今日はこの前お見積もりにお伺いいたしました。
市川市のマンションにてアンテナ工事です。
UHFの減衰がとても酷く、毎日どのように施工しようか悩んでいました。
とりあえずお安く済ませたいと、私も思っているので、
家庭用の40dBのブースターを用意しました。
アンテナ直下で仮測の時67dBμでしたので、40dBないと
厳しそうです。
アンテナを立てる場所はここしかありません。
千葉をご覧になりたいとのことですので、ここ以外ですと他のマンションに
ぶつかってしまうんです。
サイドベースにはエポキシ、アンカー ネジ8本を打ってあります。
もちろんもうビクともしません。
アンテナはマスプロの耐久型のアンテナを使用しました。
素子はステンレス 他はドブです。
引き込み線などは張りなおしです。
同軸はメッセとラッシング処理しました。
これでとりあえず完成です。
とりあえず仮接続します。 BM452使用で定格運用します。
そうするとなんと、UHF44dBμ~ と約60dBの減衰・・・・
この前計算したら、55dBくらいだった気がしたのに・・・ 張替え・・・
なおかつアナログとのLV差で障害がでてしまいました。
アナログは80dBμ~ 20dBの減衰です。
そこれ BUに変更しました。 地デジのCNRは全て30dBになりましたが、
23chのみたまに障害がでて、CNRが悪化します。
ああああああぁ~ こうなると定格をあげるしかないわけです。
自宅が近いので、共同アンテナAMP35dB型の定格115dB
の中古をもってきました。 これでは定格に程遠いいので、昔外した
古いブースターを持っていきます。 これとカスケードにする事にしました。
お客様にはご負担をかけないように、中古の旨をお話して取り付け完了。
UHFのGainをあげるので、障害はなくなりました。
中古のVUB32の金具は錆が酷いので交換しました。
VHF UHF共に調整して無事完了しました。
悪そうなところは全て手直しました。
カスケードにはBS電源を流用です。BSアンテナはついていません。
このAMPはUHFアナ2波115dB
なので、定格調整には注意が必要です。実質アナ3波 デジ9波=約アナ4波と
カスー3dB。
端子にて50dBμ~ CNR30dB~ となりました。 マンションですから
このくらいないと、怖いですね。これでも少しアナログとのLV差がきになりますが、
ずーっとみていても問題なさそうなので、大丈夫でしょう。
アナログの画像が綺麗になったので、奥様が喜んでいただけました。
今回はご依頼をいただきまして、本当にありがとうございました。