pepoとネットワークを語ろう

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LANポートの通信帯域制御について

2008-03-04 15:22:44 | Linux
LANのポート通信帯域制御をしてみる
CBQ.init traffic management scriptは/sbin/tc コマンドで送信の帯域制御を設定する時、比較的容易に出来るように、
スクリプト化したものです。
詳細は、traffic control Mini-Howtoを参照してください。
/etc/syconfig/cbq/cbq-xxx へ以下のような設定ファイルを書きます。
例:ネットワーク内 192.168.0.0/24 のhttpトラフィックを1Mbitに制限するものです。
/etc/syconfig/cbq/cbq-100.http
DEVICE=eth0,100Mbit,10Mbit
RATE=1Mbit
WEIGHT=100Kbit
PRIO=5
RULE=192.168.0.0/24:80

DEVICE=ifname,bandwidth[,weight]
ifname は eth0 eth1 などデバイス名
bandwidth は実際のデバイス ethernet 10Mbit 又は 100Mbit の帯域
weight は帯域に比例して調整します。推奨は weight = bandwidth / 10
RATE は割り当帯域 WEIGHT は RATEに対応して値 WEIGHT = RATE / 10 PRIO はプライオリティ1~8 デフォルト5 RULE は実際に適用するIP、プロトコル RULE=192.168.0.1:20/0xfffc この場合20~24ポートを帯域制限の対象になります。設定を入力したら、実際に起動させて動作確認します。
/etc/init.d/cbq.init start