チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「白鳥の湖#29終曲情景(4の2)」

2007年11月01日 21時55分37秒 | 瓢湖不充分白鳥の湖舞イアーリンク泡沫事件
NYヤンキーズの新監督が決まったらしい。今年の六月、
私は何かで次のような記事を読んだ覚えがある。が、
それがどの媒体だったかは記憶にない。まぁ、
黒田知永子女史と瀬川瑛子女史の顔も区別がつかない
拙い脳の私のことであるからしかたあるまい。それはどうでも、
「ボーティモー・オウ’ズのサム・パーロウゾ監督(現役時、
ヤクルトでもプレイしたことがある)が解任されたとき、
後任のオファーを受けて本人もその気になった。が、
『やめとけ、やめとけ。もう少し待ってれば、
もっといい話がきっとあると思うよ』
という内容の電話がNYの記者からかかってきて、結局、
決まりかけてたオウリオウルズの話をけった。背後で手を引いて
釘を刺したのは、ヤンキーズのGMだと推測されてる」
だから、トーリーの後任の「最有力候補」がマティングリだなんて、
ドンだけぇ~~~好き勝手言ってもIKKOにかまわなかったのであるが、
端からなかった話なのである。「出来高」という屈辱提示を
蹴るという「スラムダンク」で筋書きのトーリになったあと、
監督職が待ッティングリなのは、
焦ラーディひとだったのであるから……。さて、
ここにもひとり、「誤解」をとこうと
焦ってる男がいた。が、世の中には、
ドンなに反省し悔い改めると宣言しても、
Joe談だよと繕っても、取り返しがつかないことがある。
それにしても、監督が元捕手から元捕手へと、ヤンキーズが未だ
保守的といわれる所以である。まぁ、いずれにしても、
10年前のスィアトル同様、ポウスト・スィーズンに打つ
4番がいないことには、ペナントを制してもだめということである。

→2)[アッレーグロ・アジタート、C、無調号]
「ああ私を許してくれと王子は言う、等々。最後の場面」
弦楽5部のシンコペ伴奏に乗って、
独奏オーボエがイ短の「白鳥の歌」を吹奏する。
[アンダーンテ]部の終い、ハープのアルペッジョの
ホ長の主和音「e(<)gis(<)h」が
イ短の属和音として[アッレーグロ・アジタート]部を
導いてたことがわかる。
おなじく[アッレーグロ・アジタート]である#28の
「6♭(変ホ短)」とは対極の調である。つまり、
「裏切られ、絶望し、湖に戻ってきたオデットの悲痛な思い」
と「王子の言葉だけで誠意がない謝罪」は「相容れない」、
ということである。が、そうはいっても
「惹きつけられた男性」である。曲は
「白鳥の羽ばたき」音型からクロマティカルにシフトし、
「ロ短」の「白鳥の歌」を「思い起こさせ」る。さらに、
2幕#11で「ふたり」が出会ったときにオデットが
「もし私が結婚すれば」という、
*♪ラー・ーー・・ーー・>♯ソー、│
  <ドー・ーー・・ーー・>シー*♪
で展開された箇所の通奏低音、そして、次の#12の冒頭で
やはり通奏低音だった「嬰ハ」を主音とする
「嬰ハ短」に同歌は転じられるのである。ここで、
「A管移調楽器」支配の第2幕の中で#11乃至#12が
「B管移調楽器」で書かれてた「意味」が
「明らか」になってくるのである。さて、曲は
さらにクロマティカルにゼクヴェンツされ、
「ロ短」を模索する。そして、
嬰ヘ音のティンパニと小太鼓のトレモロに乗って、
*♪●●・ミー・<ファー・・<♯ソー・<ラー・<シー│
  ●●・>♯ソー・<ラー・・<シー・<ドー・<レー│
  ●●・>シー・<ドー・・<レー・<ミー・<ファー│
  ●●・・ミー・<ファー・・<♯ソー・<ラー・<シー*♪
が反復されて、→[ポーコ・リテヌート]。
「オデットは王子の腕の中に倒れこむ」
*♪ファー・>ミー・>レー・・>ドー・>シー・>ラー│
 >♯ソー・>ファー・>ミー・・>レー・>ドー・>シー│
 >ラー・>♯ソー・<ラー・・<シー・<・ドー・<レー│
 (リテヌート)<♯レー・<ミー・・<♯ファー・<♯ソー│
 (嬰ヘ音ティンパニと小太鼓と大太鼓のトレモロが
  pからクレッシェンドして→アッラ・ブレーヴェfffへ)*♪
となるのである。ちなみに、この
「オデットが王子の腕の中に倒れこむ」箇所は3連符なのであるが、
「拍」「アーティキュレイション」というものをないがしろにしてる
巷の演奏では、
*♪ファー・>ミー・・>レー・>ドー│
 >シー・>ラー・・>♯ソー・>ファー│
 >ミー・>レー・・>ドー・>シー│
 >ラー・>♯ソー・・<ラー・<シー│
 <ドー・<レー・・<♯レー・<ミー│
 <♯ファー・ーー・・<♯ソー・ーー*♪
というようにして平気な顔をしてるのである。ときに、
TOYOTAの金で開催された某コンクールの
vn部門で「優勝」したという者に密着して
聴視者の受信料を使って作った番組をみたが、
その「拍」「アーティキュレイション」のわきまえなさ加減に驚いた。
バルバロイの奇怪なアクセントを聞いて不快な気分になったという
ヘレネスの気持ちが理解できそうなくらいの「訛り」である。
演奏だけでなく、その姿勢も、音楽(とくにチャイコフスキー)を
やってはいけない類の輩である。弾いてる見た目も、
森進一の歌真似をする元大関琴風といった風情である。
尾車親方の歌謡曲は実際に巧いが、あのvnが
「巧い」「美人」とは噴飯ものである。また、
vn部門審査委員長は、金の亡者LVMH
(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン)総帥の妻に収まった女性
(元はピアニスト)とコンビだった男である。
金には目がないタイプということもアルノーかもしれない。たしか、
前に「日本人」が優勝したのも、ソ連崩壊で金欠になったコンクールに
日本の楽器会社が実質スポンサーについた年だった。何年か後には、
日本の音響機器メイカーがスポンサーについて、声楽でも優勝した。
「千の風になって」なんて「アルバム」を出す輩がチャイコフスキーの
「イョラーンタ」など歌っても的確に歌えるわけもない。
pf部門でもスタインウェイにとってかわった日本の楽器会社子飼いの、
チャイコフスキーなど弾いてはならない演奏をする輩が優勝した。
「アナタワーカミオーシンジマスカー?」
最近、故ダイアナ元英皇太子妃の最後の言葉が、
「leave me alone」ではなく、
「oh,my god save the queen」だった、
という報道がされたそうである。報道といえば、
宮里英樹とかいう「指揮者」とやらが痴漢で逮捕されたとか。
好田タクトのレパートリーに、この痴漢指揮者の物まねを
ぜひ加えてほしいものである。ダニー・ケイ態模写「芸」の
「レニー」よりウケるかもしれない。とくに、
NYのウェストサイドでは。
♪どこで痴漢したのだぁ~~~♪
♪それは、都内・トナ~ィ♪

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