テレビ離れが加速しているという記事をみました。たしかに私自身も災害や大事件などがあったときにニュースを見るくらいです。テレビ離れの原因は分かりやすい理由で、
・ネットの普及
・サブスクや見逃し配信などリアルタイムでなくても見れる
・規制が厳しくなりすぎて出来ることの幅か狭まった
・さまざまな方面に配慮しすぎ
・クレームに過敏になりすぎ
・大手芸能事務所、政治家、皇室などに忖度(見る側の目も厳しくなった)
というのが主な点かと思います。
たしかにネット普及は大きいですよね。あと規制が厳しすぎる問題、ある程度の規制は必要ですが、厳しすぎると、人々の心に残る名作や番組はできなくなる。放送倫理に反してはないが、無難で面白みにかける、なんかイマイチなものになってしまいます。
多様性や現代の価値観に配慮しすぎ、とらわれすぎだと思います。例えばサザエさんに「現代の価値観に合わない、女性蔑視」というクレームがあったことがニュースになってましたね。サザエさんは昭和二十年代から四十年代の日本が舞台。今と価値観が違うのは当然ですし、現代の価値観に合わせるほうが不自然です。大正時代や江戸時代、戦国時代が舞台の作品もありますが、時代背景を忠実に描くことで、当事を知るいい機会になるのです。子供たちが、なんでも今の価値観に合わせて、それしか見れないとしたら、そっちのほうが不幸に感じます。
ニュースにしても、過剰報道や不適切なものはダメですが、不自然なほと報じないのはおかしい。旧ジャニーズ問題でもそうだったように、今なお忖度が完全にはなくなってないんでしょう。報道すべきことをそういう理由で報道しないのはあってはならないし、見る側の目も厳しくなっているので、昔は平気でも今は問題になります。
本当に必要な規制や配慮がなんなのか、どの程度が適切かをきちんと考えて見直さないかぎり、テレビ離れはとまらないでしょう
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