相棒13-12 「学び舎」

2015-01-21 21:56:55 | Weblog
予告編を見ただけでは想像もしなかったような話だ。思えば杉並区は図書館の点で非常に充実しているほうだと思う。今はどうか知らないが、区内の大学の図書館とも連携して、区民の図書館利用の便宜も図られていたのを思い出す。

今は足腰の調子がわるくなって重い本を大量に運ぶ気力と体力が薄れているが、以前、上智大学の図書館を毎日利用していた頃、図書館の大量の書籍資料の充実ぶりに感心し、喜んで通っていたものだ。今日の話はその図書館というもののさまざまな機能を思い出させられるような内容だった。

図書館という場所はその気で見ればまさに知性の宝の山・・・ところが本日の話の事件ときたら、なんと学術的な価値のある資料は金銭的にも価値があったばかりに起きてしまった悲しい事件だった。

どういう内容か、例によって私のブログは話の紹介はあまりしない。ご自分で見るときのお楽しみだ。とにかく今日の話の舞台の大学図書館という場、まあ実際、身分証明とか紹介とか、安くはない料金とかいろいろあるけれど、それが可能ならば、読んだり、書いたりに、あんな有難い場所はないと思う。大学図書館といかなくても、大きい区立図書館があれば使わなければ本当にもったいないはなしだ。

今日の話の被害者の大学教授の言葉がすごくよかった。お金にはならなくても人生を豊かにしてくれるものというのがあるわけだ。しかし、それにしても右京さん、今回も大変な博識振りを発揮して、大学図書館という広大な本の森の中を歩き回って、事件の真相を見つけてしまった。