臨床心理士の第一歩

2015年に臨床心理士(CP)試験に,2018年に公認心理師試験に合格しました。もうすぐ68歳。CP5年目の更新年です。

怠慢で身勝手で無責任な「おとな」に負けてはいけない!

2015-11-18 11:14:40 | 政治
SEALDs KANSAIが,
「維新政治の改革の影響を受けてきた現場を取材し、生の声を集めるプロジェクトとして、"REAL" を立ち上げ」
たそうだ。

SEALDs KANSAI

彼らは,以下の主張をしている

「センセーショナルな未来志向のスローガンよりも、日々の生活現場の具体的な問題を冷静に見つめた、歴史的な判断が求められています。私たちは、自由と民主主義を尊重し、現場の「リアル」に即した政治を求めます。」

そして,「【子どものリアル】」において,
かつて「高校生に笑顔をくださいの会」を作ったメンバーの一人を取材している。


橋下氏が私学助成金をカットした時,高校生たちが「高校生に笑顔をくださいの会」を作り,
橋下知事と話し合いの場を持った。
(高校生たちの行動力に拍手)

マスコミに切り取られた部分ながら,
以下です。

橋下市長が大阪の女子高生を容赦なく論破で号泣する生徒も 私立助成金大幅削減を巡り討論

橋下氏は,自分の理屈だけ押し通し,ただ切り捨てることしか考えていないことがわかる。
「政治家になってやってください」「国を変えるか」「この国から出るかしかない」
と話し合いにもならないことを答えている。
「もう高校生なんだから子ども扱いはしません」というが,
それは彼の勝手な言い訳にしか過ぎず,同等の人として真面目な議論をしようとも考えていない。

高校生たちは泣きながらも一生懸命,主張,反論していることがわかる。
橋下氏は,教育基本法を,つまりは憲法をまったく理解していない。
自分の人生観だけであらゆることを押し通し,そこに合わない人を頭から蔑んで無気力にさせようとし,
自分の人生観に合わないこと(?)はまったく勉強していない,必要性も感じていないことが露呈した。
こんな人が政治家になると,
市民にとってとんでもない悪政をしくことになってしまう。

その際にメンバーで高校生だったはなこさんは,
「子どもたちが生きる希望を持てる教育を!!」
と訴えている。


以下,一部転載させていただきます。

中学生の時にお母さんが亡くなりました。 兄がいるんですが、彼は父親のことが受け入れられず、家庭内の空気は最悪でした。中学生の時は家にいることがつらく、勉強も落ちこぼれました。学校にも行かなくなり、テストも受けられなかったので内申点もなく、私学の高校に行くことを決意したんです。

はじめに、代表をやっていた子が、橋下さんに自分たちの思いや家庭環境などを伝えようとしました。でも、橋下さんは話の腰を折って「日本の GDP を知っているか?」などの質問を何度も投げかけてきました。その子の話している内容とは全く関係がない質問です。彼女も緊張している中でうまく答えられず、その部分をメディアが切り取りました。


生きることを励ますような教育を望みます。自己責任という言葉は、本当に子どもたちを無力化させる。親が離婚してお金がないと言っている子どもに"それは自己責任だ"って、そりゃ無気力にもなります。子どもって、そんな責任を負わされていい存在じゃない。むしろそのしんどさに寄り添ったり、支えるのが大人や社会、そして政治の役割。政治家の責任でもある。









「ISを空爆するより、Facebookプロフをフランス国旗化するより、大事なこと―パリ同時多発テロ」

2015-11-18 09:37:11 | 平和とは
以下,フリージャーナリスト,志葉玲さんの記事です。
心から共感します。

11月17日志葉玲さんより


一部転載させていただきます。

イラクや、アフガニスタン、パレスチナ、そしてシリア・・・中近東の罪のない民間人を何人殺そうが、「自由と民主主義を愛する」国々の人々がその責任を問われ、裁かれることはない。「自由と民主主義を愛する」国々は一方で、人々を抑圧し、その権利を奪いとっている国々を支援している。そのダブルスタンダードへの絶望と憤りこそ、IS的な過激思想が広がる最大の要因だ。


中近東の人々はそれこそ、毎日の様に同胞達が虫けらのように殺されているのを日々観ているのである。或いは、彼ら自身の目で文字通り目の当たりにしているのだ。そんなことを、第一次中東戦争(1948年)以来、中近東の人々、イスラム教徒の人々は、ずっと、繰り返し経験しているのである。