PCクリニックの堀田です。
最近更に暑くなってきたように思います。昔、脱水症状や熱中症になったことがあるのでこまめな水分補給を心がけていますが、それでも水分が足りない足りない(´;ω;`)
仕事中も常に水分を持ち歩いていたい気分です。ただ、機械を扱っているので水分はとっても危険なんですよね。
そんなわけで今回は最近増えてきたパソコンへの水こぼしのお話です。
最近ノートパソコンやタブレットに液体を零してしまったという問い合わせが増えています。
私達からしたら、液体零しという単語だけで冷や汗ダラダラ。
なぜなら、最悪の事態になりやすい不具合原因だから。
パソコンの中にはマザーボードという基盤やノートパソコンの場合だとキーボードユニットという部品があります。
液体零しの時はこれらが被害に合うパターンがとても多いんです。

被害がキーボードだけならキーボードユニットの交換だけでなんとかなることも多いのですが、マザーボードにまで液体がかかっていたら事態はとても深刻。最悪パソコン修理不可能な状態にまで陥ります。
何故そんなことに成ってしまうのか…。
マザーボードという基盤は、いわばパソコンの一番重要な、心臓にも似た部品です。
たくさんの金属が使われていて、電源から持ってきた電気をそれぞれの部品へ流したりその量を調整したり、部品から出た信号を別の部品に流してちゃんと命令が実行できるようにしたり。
パソコンの部品はほぼ全てがこのマザーボードに繋がり、マザーボードがなければパソコンは立ち上がることも出来ません。
そんなマザーボードに液体がかかると、電気が流れているのでショートしてしまいます。場合によってはショートした時に火花が出て焼け焦げてしまったり。これが原因で火事なんてお話もあるくらい。
運良くショートしなくても、そのまま使い続けると腐食によってやっぱり電気回路に問題が発生します。
また、液体がかかった跡が多少あるだけでメーカーでの修理の金額は跳ね上がります。
パソコンに液体がかかってしまう時、飲み物を飲みながらパソコンを使っていて、手が滑って…という理由がほとんど。液体がただの水ならまだちゃんとした対応ができれば無事な場合も有りますが、コーヒーや紅茶、スポーツドリンク、炭酸飲料など液体に何か成分が入っているものだと更に回復できる確率が下がってしまうのです。
もし液体を零してしまった場合、絶対にやってはいけないことはパソコンの電源を入れること。
心配になって電源を入れてしまう人が多いですが、実はこれがとどめに成ることが多いので、絶対に電源はいれないで下さい。
最悪正常に電源が流れずに、情報部品にまでダメージが加わります。そうなると救えたはずのデータすら取り出せなく成るのです。
また、電源ケーブルとバッテリーをそのままにしておくのも電気が流れてしまうのでよくありません。必ず外しましょう。
そして、見える範囲で液体を拭いた後は、モニタ側を下にして、乾燥剤(お菓子とかに入っているシリカゲルなど)の入った袋に密閉するといいです。
あくまで自然乾燥で、1週間程乾かしてからそこで初めて動作のチェックを行いましょう。
ドライヤーで乾かす人もいますが、熱が入るのも良くないので、これも絶対にやめて下さい。
適切な処理ができていればデータの取り出しや、状態によってはマザーボードの洗浄作業で治る場合も有ります。液体を零した時は慌てず、適切な処理を行って被害を減らしましょう!
マザーボードの軽度洗浄などは当店でも承っていますよ。
まあ、一番はパソコンに液体が掛かりそうなところで液体を扱わないことなんですけどね…。
最近更に暑くなってきたように思います。昔、脱水症状や熱中症になったことがあるのでこまめな水分補給を心がけていますが、それでも水分が足りない足りない(´;ω;`)
仕事中も常に水分を持ち歩いていたい気分です。ただ、機械を扱っているので水分はとっても危険なんですよね。
そんなわけで今回は最近増えてきたパソコンへの水こぼしのお話です。
最近ノートパソコンやタブレットに液体を零してしまったという問い合わせが増えています。
私達からしたら、液体零しという単語だけで冷や汗ダラダラ。
なぜなら、最悪の事態になりやすい不具合原因だから。
パソコンの中にはマザーボードという基盤やノートパソコンの場合だとキーボードユニットという部品があります。
液体零しの時はこれらが被害に合うパターンがとても多いんです。

被害がキーボードだけならキーボードユニットの交換だけでなんとかなることも多いのですが、マザーボードにまで液体がかかっていたら事態はとても深刻。最悪パソコン修理不可能な状態にまで陥ります。
何故そんなことに成ってしまうのか…。
マザーボードという基盤は、いわばパソコンの一番重要な、心臓にも似た部品です。
たくさんの金属が使われていて、電源から持ってきた電気をそれぞれの部品へ流したりその量を調整したり、部品から出た信号を別の部品に流してちゃんと命令が実行できるようにしたり。
パソコンの部品はほぼ全てがこのマザーボードに繋がり、マザーボードがなければパソコンは立ち上がることも出来ません。
そんなマザーボードに液体がかかると、電気が流れているのでショートしてしまいます。場合によってはショートした時に火花が出て焼け焦げてしまったり。これが原因で火事なんてお話もあるくらい。
運良くショートしなくても、そのまま使い続けると腐食によってやっぱり電気回路に問題が発生します。
また、液体がかかった跡が多少あるだけでメーカーでの修理の金額は跳ね上がります。
パソコンに液体がかかってしまう時、飲み物を飲みながらパソコンを使っていて、手が滑って…という理由がほとんど。液体がただの水ならまだちゃんとした対応ができれば無事な場合も有りますが、コーヒーや紅茶、スポーツドリンク、炭酸飲料など液体に何か成分が入っているものだと更に回復できる確率が下がってしまうのです。
もし液体を零してしまった場合、絶対にやってはいけないことはパソコンの電源を入れること。
心配になって電源を入れてしまう人が多いですが、実はこれがとどめに成ることが多いので、絶対に電源はいれないで下さい。
最悪正常に電源が流れずに、情報部品にまでダメージが加わります。そうなると救えたはずのデータすら取り出せなく成るのです。
また、電源ケーブルとバッテリーをそのままにしておくのも電気が流れてしまうのでよくありません。必ず外しましょう。
そして、見える範囲で液体を拭いた後は、モニタ側を下にして、乾燥剤(お菓子とかに入っているシリカゲルなど)の入った袋に密閉するといいです。
あくまで自然乾燥で、1週間程乾かしてからそこで初めて動作のチェックを行いましょう。
ドライヤーで乾かす人もいますが、熱が入るのも良くないので、これも絶対にやめて下さい。
適切な処理ができていればデータの取り出しや、状態によってはマザーボードの洗浄作業で治る場合も有ります。液体を零した時は慌てず、適切な処理を行って被害を減らしましょう!
マザーボードの軽度洗浄などは当店でも承っていますよ。
まあ、一番はパソコンに液体が掛かりそうなところで液体を扱わないことなんですけどね…。