・<ミーー>ド<レー、<ソ>ミ>ド(3連符)│<レー♪
e)第75小節め(弦群):♪ラーーーー<シー・<ドーー>シ<レー│ーー<ミー>ドー・>シーー<ド>ラーー、♪
b))第89小節め(木管群)
[ポーコ・ピウ・アニマート、付点四分音符=60]→[ピウ・モッソ、付点四分音符=72]
f)第108小節め(弦群):♪ラーーーーー・<シーーーーー│<ドーーー<レー・>ドーーーーー♪
g)第152小節め(トランペット):♪フィクス・イデ=マンフレッドの主題♪+運命動機(タタタ・ターー)
c))第183小節め(フレンチ・ホルン)
[テンポ・プリーモ]
a)))第193小節め(木管群)→クライマクス:第209小節め(弦群+α)
[ピウ・モッソ、付点四分音符=72]
f))クライマクス続き
c')))第241小節め(ゲシュトップフトのフレンチ・ホルン4管):♪ラーーーーー│ーーーーラー・<シーー<ド>ラー│<シーーー<ドー・>ラーーーーー│ーーーー♪
[テンポ・プリーモ]→[メーノ・モッソ、付点四分音符=40]
d))第260小節め(クラリネット)
a))))第277小節め:主主題の断片リレイ
282小節」
という構成になってる。
(第3楽章のダイジェストを
https://soundcloud.com/kamomenoiwao-1/tchaikovsky-manfred-3-mov
にアップしておきました)
特段の形式にあてはめられてはない。つまり、
城内や都市部で"ホワイトカラー"な仕事をしてる者に対して、
自然と向き合う生活である山人たちの生活が
「リーブル」であることを意図して無形式にしてるのである。
いっぽう、
この楽章は6/8拍子という拍子が採られてるが、やはり、
"Pastrale(パストラル)"という標題に適うのである。
4つの楽章から成る。その【第3楽章】は、
<Pastrale. Vie simple, libre et paisible des montagnards>
(パストラル。ヴィ・サンプル、リーブル・エ・ペズィーブル・デ・モンタニャル)
「(拙大意)牧歌。素朴な生活、山人の自由で平穏な」
と題されてる。
死に場所を求めて彷徨ったあげく
崖から飛び降りて死のうとするマンフレッドだったが、
チロリアン・ハットの房飾り素材用の
シャモワ(カモシカの仲間)を撃つ狩人に助けられてしまう。
彼らの(学問や教養はないが)素朴な生活こそが救いかと思うものの、
城主で博学なマンフレッドには所詮そうした生活になじめなかった。
音楽は、素材で並べると、
[アンダーンテ・コン・モート、付点四分音符=48、6/8拍子、1♯(ト長調)]
a)第01小節め=主主題(オーボエ):♪ソーーーーー・ラーー>ソ>ファー│>ミーーーーー・>レーーー>ドー♪
[ポーコ・ピウ・アニマート、付点四分音符=60]
b)第20小節め(弦群):♪ソー・<ラーー、<シ<ミー│>ドーーー、<ソー・>ファーーー、<ソー│>ミーー、>レ>ドー・<レーーーーー、│>ソーーー♪
c)第37小節め(フレンチ・ホルン):♪ドー・ドーー>シ>ラーー│<シーーー<ドー・>ラーーーーー│ーーーー♪
[テンポ・プリーモ]
a))第47小節め(木管群)
d)第64小節め(クラリネット):♪ソ>ミ>ド(3連符)<レー、・<ミーー>ド<レー、<ソ>ミ>ド(3連符)│<レー♪
e)第75小節め(弦群):♪ラーーーー<シー・<ドーー>シ<レー│ーー<ミー>ドー・>シーー<ド>ラーー、♪
b))第89小節め(木管群)
[ポーコ・ピウ・アニマート、付点四分音符=60]→[ピウ・モッソ、付点四分音符=72]
f)第108小節め(弦群):♪ラーーーーー・<シーーーーー│<ドーーー<レー・>ドーーーーー♪
g)第152小節め(トランペット):♪フィクス・イデ=マンフレッドの主題♪+運命動機(タタタ・ターー)
c))第183小節め(フレンチ・ホルン)
[テンポ・プリーモ]
a)))第193小節め(木管群)→クライマクス:第209小節め(弦群+α)
[ピウ・モッソ、付点四分音符=72]
f))クライマクス続き
c')))第241小節め(ゲシュトップフトのフレンチ・ホルン4管):♪ラーーーーー│ーーーーラー・<シーー<ド>ラー│<シーーー<ドー・>ラーーーーー│ーーーー♪
[テンポ・プリーモ]→[メーノ・モッソ、付点四分音符=40]
d))第260小節め(クラリネット)
a))))第277小節め:主主題の断片リレイ
282小節」
という構成になってる。
(第3楽章のダイジェストを
https://soundcloud.com/kamomenoiwao-1/tchaikovsky-manfred-3-mov
にアップしておきました)
特段の形式にあてはめられてはない。つまり、
城内や都市部で"ホワイトカラー"な仕事をしてる者に対して、
自然と向き合う生活である山人たちの生活が
「リーブル」であることを意図して無形式にしてるのである。
いっぽう、
この楽章は6/8拍子という拍子が採られてるが、やはり、
"Pastrale(パストラル)"という標題に適うのである。
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