小さなお部屋

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セクシー田中さん、原作者の悲劇あまりに酷い

2024年02月01日 07時43分29秒 | ドラマ


日本テレビ系列でドラマ化された「セクシー田中さん」などの作品で知られる漫画家の芦原妃名子さん(本名・松本律子さん 50歳)さんの突然の訃報報じられたのは1月29日夕方のこと。渦中の人気漫画家の訃報は衝撃を与え、SNSでは同業者やファンによる悲しみの言葉が広がっています。芦原さんは栃木県日光市の川治ダムで発見されました。1月自宅からは遺書が見つかっており、自殺を図ったと見られています。遺書は数行で行方をくらませた理由などが書かれていたそうです。これまでの経緯ををまとめると、

・芦原先生は兵庫県出身。1994年、「別冊少女コミック」(小学館)に掲載された「その話おことわりします」でデビュー、「砂時計」は第50回小学館漫画賞少女向け部門を受賞。累計発行部数700万部を超える大ヒット作となり、ドラマ化、映画化もされた

・ドラマ化にあたり「必ず漫画に忠実に」、作品の今後に影響を及ぼさないよう「原作者があらすじからセリフまで」を用意すること、「原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたい」こと、「ドラマオリジナル部分については、原作者が用意したものを、そのまま脚本化していただける方を想定していただく必要」があること、「場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もある」ことなどを条件としていた

・毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていた〉〈よくある王道の展開に変えられてしまう〉〈個性の強い各キャラクターは原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される〉〈粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いでほぼ原作通りの1~7話の脚本の完成にこぎつけていた〉

・8話から第10話まではドラマオリジナル脚本だったが、当初の条件は守られず、〈大幅に改変した脚本がまとめて提出され〉たという。特に第9話、第10話の脚本はベリーダンスの表現も間違いが多く、小学館を通じ日本テレビには芦原さんからの申し入れが繰り返されたそして、最終的に第9話と第10話はドラマのプロデューサーの要望を取り入れながら芦原さんが脚本を執筆し、日本テレビと専門家で内容を整えるという解決策となった

・芦原先生は、素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです。漫画『セクシー田中さん』の原稿の〆切とも重なり、相当短い時間で脚本を執筆しなければならない状況となり、推敲を重ねられなかったことも悔いてます〉〈9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいらっしゃるかと思います。どのような判断がベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、改めて、心よりお詫び申し上げます〉とコメント

・脚本・相沢友子(第1話~第8話)、芦原妃名子(第9話、最終話)』と記されていた、相沢さんは〈最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました〉《今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています。どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように》とインスタに投稿

・原作クラッシャーで、原作者や原作ファンを毎回怒らせ炎上するのに、仕事が入る相沢友子さん、過去にも別の作品の原作者が嘆いていた

・ドラマ『セクシー田中さん』の公式TikTokアカウントが芦原さんが脚本を担当した最終話についての批判的なコメントに『いいね』をつけている

・芦原先生は「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と投稿




















まず、芦原先生に心からの哀悼とお悔やみ申し上げます。私はセクシー田中さんは見たことないんですが、砂時計は見たので「あの漫画家さんだったんだ」と驚きました。こんな結末は悲しすぎます。日本テレビの自分たちに非はないかのような対応もあんまりです。脚本家の相沢さんも問題です。芦原先生に問題があると言わんばかりの投稿、相沢さんの改変が酷いから、見るに見かねて芦原先生が脚本を書いたんでしょう。原作や作者へのリスペクトを感じないし、過去にも批判されてる、この人は実写化作品には関わらせてはいけない人です。原作なしのドラマもあるし、脚本家としての才能はある方ですから、そちらで手腕をふるえばいい。

そもそも、原作があるものを映像化する場合、ドラマにしろアニメにしろ、原作に忠実であるべきで、原作や作者へのリスペクトを忘れてはならない。オリジナル展開やキャラを入れるにしても、原作の内容に、無理や矛盾などの影響がない範囲内でうまく取り入れなきゃダメ。原作者さんが大変な時間と労力、思いを込めて作りだした作品なのだから、映像化する時も大切にしないといけません。注目を集めるとか視聴率に比重を置きすぎるのは良くない。実写化のキャスティングにしてもキャラに合ってるかよりも、その時に人気の役者さんを起用して数字とろう感が否めない作品もありますよね。

規制が厳しくなりすぎて、原作のまま放送できないケースもあるので、多少のアレンジはしょうがないてすが、原作と大幅に違うものになっちゃうなら、TVドラマ化はしないほうがいい。ネット配信とかもあるわけですし。今回の件は、実写化の問題点が浮き彫りになった出来事で、それが最悪な結果となってしまいました。原作者さんと原作ファンの方をうならせてこそ本当の実写化成功と言えるんじゃないでしょうか。

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