太平洋のまだ大道芸やっています

大道芸パフォーマーの太平洋です。お仕事の依頼などはjug5taiheiyou@yahoo.co.jp

アヴィニョン演劇祭10日目(2016)、その4

2016-07-17 20:45:44 | パフォーマンス
16日(土)
アヴィニョン演劇祭10日目
3回目のパフォーマンスです。
その前に食べた、白身魚フライ乗せ、餡かけ焼きそば。美味しかったです。

夜のパフォーマンスにも慣れてきました。
夜は、お客さんのテンションが上がって盛り上がります。
しかし当然、ジャグリングはやり辛く、ミスが重なればお客さんは帰りやすい、良い面と悪い面の両方ある時間帯です。

しかしながら、この回は絶好調。
360度お客さんに囲まれて、歓声と拍手を頂くのは本当に芸人冥利に尽きます。

さて、この3回目。
先ほど警察に止められたのにやっているのは何故でしょうか?

順を追って話しますと。

まず前述の通り、警察から今日はフィニッシュだと言われました。口論はありましたが、パフォーマー達も警察には勝てず。ダンサー達のリーダー的存在、キモが私の肩を叩き「すまないが今日は終わりだ」と言いました。
そして警察も帰り、道具を片付け始める私。
するとまたキモがやってきて言います。
「さて、10分待とう。10分後に再開だ。安心しろ。警察が来ても俺らがいるから」。
フラン人の思考回路って、本当に素敵です。
まあ、でも私は彼らを信用しています。
なんかあっても助けてくれるだろうと思うので、再度準備。
ただ外国で何かあると怖いので、10分ではなく15分待ってのリスタート。
ちなみにその待っている間に「もう大丈夫だ。行け」「いや、もうちょっと待とうよ」なんて会話を2回ほど交わしましたが(笑)

そしてけっきょく、その後、私も他のパフォーマーも普通にやれました。

警察もフランス人。
一度注意したら、自分の仕事は終わったと、あまり関与しないのかもしれません(笑)




















アヴィニョン演劇祭10日目(2016)、その3

2016-07-17 14:04:06 | パフォーマンス
16日(土)、続き
9時くらいに3回目。
と思ったら、警察がやって来ました。
そうしたらなんと、音楽がうるさいとクレームが入ったから、今日はもうこの場所での大道芸は終わらせろとのこと。
危機を察知して駆けつけるフラン人のダンサー達。
当然のように警察と口論。
早口のフランス語で何を言っているかは分かりませんが、たぶん、コイツだけは日本から来ているやつだから、ショーをやらせてやれよ。音は小さくする。みたいな感じだったと思います。
今までも警察から音量で注意を受けていたことはありますが(私ではなく、ダンサー達が)。
止めろというのは初。
しかし口論しても「フィニッシュ」は覆らず。
落ち込み、うなだれるパフォーマー達。


アヴィニョン演劇祭10日目(2016)、その2

2016-07-17 13:51:45 | パフォーマンス
Frederic came here,and saw my spectacle.
I was happy to meet him.
I could do a good show.

我が家主、ピエールの親友にして、一緒にラベンダー畑に連れて行ってくれたフレデリックが、大道芸を観に来てくれました。
スベっている時でなくて、良いショーができている時で本当に良かったです。

合間に食べたのは砕いたマーブルチョコの乗ったクッキー。外はサクサク、中はしっとりの美味しいクッキーでした。
























アヴィニョン演劇祭10日目(2016)、その1

2016-07-17 13:30:41 | パフォーマンス
16日(土)
なんか色々ありました。
パフォーマンスは良い感じで3回できました。

まずは一回目。
野菜タップリのツナサンドを食べてから出動。
そしたらいきなりのポリス。
今日は中で結婚式をやっているから、5時まで音は使うなというお達し。
外国の地で、音無しで大道芸できるか?
正解は、やろうと思えばできる、でした。
大変でしたが、挑戦してみて良かったです。
お客さんも暖かく見守ってくれました。














アヴィニョン演劇祭9日目(2016)

2016-07-17 11:58:52 | パフォーマンス
革命記念日あけの15日。
例年はちょっと街が静かになるのですが。
気温がちょうど良いのか、けっこう人通りが多い。
しかし風が強い!!
ルヴァン・エ・フォー

朝から悩んだ結果。とりあえず行って、良くても悪くても1回やろう。
そして劇場を観に行こうと決めて出発。

結果。風は強くてもお客さんは集まり、良いパフォーマンスができました。
風が強すぎて、お客さんが「頑張っているなー」と同情的に見てくれたのかもしれません(笑)

夜は劇場。
ADLI BEAT UMを観に?聴きに。
全身黒タイツの男達が宣伝していて気になったのですが。窓口で「フランス語分からないけど楽しめるかな?」と一応は質問。
「ちょっとフランス語あるけど、基本は音楽だから大丈夫よ」。との返答で観覧を決定。

曲は意外にもクラシックが多く、よく見れば客層も年配の方が多め。あとはけっこう子供たち。若者〜中年層は少数。
もっとズンドコ激しくやるやつかと思っていたら違いました(笑)
でも「初心者のための楽しく優しいクラシック」みたいな感じで、全身黒タイツの男達が演奏の間にコミカルな演技を見せてくれて、飽きさせません。

コメディ部分で多少、フランス語のアテレコがありましたが。
だいたい演技で分かりました。

観に行って良かったです。

ちょうど良い中休みになりました。