☆ 今 日 の 幸 せ ☆

♪~生きていることに感謝、あなたに出会えたことに感謝、そして・・・明日が見えないことに感謝~♪

坂東 真砂子/日経のエッセイ

2006-09-01 | 今日の幸せ
:タヒチに今住んでるらしいね。 その彼女の家の近くに崖があって、そこから飼い猫の産んだ子猫を捨ててるという話を書いたら、抗議のメールや電話が殺到したとか、、、

:最近は、子育てのなんたるかもわからないで、子供を産んで邪魔になって虐待する話もよく聞くよね。

:子供を育てるのは、忍耐だよね、でもそれだけじゃなく、忍耐の中にも、成長を感じる喜びがあるじゃない。
それにいつかは、親のもとから飛び立って自由にしてくれるんだし。

:でも、障害児をさずかった親には、ちょっとあてはまらないよね。
ただ、人間て、人のために尽くすことに生き甲斐を感じるという部分もあると思うので、そんな部分を育てて生きていかなくてはならない立場の人もいるんだよね。そのうち、だんだんと、生き甲斐を与えてくれるものに、頼ってしまったりね。

:いかにも私は、「ボランティアやってます」みたいな、「やってあげてる」という態度は嫌だよね。そんな気持ちじゃないつもりで始めたボランティアで、いつまでも、初心をわすれないで、ボランティアを続けるのって、ボランティアやって、優越感をどこかで感じるとかないと、難しいんじゃない?

:ウーーーン、、、

:ところで、その日経の話に戻るけど、彼女の説明では、「人間には、他の生き物に不妊手術を自分たちの都合で勝ってに受けさせる権利はない。 雌猫は、盛りがつけばセックスもさせ、その結果子供を産ませてやるのが命を燃焼させることになる。」
ということらしい。

:でも産まれた子猫を殺す権利もない。 そこに矛盾が生じるけど、どちらかを選ばなければ、ということだよね。彼女は、子猫を殺すことを選んだということだ。

:オス猫は去勢すると、元気がなくなるんだって?  メス猫も、そうなんでしょうね。

:そうみたいだよ。ところで人間の場合は、どうなんだろうね。不妊手術で行き場のなくなった卵子は、どうなるんだろうね。
やっぱり、身体によくないかしらね。

:話は飛ぶけど、タヒチあたりは、野良猫がすこしくらい増えても大丈夫なんじゃない?

:いやーー、そんなのをほっておくと、あっという間に猫だらけになるんじゃない?