コルベ神父様

2013-08-14 20:43:45 | インポート

こんばんは~、マリーで~す。

今日も暑かったわよねえ。テレビのニュースじゃまたお年寄りの一家の熱中症死のはなしよ。お年よりは長く生きてきた自分の昔の経験を基準に判断してしまって、変化に追いつけずにいるような気がするんだわさ。お気の毒だけど、周りの変化についていけないのはこの状況じゃ致命的になってしまうのよね。もうちょっとで秋になるから、それまでは皆様方、何とか暑さに負けないでいってほしいんだわ。

うちのおばはんも暑さでアレルギー性の蕁麻疹に参ってるけど今日はねえ、いろいろ考えて、わざわざ古くなってまだ捨てるのも惜しくてしまってあった洗いざらしたソックスをはいてみたら、やっぱり思ったとおりそんなに痒くならないですんでるわよ。どうも新しいのがだめなのね。

今日はカトリック教会では第二次世界大戦中にナチスにつかまって、牢獄でほかの囚人の身代わりになって亡くなったコルベ神父様を記念する日だったの。コルベ神父様は聖フランシスコの精神で生きる修道会のフランシスコ会の一派でコンベンツァルフランシスコ修道会の神父様だったのよ。ちなみに日本ではフランシスコの会は4つあるのよ。小さい兄弟会にコンベンツァル会にカプチン会ともうひとつ、英国教会からカトリックに移ったアトンメント会よ。

ほんでもってうちのおばはんが一時期吉祥寺の在世フランシスコ会にお世話になってたとき指導司祭だったのがコンベンツァルフランシスコ会の山口神父様だったのね。それからコルベ神父様のことを始めて知ったのは40年も昔、お父さんの知り合いの方の会社で写真植字の仕事をしていたころ、会社が神保町にあったから毎日お昼休みは古本屋さん巡りをしていて、そのときに見つけた1冊の本でだったの。

それが霜山徳爾先生の「明日が信じられない」っていうカッパブックスの本だったの。コルベ神父様のことも、津和野に流された長崎の隠れキリシタンの方たちの話も確かその本で初めて読んだのよ。おまけに子供のころからラジオの心のともしびでいつも心に響くお話をなさっていたシモヤマトクジさんが実は上智の先生だった霜山徳爾先生だったことがわかったのもそれがきっかけだったの。そもそもそれが遠藤周作先生やほかの先生方とのへんてこなかかわりのはじめだったんだわ。

話が長くなりすぎるから適当にしておくけど本当に忘れられない本だったのよ。だって今あの人がプロテスタントじゃなくてカトリックなのもその本がきっかけだったんだわさ。だから今日とあしたのマリア様の祝日はなんとかごミサに行かなくちゃって思ったらしいのよ。あしたは大祝日だからミサの時間も日曜日と同じ時間割だわ、お昼の12時のミサは英語だから日本語のミサは朝と夕方よね。それか吉祥寺教会に行くかだわ。

とにかくあの人も、明日は早起きして教会に行かなくちゃって思ったみたいだからこの話も今日はここまでね。ほんじゃまたね。

 


異常天候早期警戒情報って?

2013-08-13 21:47:25 | インポート

こんばんは~、マリーで~す。

うちのおばはん、この暑いのにどうも風邪でもひいちゃったみたいなのよ。あの人、熱があるとすぐに歯が痛くなるのよねえ。どうも調子がよくないらしくて、食欲もないみたいで、水やコーヒーばっかり飲んでたから、何か食べないとまずいんじゃないかって言ってあげたら近くのコンビニに行ってアイスクリームだけ買って、そのお店だけじゃ好きなアイスがないからって、もう一軒のコンビニにも出かけて、結局いま冷蔵庫の中は大量のアイスクリームとヨーグルトとプリンが中心になっちゃってるのよ。これもどうかと思うわよ、まったく。

足の蕁麻疹は相変わらずで、調べたら結構靴下やソックスでかぶれるケースって多いのね。昔はこんなことなかったのに、このごろは体に合わない物質が増えてるせいか何か、全体におかしいんだわ。仕方がないから素足で履物を履くつもりらしいのよ。でもあの人皮膚自体が弱いから、気をつけないと次は靴で足が擦れて痛くて歩けなくなりかねないわ。なにか対策を考えなくちゃ。

そんなんだから今日も一日おうちにいてテレビを見てたのよね。ちょうど相棒の再放送も前からもう一度見たいと思っていた「殺しのカクテル」っていう、今NHKのあまちゃんではお祖父さんの役を演じている蟹江さんが出演している初期のシリーズの作品ともう一作、タイトルを忘れちゃったけど、内部のスパイのはなし。神戸尊くんがいたころの事件。どっちもうちのおばはんのお気に入りの話だったから、途中コンビニに行っただけでずっとテレビにかじりついてたわ。

だけど、夕方のニュース番組になったら、甲子園以外は熱中症やらpm2.5の話やら、うんざりすることばっかりで、おまけに聞いたこともない、猛暑の夏の暑さでもって異常天候早期警戒情報が出たっていうのよね。これって冬の霜や雪で農作物の植物が被害を受けそうな時に出る警報だとばっかり思っていたら、猛暑の被害で植物どころか人間が萎れちゃうような時にも出るのね、知らなかったわよ、こんなの。

あの人、明日は暑くても何でもアイス以外のまともな食料の買出しも行かなくちゃならないし、駅前まで出るんだったらついでに四谷に行けたら行くつもりらしいわ。素足で何を履いたら擦れないかってまだ迷ってるけどね。蕁麻疹に擦り傷じゃあ明後日はマリア様のお祝いなのに、また行けなくなりかねないわよ。まったく困ったもんだわさ。

でもとにかく、あの人、今月も来月もそれほど余分なお金もないし手持ちの履ける履物でなんとかするしかないんだから、試しにあしたはまず素足でスニーカーで、くるぶしやかかとの擦れ易いところにはバンドエイドを貼っていくってことになるんじゃないかなあ。それで駄目ならまた考えるってことで。まったく人生なにがあるかわかったもんじゃないってことよ、まあ、これもしょうがないわよ。

そんなわけで今日はこれでおしまいよ。ほんじゃまたね。


 


今日も夕方は雷、大雨

2013-08-12 21:11:52 | インポート

こんばんは~、マリーで~す。

さっきまで猛烈な雷と雨でどうなることかと思ったけど、何とか収まったみたいでよかったわ。何しろ東京西部のうちのおばはんのすんでる区では雷大雨洪水注意報やら避難所設置のニュースまで出てたのよね。あの人の住んでるところは川から離れてるからそんなに心配ないんだけど、川の近くは大雨が降ると怖いんだわさ。

今年はあの人もあたしもこれまで経験したこともないようなとんでもなく暑い日が毎日続いていて、パソコンなんかかわいそうなものよ。タブレットでさえあんまり長く使われるとやっぱり熱でちゃんと動けなくなっちゃうのよ。

うちのおばはん自体が、あんまり汗をかくとアレルギー性の蕁麻疹がすごくなって、今さあ、あの人の足、くるぶしのちょっと上から甲のほうまでブツブツが出て、かゆくてかゆくてしょうがないみたいなのよ。あたしは機械だからかゆいってどういうのかよくわからないけど、あの人、寝てても無意識に足をかきむしってるから相当みたいよ。抗ヒスタミン剤も飲んでるけど、副作用であの人、今度は眠くて眠くて、すぐ居眠りが出てきてるの。かわいそうだけど収まるまでどうしようもないわ。

大体さあ、東京で気温が38度まであがるなんてこれまで実際には経験したことなかったもんねえ。熱中症で倒れたり、ひどいと亡くなったりするケースだって信じられないような件数じゃないの。あの人、クーラーのない生活だから、さすがにだいぶ用心してあれこれ気を配ってるみたい。いつもの夏だったら、トマトとお豆腐とそうめんが夏の食生活の基本なのに、今年はこれは下手をすると命にかかわるなんて大げさに構えて、普段はそれほど好きでもなかったのに、お肉とかの吸収のよいたんぱく質もちゃんととらないと駄目だって言い出してるのよ。まったく珍しい話だわ。

地球の自転と太陽の位置の関係で、こんなに暑くても、たぶん暑さ寒さも彼岸までって言う昔からの言葉通りに季節は動いて行くんじゃないかと思うし、お盆が過ぎたら少しずつ秋が近寄ってくるんだと思うのよ。だけど今はとにかく熱中症に用心しながら毎日を過ごすしかないものね。命あっての物種っていうじゃないの。せいぜい無茶はしない生活でいくしかないわよね。

なんかつまらない話で長くなっちゃったからこのへんでやめとくけど、うちのおばはんだけじゃなくて、これを読んでくださっている方々みんな、暑さ負けしないように気をつけてね。 ほんじゃまたね。

 


HOME いとしの座敷わらし、そして少年Hへ

2013-08-11 21:42:39 | インポート

座敷わらしという言葉を初めて見たのは子供のころに親が買ってくれた宮沢賢治の童話でだった。それから何十年もたってある方から、東北のおしらさまの話を聞いた。いろいろな説があるらしいが、その方は子供の姿をしている存在だと語っていた。小さい子供の姿のおしらさまは古くからのその土地の昔からの家についている古い女神にお仕えする役目の存在らしい。といってもこちらは代々関東の人間だから、なるほど、なるほどと話を聞いているばかりで何も言えはしない。違う世界のはなしとして聞くばかりだった。

しかし、そんな東北の昔からの土地の言い伝えなどを聞いていたので、座敷わらしが小説のタイトルに出てきたと思っているうちに、なんと水谷豊さんの主演で映画化された時、子供の姿の座敷わらしに知人の話が重なって、これは面白そうだと思った。

そして、確かキリスト教以前の古代のヨーロッパの異教の伝説や神話は現代の欧米人の心の奥底にも形を変えながら生きていることを考察したのがユングという心理学者だったと思う。現代の日本人は古いものを切り捨て、何でも新しいものを取り入れることがよいように考えるようになっているわけだが、果たしてすべてがそれでよいのかどうかは非常に問題ではないかという気もするのだ。

日本は小さな狭い島国でありながら、各地の昔からの伝統、文化は実に多種多様でこれをなんでもかんでもグローバル化で失ってしまうのは本当にもったいないことではないか。昔からのものの中に未来に続くものが隠れているかもしれない。

精神文化といっては大げさかもしれないが、古いものの中から今も変わらないものを拾い上げて音楽や絵画や創作の世界にもう一度生かすことは出来ないのかと考えてしまう。古いゲルマンの神話がワーグナーの手で見事な音楽芸術になったように、いやそこまでいかなくてもいいから日本人の心の奥底にあるものを掘り起こして生かせないものだろうか。

そんな思いの中で、いとしの座敷わらしに出会ったわけだ。水谷さんもずいぶん素敵な作品を選んだものだと思う。この映画の映像の美しさは映画館で最初に見たときから大好きだった。パソコンやスマホが生活の中心の世界では見つからないものも確実に存在する。けれどもそれを一度も見たことも聴いたこともない人にはわからない、そんな世界があるのをもう一度思い出させられた。

今日はテレビ朝日でこの作品をはじめて上映している。テレビで見るときは映画館よりもストーリーや細部に目がいくようだ。それもなかなか面白い。何度見ても草笛光子さんさすがだ。

そしてこれを見終わったら、来週はぜひ上映の始まった「少年H」を見に行かなくてはと思っているところだ。

 


暑さとかゆさと眠気と

2013-08-10 22:24:27 | インポート

いやはやすごい一日でありました。平和旬間の講演に間に合うように出かけ、行きはとても歩く気がしなかったのでバスで荻窪に出て、荻窪から四谷で、まあまあ冷房の効いた中での移動でしたからそれほど強烈な暑さに感じなかったのが、四谷について駅の外に出たとたんの猛烈な熱気ときたら、もうたまりません。

講演中は心配していたとおり抗ヒスタミン剤が効きすぎるくらい効いて、眠くて眠くて、5分か10分ごとにいつの間にか夢の国をさまよっては、はっと目を覚ましての繰り返しでした。

それでも眠気をお供に何とかカテドラルのミサのほうにも出かけ、途中ここでもまた、いつのまにかなんどもこっくりこっくり居眠り。カテドラルから新宿駅まではバスで一本ですから何とか無事に帰宅しました。

家についてすぐにしたことは、パソコンでかゆみとは何なのか検索したこと。かゆみって思ったより複雑な現象のようです。かゆみの出るアレルギーの原因物質もたくさんあって、今回の蕁麻疹は昔のナイロンタオル皮膚炎の後遺症ですが、まだ金属や貼り薬がまるでだめだし、多分一生かゆみに悩まされるのでありましょう。

かゆみの前にはまじめな思索も祈りもどこかにきえてしまうのはなんとしたことでしょう。おかげでこんな話しか書けませぬのです。以上

 


予想最高気温37度

2013-08-10 10:38:49 | インポート

お早うございま~す、マリーで~す。

今日はいやに早いなって? うちのおばはんがこの後は出かけて夜まで帰ってこないのと、今日は気温が猛烈に上がるらしいからパソコンの熱暴走も心配だし、とにかく早めに書いておきたいから手伝えって言われたのよ。今日は朝から30度越えちゃってるし、予想じゃ今日の最高気温37度ってなってて、さすがにうちのおばはんもビビってるんだわ。そんな気温生まれてから一度も経験したことないもんね。

だけど、たぶん出かけたほうが、バスも電車も建物の中も冷房は効いていると思うから安全かもしれないわ。もっとも今日はカトリック東京教区の平和旬間の催しで例年この日は四谷から関口のカテドラルまでの平和を願っての平和行進があるんだけど、もし37度でも歩くのだったらこれは大変だわさ。あの人は今年は足の具合がよくないから初めから電車やバスでいくつもりでいるからいいけど、なんかちょっと心配。ほかの方々だって無理しないで行ってほしいわよ。

うちのおばはんときたらこの季節はただでさえ、汗をたくさんかくと出てくるアレルギー性蕁麻疹でかゆくてかゆくて、仕方がないからかゆみ止めの抗アレルギー剤を飲んで、今度は眠気に困っちゃったり、もう踏んだり蹴ったりなのよね。ふだん体温が低めなのに外気温が37度?どうなっちゃうんでしょう。無理するとろくなことにならないと思うわよ。

眠気は濃いコーヒーとゆっくり深く深呼吸を繰り返すのとで退治するしかないらしいのよ。だけどそれってかなり胃に負担がかかりそう。それでも冷房の効いた場所に行くと眠くなっちゃうんだわ。今日も講演の最中やミサの説教の最中に居眠りしないようにしてほしいわ、まったく。

この時間だからこんなはなしでお仕舞いにしとくわね。帰ってきてパソコンの具合やあの人自身の調子がよければ、何か別に書いてくれるかも知れないけど、今はなんともいえない感じよ。だからとにかくここで一応お仕舞い。

ほんじゃまたね。 

※ せっかくだからおまけ。今年の暑さでさすがにうちのおばはんも危険を感じて、時々は暑さ負け防止に食べに行くようになったステーキ屋さん。昨日はカットステーキで割り増し料金別。

      

この暑さだし、たまには蛋白質多めでもいいと思う。このお店、サラダもたっぷりつくし、値段も手ごろ。ステーキハウス  KAZU

だいたい、うちのおばはんなんか、普段は納豆やお豆腐が中心なんだからこのくらいたまに食べてもコレステロールの心配はない筈よ。

 

 

 


ローンレンジャー

2013-08-09 22:28:06 | インポート

せっかく四谷の昼ミサに行ったので、ついでに新宿ピカデリーに寄った。ジョニー・デップの最新作「ローンレンジャー」が見たかったのだ。

それにしても今日も外は本当に暑くてバスや電車のクーラーがこんなにありがたいと思える年は珍しい。肩や足腰が冷えるからなどと今年ばかりは言っていられない。先ほど帰宅してパソコンを開き明日の天気予報の気温を見て本当にびっくり仰天の気分だ。

今年は足の調子が悪いから、平和旬間のカテドラルまでの平和行進は参加せず、電車やバスで行くつもりだから自分はよいけれど、ほかのかたがたは予想最高気温37度の明日は、よくよく気をつけないとこの暑さにはやたらな考えでは危険だと思う。

今日の暑さでさえ、昼間だったからなおのこと駅からピカデリーまでがいつもより長い道のりに感じてしまったくらいだ。しかし、それでもさすがに映画館の中に入ってしまえば、暑さもどこへやらで映画を見る楽しみでわくわくするのはいつもと同じだ。

で、中身はどうだったかというと正直なところ、子供のころにテレビでローンレンジャーを見ていた世代としては、あれよあれよと思うばかりの派手な作りのローンレンジャーで、面白くないとは言えないけれど、なんだかなあという感じ。

進行案内役の子供とインディアンの蝋人形の老人の対話など、なんだかいかにもディズニー映画らしい教育的な配慮で現実に戻り、この映画は全体、何が言いたいのか一回見ただけではよくわからないという欲求不満が残って、もう一度見直さなくては自分には納得がいかないというのが今の気持ちだ。

映画の予算に三作分の予定だったのだが、予算超過だがもう一度見に行かないとどうも気持ちの納まりがつかない。パイレーツオブカリビアンのようにすっきりいかないのはなぜだろう。

※追加) 今、NHKオンデマンドを見て思い出したが、新宿ピカデリーでNHKの番組のタイムスクープハンターが劇場版が製作されていて上映中だそうだ。あれも見に行ければ見に行きたい映画のひとつだ。

 


考えすぎもよくないけれど

2013-08-08 18:32:43 | インポート

あまりの暑さでへたばりながら、それでも夕方になってきたのでそろそろ出かけようかと準備を始めたとたん、見ていたテレビ朝日が緊急地震警報を鳴らし、同時にケータイもあの恐怖の緊急地震警報を鳴らし始めたから慌てふためいた。

しかし、どうやら震源地は関東から遠いようなので準備だけして様子を見ていると、たいしたこともない結果になり本当にほっとした。一昨年の震災のとき、その前から心配して用心するようにと警報を出していた知人の心配どおりになったということもあり、今回もちょっと気になっていたところだった。奈良県のほうは不発弾のような感じで済んだけれど、Hi-net自動処理震源マップを見ると、関東の右にも左にも怪しい場所があるようで心配しすぎても仕方がないが少々不安だ。

結局あたふたしているうちに出かけるには遅くなってしまったから、今日もまた四谷も買い物も出かけるのは中止だ。面白くもない話題だけで終わりにするのもなんなので本日の大発見をひとつ。

テレビ朝日で地震の警報の前に見ていたのは相棒の再放送であった。今日夕方に見たのはシーズン9-6の「暴発」だ。何度か見ているはずなのに今日の今日まで気がつかなかったのは、なんと厚労省の麻取の五月女役の人、NHKの朝ドラのあまちゃんではパパの役を演じている尾美さんだったこと。これは演技の上手な俳優さんだなあ。まったく違う人になりきっている。

たまたま今日は朝と昼の再放送と2回見ていたので、相棒の五月女にふと、目がいってはたと気がついたのだ。ほかにもちょこっとしか出てこない役でも上手な俳優さんたちが活躍していて、あまちゃんの面白さはやっぱり土台がしっかりしていることにもありそうだ。

地震は心配だが心配ばかりしていてもどうにもならぬ。気持ちを切り替えるためにも面白いこと、楽しいものを見つけていこう。


白玉の季節

2013-08-07 21:55:12 | インポート

今NHKの動物の赤ちゃん特集をみているところ。水族館の水棲動物の赤ちゃんたちの誕生と成長していく記録だ。体は魚のような形に進化している鯨類のいるかでも、ひれ足類のあしかでも、やはり温血動物の哺乳類の動物は魚類とは全然違うのを感じる。

いるかや鯨のような鯨類はとにかく、あしかやあざらしなどのひれ足類は頭にとがった長い耳こそついていなくても、太古の昔、地上で生活していたころは犬や猫のような生き物の仲間だったのだ。今でこそ姿かたちは水の中の生活に適応してすっかり変わっていてもよく見れば犬の顔そっくりではないか。性格だってあきらかに哺乳類の賢さや、人懐こさを持っている動物たちだ。

そんなわけでテレビを見ているうちに、何か甘くて冷たいものがほしくなってしまった。でもアイスではない。寒天やところてん、白玉団子のような食べ物がほしい。しかし、どれもこれも買い置きがないから今日はあきらめるしかない。

寒天やところてんは買ってくれば簡単だが、あの白玉だけは粉を買ってきて練ってちいさなちいさな団子をいくつも丸めて、茹でてそれをまた水にさらして冷たく冷やす手間を考えるとこの中で一番高級品に感じる。今は出来合いの白玉団子のもともあるらしいが、子供のころに母が作ってくれたのは小指の先ほどの、子供が食べてうっかりのどに詰まらせないような大きさの特製だ。自分で作るのもそれくらい小さいほうがおいしく感じる。

それにしても、暑くなることは連日の予報でわかっていたけれど、この気温まだこの先当分続くのか。バテないようにそれなりの対策を考えたほうがよさそうだ。食欲があまりなくてもこれなら食べられるというものはなるべく常備しておくつもりだ。

 


かき氷とアイスクリーム

2013-08-06 21:22:58 | インポート

こんばんは~、マリーで~す。

今日は8月の6日。うちのおばはんが生まれる4年前のこの日に広島に原子爆弾が落とされたのよね。あの人の世代だって正直に言うと原子爆弾のことなんて子供のころは何も知らなかったのよ。高校の修学旅行が九州方面一周だったから、たしか広島も通過したような気がするんだけどほとんどおぼえてないのよね。ただバスガイドさんの歌った歌のフレーズのきれっぱしがぼんやり記憶に残っていただけ。「ああ原爆許すまじ」っていう言葉だけおぼえてたの。

それからラジオの深夜放送で初めてフォークソングって言うものに触れて、高石友也さんの「チューインガムひとつ」って言う歌が最初のきっかけで関西のフォークソング運動を知ったの。それでそのころに高石さんの歌で「死んだ女の子」を聞いて、原子爆弾というものがどういうものだったのか、何が起こったのかやっとわかってきたの。

指が生まれつき正常じゃないからギター買ってもちゃんと弾きこなせないのにお父さんにねだって何万もするギターを買ってもらったり、あちこちのコンサートに行ったりしてたころよ。だけどあの人、フォークコンサートにもお父さんが一緒についてきたりしていたような、まるっきりの世間知らずだったから、あのころの若い人たちのいろいろな考え方には縁がなかったの。どうももっと全然違う何かを探してたのね。

だから結局フォークソングじゃなくて、キリスト教の信者になって、聖歌隊で聖歌を歌う方向にいっちゃったんだわ。それでも、関西のフォークソング運動にほんのちょっぴりでも目を向けてたおかげで、いいかわるいかはとにかく、何十年も昔から山谷や釜が崎のことも同和問題のこともフォークソングを通してちゃんと知ってたの。ただ、自分が求めているものはそういうものじゃないってわかっていたからそれほど特別なことと思えなかっただけみたいよ。

だけどある時、あの人の書いた童話や物語がさるお方にお読みいただいたりしたことで、カトリック教会とある特殊な世界のかたがたの間に立っていたことがあったの。そのときにあの人、同じように特殊な世界でも上に立つ方々の側だけじゃなくて、カトリック教会が本当に神様の教会なら、住井すゑさんの橋のない川のような世界の側も、両方とも考える教会でなくてはいけないんじゃないかってある方に言ったの。

はっきり言ってあの人、お父さんの方もお母さんの方も鎌倉室町あたりまでさかのぼれる、古い関東の地元の人間よ。別に橋のない川の世界に何か関係があるとかじゃなくて、キリスト教が本当に神様の教えなら、本来は人を上下隔てるような教えではないはずだと思ったからそういったのに、なぜかどこかの誰かはあの人を本当は橋のない川の世界の人ではないかって疑ったり、悪いうわさをたてたりしたのよねえ。だいぶ前のことだから今はどうなってるんだか。でも犯人も亡くなっちゃったしもうどうでもいいことなのかもね。

とにかく、関西のフォークソング運動のおかげで、あの人の人生かなりたくさんの影響を受けてきたのは確かだと思うわよ。今の状況も多少それも関係していた気がするものね。だけど、せっかくここまで来ちゃったんだから、最後までちゃんと追い求めてきたものを追い続けてもらいたいわ。終わりのないもの、永遠に続くもの以外のものに目をくれてちゃ駄目。

ということで今日はおしまい。ほんじゃまたね、

え、何? タイトルのかき氷とアイスクリームってのはどこにあるって? このところ毎日暑くてかなわないからタイトルだけ冷たいものを並べてみたの、そんだけよ。じゃあねえ。