神奈川県横浜市パソコン修理、廃棄の総合病院 PCクリニックです。
今回ヒンジ破損修理依頼を頂いたノートPCは17インチモニターを搭載したタイプでした。
一般的な15インチモニターのPCと比較すると、開閉する際の力がモロにヒンジに加わってしまうのでしょうね。
開けてみるとヒンジ部分の雌ネジは全て抜けてしまっておりました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、固定部位のプラスチックがバラバラに砕け散ってい ▲ヒンジ部位の修理をします
トップケースとボトムケースをすべて交換する方法もございますが、その場合どうしても高額になりますので破損部位を修理する事になりました。
修理方法としては、破損したプラ部位を全て樹脂で固めて雌ネジで埋めても良いのですが、ヒンジは力のかかる部分ですのでその場合恐らくすぐ取れてしまうでしょう。
今回は、トップケースとボトムケースに下穴を開けてボルトとナットで共締めすることにしました。
偶然にもトップケース・ボトムケースはアルミ素材のタイプですから補強の必要もなさそうです。(プラスチックタイプですと樹脂補強も必要です)
▲ヒンジ修理完了
最終的には上記のとおりです。ボルト・ナットというよりはキャップボルトで固定しましたので非常に見た目がよい修理となりました。
仕上げが良い状態なので、ご返却をさせて頂いた際に、お客様にも喜んで頂く事が出来ました。これからも使用していきたいですね。
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