昨日は聖書の集い感謝ミサ(はてなから)

2015-04-10 13:15:51 | Weblog
昨夜は四ツ谷の駅前にあるニコラバレ(雙葉の修道院)の聖堂で、ご復活のお祝いと毎週木曜日に開かれている「聖書の集い」をしてくださっておいでで、東京教区補佐司教の幸田司教様の司教叙階10周年・司祭叙階30周年・そして還暦のお祝いの感謝のミサがあった。一人だけ体調を崩して参加中止された方がおいでだったのは残念だったが、いつものメンバーたちと、数人の雙葉のシスター、聖心のシスターも参加されて非常によいお祝いのミサであった。

ミサの後は近くのポルトガル料理のレストランで食事会。ところが、私も含めてエビのアレルギーのある人がいて、せっかくのおいしそうなお料理なのにいただくことができなかったのが実に残念。何しろ、ついこの間エビで顔が四谷怪談のお岩さんのような状態になって大変な目にあったばかりだから、本当に本当に残念ではあったが致し方なくエビがメインのお料理はほかの方に譲るしかなかった。

でも、聖書の集いのメンバーの仲間の方が、ポルトガルでお肉ではなく、新鮮ないわしを使った料理が如何ににおいしかったか、話してくださり、エビより新鮮な焼きたてのいわしの魅力を感じさせられて、エビの無念も晴れたのだった。

その方は経歴も面白い方なので、なぜ上智では心理学を学んでいたのが警察に就職したのかという話を伺い、人それぞれ、人生の道筋はさまざまなのを改めて教えられた気がしたものだ。先年この世を去ったうちの親類も精神科の仕事をしていたので、心理学では食べて行けない状況は漏れ聞いていたからこの方の話も、アメリカにいるお嬢さんの話も他人事ではない気がしながらうかがっていた。しかし、この方が霜山先生の教え子だったというのは知らなかった。びっくりだ。

最後に帰る間際に司教様が今日の全員に、アドリミナで司教様方がローマにお出かけになっていた記念ということで、パパフランシスコの笑顔の写真を一枚ずついただいた。問題もいっぱいあるカトリック教会だけど、一人一人の人の善意がいくつも集まるとき、ほんの少しずつでも傷ついている今のこの教会の傷が癒されるのだと感じながら帰宅した。